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【21世紀最高の万博】ドバイ万博訪問記&印象に残ったパビリオン18選

こんにちは!むらかみです。

突然ですが私は自己紹介で「趣味:万博」と書くほどの万博好き。

6歳だった2005年の「愛・地球博」でとてつもないワクワク感を感じ、未来がとても楽しみになった覚えがあります。間違いなく私の人生観を変えた経験と言っていいと思います。父親も大阪万博からの万博オタクなこともあり、その後5年に1度行われる万博にはありがたいことに毎度連れて行ってくれました。

そして現在中東の国アラブ首長国連合で「ドバイ万博」が開催中!

ということでこの記事では、現在開催されている21世紀最高の万博と(私が勝手に呼んでいる)ドバイ万博に行ってきたので、感想や印象に残ったパビリオンについて書いていこうと思います!

※ドバイ滞在時は常にN95マスクを着用し、食事はレストランで食べることはなるべく避け、こまめに手指の消毒をするなどできる限りの感染対策をした上、帰国後2週間は外出を一切していません

そもそも万博って何?

万博とは「万国博覧会」の略称で、英語では「EXPO」と呼ばれる、世界規模のイベントです。

国際博覧会条約によると、以下のように定義されています。

複数の国が参加した、公衆の教育を主たる目的とする催しであり、文明の必要とするものに応ずるために人類が利用することのできる手段または人類の活動の1つ若しくは複数の部門において達成された進歩若しくはそれらの部門における将来の展望を示すもの

全然わかりませんね!!!!

かんたんに言うと、1つのどデカイ土地に与えられたテーマに対していろんな国が「これが俺らの国の"答え"や!!!」って感じのイケてる建物を1つ建てて自慢し合う&学び合う会です。

ちなみに万博には「登録博」「認定博」の2つの種類が存在し、以下のような違いがあります。

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現在開催されているドバイ万博や、2025年に大阪で開催される万博は登録博です。

ちなみに大阪の太陽の塔や愛知のサツキとメイの家は万博のシンボルとして有名ですが、実は、エッフェル塔も1889年のパリ万博により生まれた建物だったりします。

しかし、すべてを残し運営し続けることはできないため、いくつかのシンボル的建物を残し、他は解体され、公園などになる跡地が多数です。実際に、日本で開催された登録博の跡地であるモリコロパークや大阪万博記念公園はそうなっていますね。沖縄で行われた海洋博の跡地にも美ら海水族館ができています。

万国博覧会の歴史

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万博がはじめて開催された地は1851年、ロンドンです。全館ガラス張りの水晶宮は世界史の授業の教科書で見たことがある人が多そうですね。その後もイギリスやフランス、アメリカを中心に何度も開催されます。

そして1933年、現在の万博ではおなじみとなっている「テーマ」がシカゴ万博ではじめて登場します。記念すべきはじめてのテーマは「進歩の世紀」でした。

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直近の万博の歩みは、上の画像の通り。私が行ったことのある万博も、上記の3つです。

2005年の愛知は「自然」が大きなテーマになっており、2015年は「食」が大きなテーマになっていました。キャラクターや会場の雰囲気もテーマによってガラッと変わっていきますね。

ちなみに、直近に開催されたミラノ万博ではチームラボが監修した日本館が大人気で、「日本館に並んで入るより、飛行機で日本に行ったほうが早いのではないか?」言われていたほどでした(最大10時間ほどの待ち時間だった)ちなみに展示デザイン賞で金賞も獲得しています。

万博のよいところ

私が万博の話をする時、好きなポイントで挙げているものは以下の3つです。

「儚さ」

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↑ドバイメトロにあった万博の広告

ほとんどのパビリオンが取り壊される中で、その期間にしか楽しめないお祭り気分を楽しめます。ちなみに会場だけでなく街中でも万博のロゴをたくさん目にできます。

「建築の芸術性」

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↑バーレーンパビリオン

短期間で取り壊されることもあるかもしれないのですが、万博には挑戦的・独創的な建築物が本当に多く存在します。見ているだけでワクワクしてしまうのに、中に入ってさらにエキサイティングな体験ができてしまいます!!!

