Higashimori Aika

Twitterよりは長い独り言をここにひっそりしたためている。

Higashimori Aika

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最近の記事

敬愛するアサー

先日、6月29日 午後8時17分 祖父 久部良竹仁がしばらくの間、遠くへ旅立ちました。全然整理つかないけど、ここ記すのは自分を整理していくための行為。 28日に県外から沖縄本島に帰ってきた。 首里にいるアサーの所へ行き、帰ってきたよと報告するのが私のルーティーン。飛び回る私だが、沖縄に拠点を置くようになってからは、行く時と帰ってきた時は、次はいつ帰ってきて、いつまでいると伝えている。 アサーはいつも私の事を心配する。どこにいるのか、何してるのか、電話がかかってきて取れなか

    • 脳みそとか掴まれた事ないけど。

      脳みそとか掴まれた事ないけど、きっとこんな感じなのだろうかと思った。 頭があがらず地面に押し付けられる。あげようもんなら吐き気が襲う。這いつくばってトイレに向かい便器に顔をつっこんでも、出るのは耳障りな自分の嗚咽だけ。早く切りたい髪の毛が便器に着いてしまったのが不快だった。 あー、これ、そんまま倒れるやつだったりする?叫んで誰か呼べそうか?いや、無理かも。案外声って出ないもんだな。脳みそ掴まれてるからな。(掴まれてない) あー頭が痛い気持ち悪い。 身動き取れなくとも人間、

      • なんてことない

        いわゆる逢魔時が好きだ。 昼があくびをしながら眠りにつき、夜が目覚める、あの入れ替わっていく空が好きだ。 混じる。 もっといえば、島の海で漂いながら眺めるその時間の空が好きだ。 耳が海に塞がれて、水面を弾く音がこもって聞こえるあの感じが好きだ。 雲が流れる、日が落ちていく。 日の残り香がまだ空を覆っているのはほんの僅かな時間。気づいたら夜の帳が私を覆うのだ。 こんな時間に海にいられるのも、私が1人だからだ。 誰かの何かを気にすることなく、1人海に浮かんでいても咎められることは

        • 私史上激動の2022年

          気づいたら12/31になっていた。 大阪に向かう新幹線の中、この1年を振り返る。 こんなに飛び回った事ないってくらい、映画と共に全国を飛び回った。そして本当に沢山の出逢いに恵まれた年だった。 書ける事を大まかに月事に振り返ってみる 1月 ・ぴあ京都開催 2月 ・与那国×台湾東引島交流プロジェクト ・島くとぅば企画開始 ・『ばちらぬん』宣伝活動開始 3月 ・映画宣伝のため関東関西駆け回る ・石垣島にて『八重山ロケ映画新作上映会』 4月 ・『ばちらぬん』関東各地試写会 ・与那

        敬愛するアサー

          「推し(好き)は世界を救う」は本当の話

          先日、福島で4日間の中高生向け映画づくりワークショップがあった。 そのスタッフとして、私は参加したわけだが、久しぶりに対面するティーンエイジャーが眩しくてたまらなかった。 もちろん映画好きも入れもいれば、親に言われてきました、俳優を目指してます!よくわからないけど映画づくり体験してみたくて! まぁ理由は様々で、全国から福島へ集まってきた。 初めましての人たちといきなり「ハイ!映画作りましょう!」はそりゃあ緊張するわけだが、思った以上に意見が出なくて脚本づくりが進まなかった初日

          「推し(好き)は世界を救う」は本当の話

          沖縄の入墨文化「ハジチ」

          4月10日の琉球新報の記事とその反応に胸がざわついた。 ハジチャー(ハジチを施術する人)として活動する、沖縄にルーツをもつ女性が取り上げられていた。 その記事を見ての反応というのも賛否両論であり、私も一つ思うところがあってnoteを書き始めた。ただの与那国島人(どぅなんとぅ)の独り言なので、どうぞよしなに。 この琉球新報の記事は、ハジチをとりあげるにはちょいと雑で美化されすぎな印象を受けた。ハジチは手放しに誇りだとか、カッコイイとかで取り上げていいものじゃない。復興と見出し

          沖縄の入墨文化「ハジチ」

          生きる。そして映画。

          石垣島で映画上映会が今日からはじまった。「ばちらぬん」がやっと八重山にきた。 ゆいシネマを守る会の皆さんの御協力のもと、配給会社ムーリンプロダクション主催で叶った今回の上映会。 舞台挨拶が12回もある…何を話せばいいのだ…。未だに人前にたって話すのが苦手の苦手である。変にニヤニヤしてしまう。防衛本能だろうな。大人の笑顔ってやつ。自分が嫌いなやつ。 だからいつも舞台挨拶がおわってロビーに出たあとの一人一人と話す時間の方がよっぽど好き。声をかけてくださってありがたい気持ちでいっぱ

          生きる。そして映画。

          温かいものを食べたい

          島の気温15度。 都会に比べたら暖かいのだろうけれど、風が強いので体感温度はもっと低いんじゃないかな。 そして家には暖を取れるものがない。 お湯を飲むか、毛布くらいだな。あー寒い寒い。コタツに住みたい。 そして雨が止まないんだなこれ。また畳からキノコが生えちまうよ。 どんな家を想像されちまうかこれで。 THE冬の与那国の天気、全国トップレベルで1月の日照時間が無さそうだ。 年末に兄に誘われ長野へ人生初スノボをしに行ったのだけれど、途中でパウダースノー?になって100m先が見

          温かいものを食べたい

          触れて見えて在りつづけ

          まぁ今日はいわゆる「信じるか信じないかはアナタ次第」っていうやつです。 ただの体験談であり、私が信じているものといったところ。 自分でも霊感があるとは思わないけれど、非科学的な体験を子供の時からいくつかしてきた。1番古い体験記憶では小学低学年の頃。 友達が家の庭で鶏を飼っていて、産まれた卵をパン屋さんに売ったりしていた。"ペンギンショルダー"という変だけど語呂のいい名前の雄鶏がいて、その子から落ちた羽で鉛筆を作って遊んだりもした。私は鶏たちの見分けがつくぐらいほぼ毎日のよう

          触れて見えて在りつづけ

          『ばちらぬん』桜坂劇場上映を終えて。

          10月28日、沖縄の桜坂劇場で3週間の『ばちらぬん』上映が無事に終わった。当初は1週間の予定が、ありがたいことに延長、再延長とまでになった。劇場へお越し頂いた皆様、誠にありがとうございました。 初日10/9私は当日に那覇入りしていた。朝は4時起きで始発に乗ったら人身事故で電車が遅れるもんだから、飛行機も1便遅らせることに。もう空港まで冷や汗ダラダラ。桜坂劇場に到着したのは上映の1時間前、既にお客さんいっぱいの劇場の中でトランクかっぴろげて詰め込んだ◯◯◯冊のパンフと缶バッチ

          『ばちらぬん』桜坂劇場上映を終えて。

          パクチー

          今日は朝早くから電車に乗っている。眠気に負けないようにしているけど、けっこうギリギリ。 そんな瞼も落ちそうな俺の首に突然… (((ワサワサ)))なんかついてる!というかなんかとまった!? 瞬時に左手で払い除けたら、床にビターン!と何かが叩きつけられた。 動いている…当方、目が悪いもんで座っている位置からソレが何なのか見えない。なんだか立って近づいて確認するのも恥ずかしい。だけど、すでに車両の皆さんから俺に視線が向けられていることを全身で感じている。 知らないフリをしながらこ