【コラム】リタイアとFIREの定義
ごきげんよう。AIKEです。
本日のノートは、リタイアやFIREの定義について。
これらは言葉の混同が著しく、サイトによってその表現や内容が異なっており、自分がどこを目指したいのか、把握しづらいです。
以下、自分なりに簡単にまとめてみましたので、ご紹介します。
リタイアの定義
表現が「時期」と「方法」に分かれます。
「時期」による表現
リタイア
- 定年退職のこと
早期リタイア
- 定年前に退職すること
アーリーリタイア
- 同上
「方法」による表現
完全リタイア
- 退職したあとに何も仕事をしないこと
セミリタイア
- 退職したあとにアルバイトや投資などで最低限の収入を確保すること
例えば、アーリーリタイア(セミリタイア)などと表現されている場合は、「定年前に退職し、退職したあともアルバイト等をすること」と理解するとよいでしょう。
FIREの定義
FIREは、Financial Independence, Retire Early の略です。
和訳すると、「経済的自立と早期リタイア」となります。
具体的には、「主に資産運用を活用して経済的自立を果たし、早期リタイアすること」を意味します。
働くのか、働かないのか。
贅沢か、質素か。
そうした、「どう暮らしていくのか」というスタイルの違いによって、表現が異なります。
働かなくてもよい
ファットFIRE
- 資産運用の利益だけで、高水準な生活を送るスタイル
リーンFIRE
- 資産運用の利益だけで、質素な生活を送るスタイル
コーストFIRE
- 資産運用の利益だけで生活できるものの、趣味の一環として働くスタイル
働かなくてもよいというのが最大のメリット。
一般的にFIREというと、これらを指すことが多いでしょう。
その代わり、必要な資産額は非常に大きなものとなります(億単位)
働く
サイドFIRE
- 資産運用をメインの収入源にしつつ、副業(個人事業主)で収入を補うスタイル
バリスタFIRE
- 資産運用をメインの収入源にしつつ、パートやアルバイトで収入を補うスタイル
働きはするものの、収入源は別にあるので、収入によらず自分の好きなことを仕事にできるというのがメリット。
比較的目指しやすいFIREです。
自分は、最終的にはバリスタFIREを目指しています。
資産と運用、年金等も鑑みて、月5万円でも働いて収入を得た方が、生活に余裕が生まれるからです。
また、社会接点的な意味合いや、持て余す暇対策にも有効かと思います。
己が何処を目指すのか、あるいは何に当たるのかを把握することは、立ち位置や方向性を認識するためにも重要です。
参考にしてみてください。
以上、コラムでした。
またお付き合いいただければ幸いです。
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