「世界旅行気分を味わえるところ」

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↑エジプト館のツタンカーメンのマスク(レプリカ)

ただ単にメジャーな国を回る世界旅行に行った気分になる、というだけではありません。例えば北朝鮮など、本来日本から気軽に行けない国にも行けてしまうのです。(実際、上海/ミラノは北朝鮮館がありました)

ドバイ万博はどんな万博?

オタクキモ万博語りをしてしまったところで、現在開催されているドバイ万博とはどんな万博なのか?について書いていきたいと思います。

ドバイ万博は中東初の登録博

テーマは「心をつないで、未来を創る」です。
ちなみにサブテーマは以下の3つ。それぞれのテーマを冠したテーマパビリオンも存在します。

「サステナビリティ」:すべての人にとって、衛生管理がより行き届き、より安全で、より健康的な未来を実現するために、私たちが住む世界を尊重し、バランスを保ちながら生活することを目指す

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↑ポルトガル館の前にあったマゼランペンギンのオブジェ(海洋廃棄物でできている)

「オポチュニティ」:人やコミュニティが未来を形作るための可能性を引き出す

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↑大人気ロボット「Opti(オプティ)」

「モビリティ」:人・もの・アイデアを物的にもバーチャルにも、より効率的で効果的に移動させることを目標とする

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↑中国館の上空で毎晩行われるドローンショー

前回のミラノが2015年開催でしたから、本来2020年に開催されるはずでしたが、パンデミックの影響で2021年10~2022年3月開催になっています。

ちなみに私がなぜこの万博を21世紀最高の万博と言っているかというと、この先こんなにお金をかけて行われる万博は無いと断言できるからです。

敷地面積からいってもミラノの約4倍ほどはあり、史上最大数の190カ国が独自のパビリオンを出展しています。(私は5日間ずっと会場にいたのですが、190ヶ国すべてのパビリオンを回ることができず、100ヶ国で精一杯でした。。。)

ドバイと言うからには入場料がめちゃくちゃお高いのでは...?と思っている方もいらっしゃると思うのですが、実はディ○ニーランドなどよりもかなり安いです。

大人の場合、ワンデーパスが約2,850円、マルチデーパス(最初に入場した日から連続する30日間無制限に入場できる)が約5,850円です。

例えば5日間万博に入場したらなんと1日1,200円ほど!!!ほぼタダですね!!!!!!!

ドバイ万博とこれまでの近代万博の違い

ドバイ万博がこれまでの万博と大きく異なっていたのはやはりこのコロナ禍に開催されたというのが大きなポイントです。

私が気づいたことを列挙すると以下のような感じ

・待ち時間が圧倒的に少ない(最長でも30分ほど)
バーチャルEXPOでほとんどの主要パビリオンを展示内容まで楽しめる(https://virtualexpodubai.com/)
スマートキューという予約システムができた(ディズニーランドでいうところのファストパス)
・パビリオン内で紙の配布物が殆どない
・入場にはワクチン接種証明書が必須
・アルコール消毒液が至るところにある
・屋外のレストランが多い

これまでの万博では主要国のパビリオンとなると2~3時間並ぶのが普通でしたから、特に待ち時間が圧倒的に少ないのは、とてつもなく大きい変化でした。(実際過去の万博では毎日開店凸でダッシュをやらないと人気パビリオンをすべて回れませんでした笑)

ちなみに日本館は3時間ほどの待ち時間があったそうですが、1月ごろからスマートキューでの完全予約制になり、実質的に待ち時間はゼロになったと言えます。日本館スタッフからコロナ陽性者が出たこともあり安全面も考慮してとのことだと思うのですが、完全予約制だった各国パビリオンは私が知る限り日本館だけです。

