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「引越しをした先の香川では働き方を根本から変えていきたい」を叶えた2020年を振り返る

「一年前の今日」。

2021年1月2日。
一年前の私が2019年を振り返ってまとめた記事を読んだ。

プライベートの家族旅行と会った友達たちのこと、仕事での活動、出会ったお客様のこと全てを書き出していた。

今読み返すと、「よくこんなにマメにできるなぁ。」と思う。

その記事を読んでいて、私は2019年、息子が2歳になった年に初めて
子供好きとしての「好き」から、自分の子供としての「好き」を自覚したことをうっすらと思い出した。

あの頃は、保育園に入れていないにも関わらず、仕事に打ち込んでいた。
産後の自分の時間が思うように取れないから、「仕事」という名目で子供から離れる口実を一生懸命に捻り出していたのかもしれない。

2019年の私は、大阪から香川に引越しをした前後以外は
対面のパーソナルカラー診断ばかりしていた。

大阪に全国から「大森さんに診断してほしい。」というお客様がいらしてくれて幸せな体験を味わえた。
忙しすぎて、大阪近郊のパーソナルカラーリストにアシスタントを呼びかけては手伝ってもらっていた。

でもやりがいと同時に、まだ夜泣きをする息子の世話をして朝にはキレイに身支度をして息子を一時預かりに送って、自分の仕事をこなして、息子を迎えにいく。
そして家では、息子が夜中いつ起きてくるかに緊張しながらお客様の診断結果を丁寧にまとめる。そんな落ち着く間のない日々に
「この働き方は子供がいる今には合っていない。」とひっそりと体と心がすり減らせていっていた。
側から見れば「すごいね。」とは言われるけれど、誰かから褒めてもらいたくてこの仕事をしているんじゃない。

引越しをした先の香川では働き方を根本から変えていきたい…。

そんなことを思いながら2019年11月に香川県に家族で越してきた。


・リモート(オンライン)で働く
・収入の入り口の分散

この考えは引越しを決めた時には考えていた。
香川でもパーソナルカラー診断はできる。だけど、単純に人口や交通網を比較して大阪と同じようには出来ないと思っていたから。

結果、仕事のオンライン化の計画と、コロナが重なったことで、10ヶ月以上早くオンライン化をすることになった。

2020年
3月オンラインサロンの開始・オンラインパーソナルカラー診断開始

よく、「オンラインのパーソナルカラー診断なんてよくやろうと思ったね。」と言われる。

仕事のオンライン化は考えていたけれどまさか「対面が当たり前」だと思われているパーソナルカラー診断もオンライン化するなんて思ってもいなかった。

私はパーソナルカラー診断のおかげで人の良いところを見るクセがついた。
だから、自分で自分のことを否定している人がいたとしてもその人のいいところを見つけて言葉で伝えるようにしている。

「オンラインなんて。」コロナ禍で最初は嫌がる人が多かった。
でも「オンライン」には「対面」にない良さがある。対面には対面の良さがあるから、比べること自体が違う。
そう思ってやってみた。

そうして2020年は日本で一番オンラインでの細かいパーソナルカラー診断をしてきたんじゃないかと思う(簡易診断ではどこかに負けているかと思うけれど)。多分80件くらい。



正直、対面のパーソナルカラー診断で色の布(ドレープ)を実際に当てながら診断する方が
モニター越しよりも生の感覚な分、一ミリ単位で「ここが顔映りがキレイ」「でもちょっとズレるともう血色が悪く見える」というのがよく分かる。
お客様と同じ空間にいるという緊張感も好き。


でも、オンラインだとどこに住んでいたって繋がれる。
「オンラインだから繋がれた」そういってお礼を言ってくださるお客様、診断後もSNSで繋がって応援してくださるお客様が増えた。

「あいかさんの発信が好きなんです。」そう言ってくれる仲間もできた。

パーソナルカラーリスト向けのオンラインサロンは完全にオンライン。
スクールではなくて、オンライン上の部活のようなコミュニティだけど、ここは仕事というよりはメンバーと私の安心して入れる場所となっている。


2020年2月に始めたYouTubeチャンネルでは、相方とのユニットでオンラインパーソナルカラー診断を行っていたり、かなり微々たるものだけどYouTubeの広告収入も入ってくるようになった。

2019年に掲げた、「オンライン化」と「収入の入り口の分散」を形にできた一年だった。
何があってもどこでも私は仕事を作ることができる。
そんな気持ちを作れたのが2020年だった。

2021年は「やりがい」と「健康」「自然の美」をテーマに突き進みたい。

これからはもっと「自分の心と体が喜ぶこと」に目を向けて活動していきたい。

そんなことを1月2日の深夜にしんとしたリビングのテーブルでカタカタとキーボードを打ちながら思う。
オンライン化上手くできたけど、肩は鉛を乗せているように重い。

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大森アイカ
カラーリストの働き方改革の第一人者として 頑張ります。 活動の応援してくださると飛んで喜びます。