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「学ぶ=アウトプットすること」が方程式のプロダクト部長が始めた勉強会は、学びの文化づくりの第一歩だった

こんにちは、ユアマイスター広報インターンの村上です!
ユアマイスターでは、ライター、エンジニアを経て現在広報チームで技術広報を担当しています。

このnoteでは、プロダクト部で月に一度行われている社内勉強会、「学びの窓」についてご紹介していきたいと思います!

「学びの窓」とは?

「学びの窓」とは、1ヶ月に1度行われるオンライン社内勉強会のことです。勉強会ごとにテーマが設けられ、その分野で結果を残していたり、卓越した知識を持っている社外のスペシャリストを講師に呼んでいます。

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ふりかえりエバンジェリストの森さんの回

これまでに「学びの窓」は
アジャイル、ふりかえり、セキュリティ、決済システム....
など、さまざまなテーマで行われてきました。

主導となってこの勉強会を始めたのはプロダクト部長の星さん(@inase17000)。
今回はそんな星さんにこの勉強会についての想いを伺いました。

ユアマイスターのエンジニアに足りないもの

-- 星さんは、なぜ「学びの窓」を始めようと思ったのですか?

エンジニアは学ぶことに対して積極的にならなければいけないと思います。新しい技術が出ると、それによって提供しなければならないサービスレベルもどんどん変わってきます。そうなるとエンジニアは必然的に技術をキャッチアップしなければなりません。

昔はインターネットはすごく遅くて、画像が上の方からローディングされて出てきてたけど、今はもう動画がすぐに表示できますよね。これは回線速度の進歩によって動画配信の技術が発達したことを示しています。

何かが良くなるとお客様が求めるサービスレベルが上がる、提供できるものも増えるのでまた新しいものをキャッチアップしなければなりません。この勉強会の根本にはそれがあります。

ユアマイスターのエンジニアは、自分たちの開発は一生懸命やってるけど、新しい知見のインプットやアウトプットがまだまだ足りないと感じています。そこを強化したいと思ったのがこの勉強会のはじまりです。

でも勉強会をやる上で難しいのは、強制したところであまり意味はないということです。「これをやれ」と言って成長する人は少ない。学びを促進するためには、「自分がやりたい」と思ってもらうことが大事なことです。

なのでこの勉強会は告知でこんな文章を掲げています。

エンジニアたるもの、技術に関する知識・スキル向上を追い求め続けなければなりません。

インプットだけではなく、アウトプットにこだわることで、「知っている」から「わかる」、そして「できる」に近づきやすくなります。



この「学びの窓」では、ユアマイスターが会社としてエンジニアのみなさんに、成長の場を提供します。

やるかどうかは自分次第。半年後・1年後・3年後・5年後の自分とよく相談して決めてください。

未来の自分からみてそれに参加することがベストかどうかよく考え、「あくまで参加するかどうかは自分次第だよ」ということを伝えています。

アウトプットしないことは、学んでいないのと同じ

-- 「学びの窓」を通してメンバーに期待していることは何ですか?

できればアウトプットしてほしいです。学ぶ=アウトプットだと思っているので。

アウトプットしてないことは電車の中の週刊誌のつり革広告を見て、タイトルだけで記事の内容をわかった気になっているみたいな感じで、学んでいないのと同じだと思っています。
なかなか一度だけ読んだり聞いたりすることは残らないです。残すためにはアウトプットが必ず必要になります。となりのエンジニアとかに学んだことを要約して話してみるとか、業務に生かしたりして初めて学んだことになるのだと思います。

「知ってる」と「わかる」は全然違って、わかっててもできないときもあります。それを実感する機会にもなってほしいと思っています。

「学びの窓」は文化づくりのきっかけにすぎない

-- 今後「学びの窓」をどうしていきたいですか?

「どうしていきたい」みたいなものはありませんが、「どうなってほしい」ならあります。

メンバーに「星さん、この人呼んでください」って言われて、その人に名刺出して交渉しに行くのをやりたいです(笑)

運営主体が他者から与えられる環境ではなく自分たちで作り出していくような、自ら学び続けていくチームになるのが次のステップだと思っています。

フォーマットはなんでもいいので、学んでいく、アウトプットしていくことをあたりまえのことにして再現していくのが理想です。「学びの窓」はその文化づくりのきっかけを作ったにすぎないので、文化が根付いたところで形を変えて運営されていくような姿になったらいいなと思います。

学び=アプトプットが完全に僕の中の方程式。
アウトプットできない=知らないのと同じだと思いながら日々いろんなことをアウトプットできるチームを目指します。

-- 星さん、ありがとうございました!

「学びの窓」に参加したメンバーの声

星さんから勉強会にかける想いを伺ったところで、実際に「学びの窓」に参加したメンバーにも感想を聞いてみました。

--「学びの窓」に参加してみてどうですか?

Aさん:アジャイル開発、ふりかえり、セキュリティーなど普段開発しているだけでは意識しない分野に対して目を向けるきっかけになり大事さを感じることができたので本当に良い取り組みだと思いました。

Bさん:個人的には、普段会うことができない外部のスペシャリストの方に会うことができる素晴らしい機会だと思います。何かを知る時にも、トップクラスの層の人達に会うことができるので、各分野を突き詰めるとどのようなレベル感になることができるのか?といったことに触れることができます。

例えば、セキュリティの回では、セキュリティのトップにいるエンジニアってあまりイメージが付きませんでした。ただ、実際にスペシャリストの方に会うことでどんなことをしているのかや最低限必要なこと、どういうところから情報を取得しているのかといったトップの人達の動きを知ることができました。また、やはりそういう人たちは自分で探そうにも、どういうところでリサーチをかければそういう人たちに会うことができるのか?からスタートですが、学びの窓の機会を通じてトップレベルにいる人達に会うことができるのでとても素晴らしいと感じています。

-- 印象に残っている回はどの回ですか?

Aさん:ふりかえりエバンジェリストの森さんの回です。個人的に感じていたチームの課題に勉強会の内容がマッチしていて、後日すぐに業務に活かせることができたと思います。

Bさん:やはりセキュリティの回がエンジニア的にかなり印象深いです。実際にセキュリティソフトを使って、どんなところを見ているかやどんなソフトを使っているかといったことまで知ることができたので、とても学びがありました。また、海外のカンファレンスなどでは、実際にイベントで使用されたセキュリティ系の資料が共有されているので、そういうところから情報をキャッチアップすると良いといったことも知ることができました

--「学びの窓」は実際に業務の改善に役立っていたり、エンジニアチームの皆さんに学びのヒントや刺激を与える機会になっているんですね。

学びの土台はできはじめている

エンジニアメンバーへのインタビューや「学びの窓」後の業務の変化を見て、星さんの目指す学びの文化づくりの土台ができ初めていることを実感しました。

「学ぶこと=アウトプットすること」の方程式を大切に、ユアマイスターエンジニアチームはこれからも学び続け、お客様によりよいサービスを提供し続けていきます。

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