また待ち時間がこれまでの万博と比較して少ないのはパンデミックの影響以外に、UAEの国民性もあると思っています。ドバイの人々は午前中に活動することはあまりないようで、夕方過ぎたあたりから徐々に込み始めてくるからです。(夏は日中は暑くて動けないから)

反対に2025年の大阪では日本人の国民性からしてどこのパビリオンもとても混み合いそうな気がしているので、スマートキューが大阪でも普及すると良いなと思います...笑

食事の面で特質すべきことは、レストランなど屋外のものが多かったことも挙げられます。会場内でtalabat(中東版Uber Eatsのようなもの)を利用して料理を注文すると、稀にロボットが届けてくれることもあるようで、会場内ではたまに自走しているロボットを見かけました。

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展示内容にも様々な変化が見られます。

主な展示で特に多かったのは、SDGsに関するもの・宇宙開発に関するもの・新型コロナウイルスに関するもの(ワクチン・マスクなど)でした。

展示技術の面で言えば、各国のパビリオンはほとんど差がない印象です。

差がついたポイントとしては、規模感、そしてきめ細やかなおもてなしの設計です。規模感で言えばテーマ館などが圧倒的で、きめ細やかなおもてなしは日本館などが得意な分野だと感じました。

大阪万博ではドバイの規模感を超えることは難しくとも、おもてなしの力でさらなる刺激的な体験を生み出してくれるのではないでしょうか。

ドバイ万博の回り方

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ドバイ万博のエリアは中央のAl Waslドームを囲んで、大きく5つのゾーンに分かれています。

Opportunity:Al Waslドームから見て左側の黄色のエリア。オポチュニティ館を囲むようにイギリス、中国、サウジアラビアなどのパビリオンが建ち並ぶ。

Mobility:Al Waslドームから見て右側の青色のエリア。モビリティ館を囲むようにロシア、フランス、タイなどのパビリオンが建ち並ぶ。

Sustainability:Al Waslドームから見て上側の緑色のエリア。サステナビリティ館を囲むようにドイツ、ブラジル、オランダなどのパビリオンが建ち並ぶ。

Al Forsan:Al Waslドームから見て左上の紫色のエリア。Al Forsanパークを囲むようにUAE、日本、アメリカなどのパビリオンが建ち並ぶ。

Jubilee:Al Waslドームから見て右上の赤色のエリア。Jubileeパークを囲むように滝の広場、カナダ、韓国などのパビリオンが建ち並ぶ。

花びらのような形の縁に沿って大型のパビリオンが建ち並び、中心にはアフリカやヨーロッパ、東南アジアの小さな国々のパビリオンが建ちます。

計画を立てる際はパビリオンの位置関係を見つつ、エリアが同じものを同じ日に回るようにすると効率が良いでしょう。(私は一番右上のカナダ館から左下のイギリス館まで15分で行こうとしたら死にそうになりました)

ちなみに私的に満足度が高かったエリアは「Al Forsan」「Opportunity」です。

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また、パビリオンを回る前にパスポートを購入し、スタンプを集めながら回ると記録にもなって楽しいのでパビリオンに入る前に必ず購入しておきましょう!

ドバイ万博で印象に残ったパビリオン

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↑スペイン館のねじられたディスプレイのアート「Dynamo」。

万博のパビリオンには大きく分けて「各国パビリオン」「企業パビリオン」「スペシャルパビリオン」の3つの種類があり、それぞれ以下のような特徴があります。

各国パビリオン:各国のパビリオン。
企業パビリオン:万博スポンサーの企業が出展しているパビリオン
スペシャルパビリオン:サブテーマごとのパビリオンや、Women's、Visionパビリオンなど

今回のパビリオンは特にスペシャルパビリオンの充実ぶりが印象的でした。

以下からは私が見た100のパビリオンの中で、特に印象的だったパビリオンを紹介したいと思います。すべてバーチャルパビリオンへのリンクを貼っていますので、気になったパビリオンにぜひ訪問してみてください。

