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横面打ち

2016年1月に横面打ちの稽古をしたみたいです。
昨日2025年2月、横面打ちの稽古をしました。

2016年は、座技五教、四方投げ、入身投げ、小手返し、呼吸投げの稽古をしていて、その時の感想として「入るか、開くか」と記載していました。

昨日は、座技五教、一教、四方投げ、側面入身投げ、小手返し、入身投げの稽古をして、「入る捌き」と「開く捌き」を稽古しました。

合氣道の稽古において、「間合い」というのは非常に重要な要素ですが、横面打ちは、間合いの広い技の代表格です。そのため、間合いのコントロールを稽古するのに、最適な技だろうと思っています。

合氣道の技は、「技」と言っていますが、実戦を想定した技ではなく、合氣道を学ぶための「型」だと考えています。その目に見える「型」を繰り返し稽古することで目に見えない合氣道の本質を理解し体得するのが稽古だと思います。具体的には「間」、「姿勢」、「氣」、「中心」などなどですが、それらを体得できてしまえば、「動けば、それがすなわち技になる」ということだと思います。
ということで、合氣道の稽古においては、その「型」に秘められた本質的なところを稽古できるように正しい「型」を行う事を心がけています。

前置きが長くなりましたが、
横面打ちでは、そのひとつとして特に「間」を意識して稽古するようにしています。「間」を詰めて入る技と「間」が抜けないように開く技を明確に区別して稽古しています。

「受け」はしっかりと上段に構えて、足を踏み込みながら、間合いを詰めて打ち込むようにしています。本来は、袈裟斬りと押し斬りを区別すればいいのかもしれませんが、普段の稽古ではそこまでは意識していません。

「取り」が入る場合は、待たないように、重心を乗せるように、中心を捉えるように、、、というところ意識しています。
開く場合は、引かないように、回転しないように、「間」が抜けないように、重心が後ろに下がらないように、流れを止めないように、、、、意識しています。

2025年現在は、足を動かさずに重心の移動によって「間」をコントロールして、腰(股関節)の動きで流れを作って、入身に入れるように稽古しています。相手の中心を通り抜けるような感覚を目指しています。

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