人と比べることは悪いこと?
3年半前に海外に移り住み、明らかに変わったこと。
それは、人と比べなくなった、こと!
良いことなのか、悪いことなのか、まだわからない。
なぜなら、私は小さい頃から人と比べまくって生きてきたから。
ピアノの発表会で、みんなより難しい曲が弾きたい。
みんなよりテストでいい点とりたい。
“みんなより”
お洒落したい
レベルの高い大学いきたい
いい給料稼ぎたい
たくさん経験を積みたい
常に、私より優れている人と比べた。
《いい感じに自分には届かない人》を見つけるのは上手かったです。
他人との比較というのは、強いモチベーションととてつもないパワーを生むことがある。
必死なり、打ち込んだものもいっぱいある。
だからこそ、得られた能力・経験がたくさんあります。
この考えで生きてきたことに、これっぽっちも後悔してないです。
でも、ひとつ言えることは、
この生き方は、とても、体力を消耗します。
ゴールが無いから本当に疲れる。
日本を発つまで、そんな生き方をしてました。
でも、今の国に降りたった瞬間から、私は変わったように思います。
そもそもスペイン語がまったくわからない。
たいしたことができず、何者でもない自分を痛感しました。
体型も考え方も、みんなと全然ちがう。
会社ではたったひとりのアジア人として、違いを受け入れてもらってる。
・・・比べる対象がいない。
こうして、海外移住した私は、人と比べる日々から完全に解き放たれました☆
その結果、たまに、何を目標に走ったらいいかわからないこともあります(笑)
「これが私っぽいな」という感覚で、将来のビジョンを作っていく。
完全に「個」。
悪くない。
でも、なんか緩いよね(笑)
だから正直、いいことなのかわからないのです。
たまに日本で生活してた頃が懐かしくもあります。
またいつか日本に帰れば、人と比べる生活に戻るかもしれない。
人と比べて、自分に足りないところに気づいて、
ちょっと自信がなくなって、それを越えようと頑張る思考回路は、自然なことだと思ってます。
同じような顔、似たような体型、同じ言語、同じような生活環境。
共通点があればあるほど、競争心?が湧くのかも。
ただし、今のほうがカラダは本当にラクです。
あと、気持ちが軽い。
なんだかんだ言いつつ、
ラテンの国で、人と比べない生活を楽しんでるのかもしれません(笑)