地球環境について考えさせるサステナビリティ館

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いちばん総合的に素晴らしいと感じたパビリオンです。

何が素晴らしいのか?それはこのパビリオンが「環境問題に対しての危機感をだれでもわかるように考えさせてくれる」パビリオンだからです。

なかでもSEA OF CONSUMPTIONという海ゴミ問題に関する展示は、私にとって衝撃的な展示内容でした。世界で起きている自然破壊問題の現状を目の当たりにし、いかに自分が何も知ろうとしなかったか、平和ボケしていたかを思い知らされました。

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↑ペットボトルでできた壁や空に浮かぶビニール袋でできた展示空間

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↑皮肉めいたクリエイティブの数々

続いてのARCHIVE OF THREE THINGSという展示では、「あなたの家が洪水したとして、3つのものだけ持ち出せるとしたらあなたは何を持ち出しますか?」という問いに対して様々な人がどんな回答をしたかを覗くことができるもので、「本当に大切なものは限られている」という大量購入に待ったをかけるようなメッセージ性をとても感じました。

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ちなみにこちらは小さな女の子が選んだ3つの大事なもの。

多くの大人はPC,スマホ,ジュエリーなどを選出するなかで、ぬいぐるみ,絵本,ストロベリーアイスを選んでいた女の子の展示を見て、大人ってつまらないなと感じてしまいました。。。(私もなのですがw)

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展示規模の凄さに圧倒!モビリティ館

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モビリティ館に入るとめちゃくちゃリアルで大きいおじさんがいきなり3人出てきて度肝を抜かれます。

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そのおじさん3人とは、世界の移動技術の発展に伴い、人々を導いた3人のイスラム教徒、イブン・バットゥータ(旅行家)、アブー・ウバイド・バクリー(地理学者)、イブン・マージド(航海士)です。

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その周りには、馬の時代から宇宙飛行に至るまでの人類の移動の歴史が壁一面の彫刻に描かれています。

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その後は宇宙旅行やスマートシティなどの展示に触れ、物理世界と仮想世界がつながる未来の都市におけるモビリティの進化について学ぶことができます。

科学館と言っていいほど、展示の規模感が圧倒的でした。このようなスペシャルパビリオンは敷地面積が各国のパビリオンを比較してかなり大きく、待ち時間もほとんど無いため必ず行くことをおすすめします。

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驚きの展示手法続々!Vision館

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Visionパビリオンは、アラブ首長国連邦の副大統領兼首相でありドバイ首長国のアミールであるシェイク・モハメッド・ビン・ラシッド・アル・マクトゥームのビジョンを祝うためのパビリオンです。

ここは展示技術が一歩先を行っているようで、巨大なタカが描かれた壁と巨大な石のキューブに270度のプロジェクションマッピング、巨大な馬の像へのマッピング、動くキューブとプロジェクションマッピングのコラボレーションとてんこもりでした。

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↑鬣がやわらかく揺れる映像が投影されることで、まるで生きているかのように見えた巨大な馬の像

特に衝撃的だったのは最後の動くキューブの展示。せりあがった土地や波の凹凸の様子が、キューブが上下に動いていくことでうまく再現されていきました。

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多少機械音がうるさかったですが、今後メジャーになる展示方式なのでは?と新時代の展示技術を感じとてもワクワクしました。

ぜひバーチャルパビリオンの映像で体感してほしいです!

