見出し画像

【早期リタイア|Q&A】仕事周り編①(我慢ならなかった人たち|ズブズブの偽装請負|テレワーク導入経緯)

ごきげんよう。AIKEです。

本日のnoteも、これまでに届いた質問への回答をしてみようと思います。
今回は仕事周り編です。

早期リタイアは、気軽に挑戦できるものでもありません。
また、実践者が早々身近に居るわけでもないと思います。
そんな希少な(?)実践者としての回答が、これからを考える方々に対し、少しでもお役に立てば幸いです。


Q:「二度と一緒に仕事したくない人」とは?

「人たち」と表現した方が正しかったかもしれません。

(補足:就業形態)
 自社 ー 親会社 ー 顧客
 *実態は自社 ー 顧客の直通ルートも全然あった(偽装請負)

顧客の中で、どうしても自分と価値観の合わない方がいました。
形態的に、本来、直に接する相手ではないはずなのですが…それは後述。
経験値も高く優秀な方ではありましたが、極めて気分屋で、なおかつ非人道的なことを平然と行うような方でした。
それが合わなかったというのがひとつ。

もうひとつ。
その顧客が厳しいのは、親会社の杜撰な管理体制に対してであることが殆どでした。
しかし、それを歪曲し、問題としてこちらに降ろしてくる、明らかに履き違いをしている体制への反感も大きなものでした。
言うなれば、管理をちゃんとしろと言われているのに、資料をちゃんとしろと履き違える、みたいな。
当然、修正版資料を提示したところで、「そうじゃない」となるわけです。
でもやらされる。
不毛でした。

そんな仕事や、相手たちに誠意を尽くす気にはなれず、ならば去りますという選択をした次第です。

一期一会であればまだ耐えられたものですが、残念ながらうちの職場は相手がずっと同じであり、どちらかに異動か退職かが発生しない限り、変わることがありませんでした。

働いている以上、そんな人も居るわなという我慢の範疇だったかもしれません。
また、世の中にはもっと理不尽な方もいることでしょう。
しかし、自分はどうしても割り切れず、受け入れることができませんでした。

Q:「ズブズブの偽装請負」の現実について

IBT研修なんかでは「ダメ絶対」を謳いながら、実態はモロに偽装請負でした。
なんなら、社名すら偽って名乗っていました。
指揮命令系統なんかあってないようなもので、直接契約のないお客様相手に対しても、直接やり取りしていました。

再掲(補足:就業形態)
 自社 ー 親会社 ー 顧客
 *実態は自社 ー 顧客のルートも全然あった(偽装請負)

毎年、実態調査アンケートなんかもありましたが、「よく考えて回答してください」と言われていました。

いっとき、協力会社の方が労基にぶっ込みました。
それなりの問題になりましたが、末端までは周知されず、できる限り内々で処理されました。
不自然な衝立やネームプレートなんかが設置されたりして、「?」と思っていましたが、1〜2年も経てば元通りでした。

この一件で、仮に公に訴えたところで、結局は大勢に握り潰されるんだなと、諦めたという部分もなかったとは言えません。

ちなみに、その協力会社の方は、現場に潜入してはそういうのを訴えて和解金をせしめて去っていくという生き方をしている人だったと、後で上司に聞きました。

なお、全く畑違いの友人に話を聞くと、そこはちゃんとしているようで、実に教科書通りというか、真っ当な形態をしていました。
ところによって大きく違うんだなと、よく分かりました。

Q:テレワークの実現に関する「ひと悶着」〜「旧態依然とした企業」ではどんな悶着が起きたのか〜

コロナ禍に入ったばかりの頃で、世間的にも大きく取り上げられ始めた、あるいはそのちょっと前の時期の話です。

端的に言えば、テレワーク勤務がなかなか認められませんでした。

仕組み自体はありました。
ですが、いざそれを使おうとすると、方々からストップがかかりました。
ダメな理由を尋ねても、明確な回答はありませんでした。
ちょっと待てというだけで、何かをしているようには皆目見受けられず、1ヶ月待っても2ヶ月待っても、変わりありませんでした。

ここからは想像の範疇になりますが、理由の一つに、職場環境が考えられました。

第一に、旧態依然の職場であったこと。
とにかく変化を嫌います。
マイナスは当然としても、プラスになる変化にも難色を示します。っていうか無理です。
テレワーク勤務なんてのはその最たるもので、「よく分からないからとりあえずやめておこう」というのが如実に現れていました。

第二に、職場の立地(通勤手段)です。
山奥の辺鄙なところに立地しており、勤務者の半数以上が車通勤でした。
算出したんですが、確か70%弱だったと思います。
こと、管理層に至っては100%でした。
なので、世間的にコロナコロナと騒いでいても、彼らには通勤時のリスクがありませんでした。
結果、危機感が極めて乏しかったように思います。
その有無を客観的に判断するのは難しいですが、取り組みへの姿勢を見ていた限り、まるで感じられませんでした。
普段BCP(事業継続計画)だなんだとうんうん会議してる人たちが、聞いて呆れました。

こちとら、電車バスで毎日感染リスクに晒されて、家には高齢の両親もいるため、可能な限りリスクは下げたかったわけです。
今でこそ、こんな病気という事実はわかりますが、当時は日々増える感染者数に、不安が募っていたところです。

そんな状況下において、ただ待っていても埒が明かなかったので、こちらから色々と打開策を講じました。

必要な手続き・申請類を調べました。
嘆願書を作って提出しました。
テレワークの利点・欠点についての説明資料を作ってプレゼンしました。
担当内異動(所属拠点だけ変更)もして、ようやく認められるようになりました。
リモートだからと蔑まれることのないよう、有無を言わせぬ成果も上げました。

結果論ですが、リモートでの仕事が合う合わないもあったと思います。
自分は大いに合いました。
家であれば無限に集中できましたし、捗りました。
一方で、職場じゃないと集中できない、捗らないという人が、管理層含めて、大半を占めていたように思います。

ちなみに。
若手に聞くと、リモートできるならそうしたいとの答えが多かったのは、世論の通りでした。
ただ一方で、まだ分からないことが多いので聞きたいことがあるときに聞きにくい、というのは、よく語られるところでした。
であれば、リモート時におけるコミュニケーションをどうするか、とか考えるべきだと思いましたが、体制として極めて後ろ向きな環境下で、当然そんな施策が検討されることすらありませんでしたし、Teamsでのビデオ通話もずっと禁止のままでした(セキュリティが〜らしい…)


以上、Q&Aでした。
随所に不平不満が顔を覗かせているかもしれません…

質問はもう少しありますので、随時回答していきます。
もし聞いてみたいこと等ありましたら、お気軽にコメントください。
自分なりに話せる範囲で回答させていただきます。

またお付き合いいただければ幸いです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?