エンゲージメントスコアと業績
エンゲージメントスコアと業績は連動すると言われている。エンゲージメント高いと
・その会社は業界内の平均利益率よりも高い
・離職率が低い
・生産性が高い
などなど。
本当にそうかこの数年自組織のエンゲージメントスコアをざっくり見て、業績との連動を考えてみたが、結論今のところ言えそうなのは
・7-10人の組織の場合、エンゲージメントスコアが悪くてもリーダー陣が力があれば単年度はパフォーマンス(業績)への影響はほぼない
・ただし、リーダーが気張りエンゲージメントが低いままだと、そのチームは2年目以降に悪い兆候が出てくる(離職者など)
という事。ここからは仮説だが、
・そのままでいると、2年目よりも3年目4年目と年数経てば経つほど酷くなる兆候はある。
----
ではエンゲージメントスコアにばかり気を取られるとどうなるか?
・エンゲージメントスコアを高めるためには「承認」と「自己成長」がカギになるが、ここへ無理に働きかけると、組織力、人が弱くなる兆候も感じとる(成長してると言い聞かせるように承認を連発すると誤認を生む)
ここまでをまとめると、
・エンゲージメントは低いと数年で業績影響がで始める
・エンゲージメントスコアにばかり気を取られ過ぎると、これも組織力、人は弱くなる
なので、組織力や人の能力を高めつつ、エンゲージメントスコアを高めることにも取り組む必要があると実感する。
そして、この数年いろいろ取り組んできたことが
エンゲージメントと人の能力を1単位づつ上げていく試みだ。
エンゲージメントを高めたら、その分個々の挑戦課題を設定して向き合ってもらう。
また、エンゲージメントスコアが落ちてきてら、エンゲージメントを高めるための活動を加速させる。
この繰り返しで、個々が成功体験を持ち自身の領域でちゃんと力を発揮できるようになっていけば、良い循環が回っていく。
そして、それは最低でも2年、通常は3年くらいかかるものだと感じている。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?