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圧倒的おもてなしの日本館

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なんといっても日本館の素晴らしいところはきめ細やかなおもてなしです。

日本館に入るとまず、ソニーのスマートフォンとイヤホンが配布され、「言語は何か?」「どこの地域から来たのか?」などの初期設定をします。

映像となると1つの言語が音声として流れ、他の言語は字幕となるのが普通だと思うのですが、日本館は最初に選択した言語の音声がイヤホンを通じて流れてくれるので鑑賞ストレスがほとんど無くとても快適でした。

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設定が終わると、「あなたの花は"なでしこ"です」というように、1人1人に違ったお花がプレゼントされるおもてなしがあります。自分だけの花だ、という特別感と愛着が湧きますね。

説明を受け、中に入ると細い糸一面に日本の海の景色が広がります。

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日本のさまざまな魅力を伝えるオープニングムービーが終わると、四季の中で好きな扉を選んで先の部屋へ。(オープニングムービー、プリキュアやワンピース。Pepperくんなどおなじみのキャラクターが登場するのが嬉しかったです)

その先の部屋では日本の四季の美しさや素晴らしい文化がどのように形成されたのかを映像でたっぷり感じ取ることができます。

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その後はさまざまなアイデアを発見する展示室で田中達也さんのミニチュアを満喫した後、最後に初期設定やその人が歩んだ軌跡を分析し、1人1人のアバターが作成され、一緒に踊ってくれるメインショーがはじまります。

大衆ではなく1人1人を確実に楽しませようとする日本館のおもてなしからは、他のパビリオンには無い魅力をたくさん感じることができました。

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メインショーが終わると大阪万博の紹介コーナー。近畿地方の観光名所や大阪万博の魅力を紹介します。

ちなみに、日本館は「技術的問題」で数日間ショートツアーを実施しており、そのタイミングではスマートフォンが配布されず、最初の映像→ミニチュア→大阪万博展示の3つだけでした...数日後に復活していたので無事すべてのコンテンツを楽しむことはできましたが、何があったのか気になってドキドキしてしまいました...!

イレギュラーな対応にも奮闘されていた日本館のみなさん、大変おつかれさまでした。とても貴重な体験になりました。

(※日本館はスマートキューでの完全予約制のため、当日朝9時以降に開始される予約に必ず申し込んでから来場する必要があります)

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ドバイメトロに広告も!とにかくお金をかけるサウジアラビア館

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↑この建物の下の面、なんと巨大なディスプレイなのです!!!

開催国以外で、いちばんお金をかけていると思った国のパビリオンです。

建築や展示内容の素晴らしさもさることながら、なんとドバイメトロの各駅で広告まで掲出しているパビリオン。私が知る限り街中に広告を出稿していたパビリオンはここだけです笑

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中に入ると、床一面の逆ドーム型のシアターと壁一面のスクリーンが迫力満点の映像を映し出します。まるでサウジアラビアの上空を飛んでいるような臨場感でした。

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巨大な万華鏡のデジタルアート空間などもあり、良いデジタルアート施設に行ったような満足感がありました。

最初に入ったパビリオンがここだったのは、順番を間違えましたね笑 すごすぎるパビリオンは最初に行きすぎない、というのも万博を回る上で大事なことかもしれません。。。

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大学がモチーフ!とにかく学べるドイツ館

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ドイツのまじめな国民性が出ていて、とても勉強になったパビリオンです。

エントランスに入ると最初にタグを渡されるので、自分の名前と国籍、言語選択(英語orドイツ語orアラビア語)を読み込ませます。

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このタグがポイントで、様々なチェックポイントに行くと勝手に日本の情報を名前付きで表示してくれたり、2択選択するドアの統計をとってくれたりします。

個人に合わせた展示があると内容にもとても興味が湧きますし、自分の名前が出るとなんとなく嬉しいですよね。

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Energy / Bio Diversity / Future cityがドイツパビリオンの3つのテーマで、それぞれの展示ブースを巡っていく構造になっています。

ドイツでは現在エネルギー改革を実施しており、石炭・褐炭火力発電を2038年までに全廃する法案が連邦議会で可決されているそうで、エネルギーに関する展示を科学館のように遊びながら学べる展示が多かったのが印象的でした。

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展示が終わると最後はなんとブランコに乗って卒業式を行いツアーは終了。

