見出し画像

『ARIA The BENEDIZIONE』には姫屋のすべてが詰まっていた

どーもー。アイカツおじさんことネクスタです。
今回はアイカツ…ではなくて、別の作品の感想を書いていこうかなと思います。

『ARIA』シリーズ最新作
『ARIA The BENEDIZIONE』を観てまいりました〜!

漫画家・天野こずえ先生の代表作『ARIA』のアニメが最初に放送されたのが2005年。
3期にわたるテレビアニメ化、アニメ10周年プロジェクト【蒼のカーテンコール】の2作目『ARIA The CREPUSCOLO』が2021年3月に公開された。

そして、ついに2021年12月3日、【蒼のカーテンコール】3作目『ARIA The BENEDIZIONE』が劇場公開されました!!
かく言う自分は今年の秋に『ARIA』シリーズにハマりまして、12月に控えた劇場版に向けて今までの作品を一気見していました(笑)

これより感想(ネタバレ有り)


『ARIA The BENEDIZIONE』感想〜

【蒼のカーテンコール】3作目にあたる本作は、今まで大きなスポットライトが当たらなかった姫屋の面々をメインに据えています。
水の三大妖精の1人として長く活躍してきた晃・E・フェラーリと、灯里やアリスとともに実力をつけプリマ・ウンディーネとなった藍華・S・グランチェスタの2人を中心に描かれるストーリーが、まさに【圧巻】でした。

姫屋に代々受け継がれてきたレジェンドゴンドラの行く末と、テレビアニメで描ききれなかった【藍華のプリマ昇格試験】を組み合わせたストーリー。
レジェンドゴンドラの引退式の中で語られる、プリマ昇格試験のアツさったら無いですよ。絶対泣くもん

平凡な自らに諦めの気持ちがあったミドルスクール時代の藍華を託された晃。
そんな悩める藍華に対して「がんばればいいんじゃね?」と他人事のような言葉をかけてよかったのは、誰よりがんばってプリマになった晃だけだったのです。

そこから時は流れ、藍華のプリマ昇格試験のシーンに。
ここで藍華の発した名言が、さらに物語をアツいものにします。

『私は伝統に認められたいんじゃない。
    私は、晃さんに認めてほしいんです!』

この言葉をきっかけに昇格試験は晃チョイスの【夜明けまでに逃げ回る晃から一輪の薔薇を摘み取る】というものに変更され、白熱したシーンの数々が繰り広げられます。ぜひ、ここは劇場で…もう一回観たい。
まもなく夜明けというところ、終わりか…とよぎった晃を出迎えたのは、一輪の薔薇を手に取った藍華でした。
晃のプリマ合格場所と同じだったというミラクルもあり。
アリシアから始まったかもしれないが、ウンディーネを志したあと追い続けたのは晃の背中だと。そう語る藍華の姿は涙無しには観られない…!

最後に、晃を追いかけ続けた藍華の名言を置いて終わりたいと思います。

「これだけ優秀なのに、とっても頑張り屋さんだもんな。」

「それはちょっと違いますよ。
  頑張り屋さんだから、優秀なんです。」

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?