意欲と信頼を高めるリーダーの役割

題名は意欲と信頼を高めると書いたものの、実務的には今の時代、信頼が先、意欲はその次に高めるのが王道です。

根本は(多大な)お金や肩書きが目的で会社に勤める人の割合が減ってる中で、若手メンバー中心に、その組織で働く動機が、「仲間と楽しく働ける事」また、「自身の存在を認めてくれる事」などに移ってるため、それらの想いを満たさずに、無理な成長意欲の喚起をすることは離職に繋がるためである。

と言う中ではまず↑の動機を満たし、リーダーはわかってるなーと言う信頼を得た上で、その人の意欲に働きかける事が大切だと実感する。

その上でまずやるべき事は
・リーダーとメンバー、またメンバー同士の相互理解を徹底的に行う(相互理解の深さと広さが関係性の良さと比例する)

・相互の取り組みに対して承認する機会を設ける

・リーダーは否定せず聴き続ける、基本的に

・この段階では、控えめな問いかけに徹する、またはチャレンジングな問いかけはやめる

ここまでで関係性を作りその後意欲に働きかける。

意欲に働きかけるためには

・本人のキャリア観を知り関連した機会を与える
・出来たことを誉める、承認する
・しっかりフォローし、成果創出まで見届ける
・さらに、成長する機会を理由とセットで伝え邁進させる

以上。これらを通じて、信頼関係をつくり意欲を高めたい。

信頼関係を作った以降、意欲を高める取り組みと能力を開発する取り組みは重複するところが多い。

大切なポイントは、
信頼関係、意欲向上、能力開発は行ったり来たりになり、直線ではないことを認識する事が大切である。

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