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ブランコがそれぞれの国を表しており、協力すればつながりあえることができる、小さなことも一緒に達成すれば大きなことになるというメッセージが込められているそうです。

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白い傘のアイデアが光るオランダ館

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オランダのパビリオン。中に入ると、真っ白な傘を貸し出してくれます。

「雨でも降るんか!?」と身構えていましたが、降ってきたのはプロジェクターの光。来場者全員が真っ白な傘を天に向けてさすと、白い傘に映像が浮かび上がってとても美しい景色を生み出していました。

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たった1つのアイデアですが、他にはないとても素敵な演出だったと思います。

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ロボットハンドのショーが見どころ!カザフスタン館

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前回アスタナで認定博を開催した国、カザフスタンのパビリオン。

カザフスタンは前回のミラノ万博でもメインショー(4DXアトラクションみたいな感じだった)にかなりこだわりを持っているパビリオンだなという印象があったのですが、今回も最後のショーにとてもハラハラさせられました。

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カザフスタンの歴史文化や鉱物資源、科学技術を紹介する展示を見終わった後に、巨大なロボットハンドとお兄さんによるショーが5分ほど行われます。

お兄さんはロボットハンドに乗ったり、吊るされた紐でぐるぐる回ったり、逆さまになってロボットハンドに体を支えてもらうアクロバティックなショーが行われます。

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人間とAIの豊かな共生を表現するショーだと思うのですが、お兄さんが落ちないかとてもドキドキしてしまいました笑

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イタリアブランドが素敵なおしゃれパビリオン!イタリア館

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前回登録博開催国であるイタリアのパビリオン。

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ディオールやドルチェ&ガッバーナなどの高級アパレル品などをショーケースに飾る、"イタリア"らしさを全開に詰め込んだおしゃれパビリオンでした。

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最後に3Dプリンターで印刷されたどデカいダヴィデ像が鎮座しているのですが、UAEがイスラム教国なこともあり、下半身がどう頑張っても見えないような工夫がされていたのはカルチャーギャップを感じて面白かったです笑

ちなみにモールの雑貨屋に行っても、裸体の置物の胸や腰の部分はリボンで隠されて販売されています。

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まるでディズニーのアトラクション!タイ館

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タイのパビリオンはマスコットとともに展示を巡っていくツアー形式。すべてが見せ方にこだわったパビリオン設計で、まるでディズニーランドのアトラクションに乗っているようでした。

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タイの歴史映像コーナーでは、噴水+巨大スクリーン+霧のセットで、雄大なタイの自然を感じたとともに、見せ方が面白くとても興味深かったです。スクリーンの下にあるプールにはたくさんの小さな噴水が仕掛けられており、「THAILAND」などの文字が浮かび上がるようになっているんです!すごい

SDGs紹介のコーナーでは、地面が揺れるアトラクションに乗ってマスコットとタイ中を駆け巡ることができます。

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最後は外国からタイに移住した人たちへのインタビュー。日本人の映像もあり、外国人から見たタイの魅力もたっぷり感じることができました!

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おしゃれな吹き抜けを下っていくモロッコパビリオン

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モナコパビリオンは、エレベーターで頂上にあがり、吹き抜けのパビリオンを下っていくタイプのパビリオンです。

いろいろな部屋が用意されており、バリエーション豊かな展示が印象的でした。

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↑天井のライトの色によって壁に映る文字が変化していく面白い仕掛けの部屋

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↑いろいろな植物が壁一面に展示されている実験室のような部屋

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↑美しい間接照明が部屋を照らす部屋

下りながら「次はどんな部屋だろう」とワクワクしながら巡っていけるモロッコ館はとても人気なようで、この万博では珍しく夜になると長い列ができておりました!

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独創的な建築が超カッコいい!!イギリス館

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ひと目見て一番建築に驚いたパビリオンです。私の大好きなイギリスのアーティスト兼舞台デザイナーのEs Devlinさんが全体の統括を担当しています。

中に入ると、壁側にiPadがずらりと並んでおり、そこで思い浮かんだ単語を送信すると、人工知能が短い文章を作ってくれます。

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それがランダムで選ばれ、10分に1回表に掲出される仕組みとなっているそうです。

仕組みは単純ですが、とにかく外装が超絶かっこいいのです。夜に見るととても映えます。

イギリス館は上海でもミラノでも展示ではなく建築にすべてをかけている感じがしますね笑(展示は中身がほぼなく、建築がメイン)

ちなみに、ミラノの時はこんな感じ。

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上海のときは1本1本に植物の種子を埋め込んだアクリルスティックを差し込んだハリネズミのような建築物で話題になっていました。

大阪ではどんなイケてる建築物を見せてくれるのでしょうか、これから楽しみです!

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開催国の威信をかけたパビリオン、UAE館

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UAE館もめちゃくちゃ建築がカッコいいです。羽を広げた鷲をイメージしている建築デザインだそう。ちなみに翼には太陽光発電電池が埋め込まれています。

砂漠の植生を再現した庭から中に入ると、本物の砂漠の砂に砂漠から世界有数の都市に発展するまでのドバイの歴史が投影されます。

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メインショーでは、ドーム型の施設になっており、砂漠の発展を描くアニメーションを鑑賞できます。

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最後に人工降水や生分解性素材のマスク、農業用水から除草剤の成分を除去する液体など、ドバイの科学後術やSDGsに関する展示で締めくくります。

最初のエリアにある砂の展示はとてもユニークで、砂漠のある国だからこそできる展示手法。開催国のパビリオンは人気のため、スマートキューで予約をした上で行くことをおすすめします。

バーチャルパビリオンは公開されていません

落下する水のショーが一番の見所、DPWorld館

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DPワールドはドバイに本拠を置く港湾管理会社・メガターミナルオペレーターで、ドバイ万博で一番大きい企業パビリオンを建てている企業です。

日本科学未来館のように吹き抜けのまわりが螺旋階段状になっている建築で、真ん中にある水のショーが一番の見どころ。

しかもこれ、ただの水が降ってくるだけのようなものではなく柄がはっきりと見えるのです!まるでクリスマスツリーや雪の結晶などが天井から降ってきているようでした。

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↑写真だとわかりづらいですが、雪の結晶が落下する水で表現されている様子

ミラノでもサウジアラビア館(たしか)でこの技術は採用されていましたが、何を表しているのかまだよくわからないようなレベルでした。しかし今回のDPWorld館で見た水の造形のレベルは完璧と言っていいほどだったと思います。

大阪万博でも流行りそうな展示技法ですね!

(バーチャルパビリオンはありません)

巨大な脳のオブジェが魅力的!ロシア館

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とにかく見た目が一番派手なパビリオン、ロシア館。スピード感を意識しているとか。

2030年のモスクワ万博の招致を目指している国の1つなこともあり、エントランスに行くとこれまでの万博においてのソ連/ロシアパビリオンの模型が輝かしく展示されていました。(ちなみに、他に立候補している国は韓国の釜山とアメリカのロサンゼルスです)

エレベーターで2階に上がると巨大な脳の模型のまわりにずらりと科学やロシアの最新IT技術に関しての展示があります。

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脳のオブジェは、10分に1回ほどショーを行います。この脳、実は分裂して大きくなったりするんです!脳科学の発展を示し、人間の思考の未来を示しているそう。

まるでプラネタリウムに来たかのような美しい空間がとても素敵なパビリオンでした。

バーチャルパビリオンは公開されていません

小さな行動が世界を変える、オポチュニティパビリオン

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オポチュニティパビリオンは「the fog catcher」「the sun mama」「the urban farmer」の3つのブロックに別れており、入場する際にどのコースに行くか振り分けられるシステムのパビリオン。コースに振り分けられた後は世界を救うためのある1人の行動を学び、それにちなんだミニゲームをプレイすることができます。

私が実際に入場したのは「the urban farmer」ですが、他のコースの様子が気になりバーチャルパビリオンで見てみた際に「the fog catcher」の内容に驚かされました。

動画に映る主人公はペルーの山奥に住む1人の男性。男性の住む高山地帯で水を確保するにはトラックまで水を得に行く必要があり、毎日とても大変な想いをしていたそうです。

しかしその地域は毎日霧がかった天候。「霧を集めれば水になるのではないか?」という発想から、霧を20mのネットで集めることで、毎日350リットルの水を得ることができることを発見し、その結果多くの人に水を届けられるようになったそうです。

このような事例が、私達に「小さな行動が世の中に大きな影響を与えてくれる」ということを教えてくれます。

最後に自分自身に対して誓いを立てるコーナーがあり、サステナブルな社会を作り出すために自分ができる小さなことを宣言できるようになっています(1月上旬時点で33万人が誓いを立てていました)

SDGsゴールを達成する上で、1人1人が意識して行動に移していくことの大切さを深く感じるパビリオンでした。

バーチャルパビリオンはこちら

月の石にタッチできちゃう!アメリカパビリオン

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日本パビリオンに少し似ている見た目のアメリカパビリオン。中に入ると副大統領のハリス氏がお出迎え。

アメリカ館はIT技術の発展や宇宙技術の紹介などが全体のテーマになっていたように思います。

アメリカにおける未来創造を紹介するコーナーは、動く歩道に乗って展示を見ていくアトラクションのような形式。個人的にはトマス・ジェファソンやグラハム・ベルと並んでスティーブ・ジョブズと初代iPhoneが展示されていたことに「おお〜」となりました。

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なんと月の石を実際に触ることのできるコーナーもあります。私も触ってみたのですが、少しざらざらとしたさわり心地。。。

大阪万博でも月の石を展示していましたが、今回は触れることができるのに全く並ばずに触れることができてしまいました。時代の流れを感じますね...

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パビリオンを出ると最後にスペースX Falcon9ロケットのレプリカがどん!とお出向かけ。間近でロケットを見ることができ、大興奮です!

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ちなみにこのロケットの下はカフェテリアコーナーになっているので、宇宙へのロマンを感じながらお茶を楽しむこともできますよ。

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地元の食卓を囲めるパレスチナパビリオン

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パレスチナパビリオン。宗教的な文化や香り、食をテーマに扱った展示が魅力的でした。

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こちらはパレスチナのおいしそうな料理が食卓に現れる仕掛けの展示。次々に目の前のお皿にパレスチナの料理が登場するワクワクする仕掛けでした。

バーチャルパビリオンは公開されていません

おわりに

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↑ドバイ万博のエントランスにある世界最大の360度投影ドーム「アル・ワスル・ドーム」のショー

最後に、「サステナビリティがテーマの万博なのに、この6ヶ月のためだけに多くの建物を建設するのは矛盾しているのではないか?」と思う方もいらっしゃると思うのですが、今回の万博会場後は会場内の設備を80%再利用する「District2020」計画があり、万博の施設を再利用し、オフィスや商業施設、住居を含んだ都市開発をするそうです。

Al Waslプラザやサステナビリティパビリオンの建物などは、そのまま観光地として残っていくのでしょう。

万博が開催される意味は時代とともにかなり大きな変化があったと思いますが、今回の万博は、これまで万博で取り上げてきた人類の進歩を称えるものではなく、反対に人類の誤った方向への進歩へ警笛を鳴らすような万博だったと思います。

日本で日常を過ごしていると、どうしても目につきにくい様々な課題に、様々な国の考えを通して考えていくことができたのはとても良い機会になりました。

大阪万博は、どのような意味を持つ万博となるのでしょうか。私と同じように万博にはじめて出会い、人生が変わるような経験をする子どもたちがたくさん増えれば良いなと思います!

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