イギリスでWWOOFer (ウーファー)を親子で体験
イギリスのドーバー海峡近くにて、ウーファー体験をしてきました。
ウーファーって何のこと?という方は、こちらから簡単な説明をどうぞ。
ヴィーガンとオーガニックをコンセプトにVeganic(ヴィーガニック)を行っている農場(農場と言うよりまだスタートアップの為、空き地に近い)敷地内に、コンテナで作った家に住むオーナーさんとその娘さん13歳にお世話になりました。クルミやヘーゼルナッツ、リンゴなど植林をしながら、数年後に実が生ることを目指して、懸命に働かれています。
イギリスは、本当に雨が多い国なので作業中に降る雨に負ければ、何にも作業が進みません。農作業をしていなくても、イギリスに移住してからというもの、靴の傷み方は半端ありません。
ヴィーガニック生活の一日はあっという間。夜にはどんな場所でも熟睡が期待できる農作業でかなり健康体になれる。
ウーファーとしての作業は、生物多様性を達成する為に必要な池の設置の為に、穴を掘ったり、雑草を抜いたり、植木をしたり、とにかく広大な敷地で自然と共存しているため、やることは山積みです。
作業が終われば、ゆっくりお風呂で休みたいと言いたいところですが、この農場では本格的なオーガニック生活が繰り広げられていた為、水はもちろん雨水のみ、温水も5分くらい出ればラッキーという感じです。更に、コンポストトイレを使い、薪で暖炉を温め、ソーラーパネルで車も家の電子機器も動かしています。
不便といえばそれまでですが、そのおかげで、色々なことに手間暇をかけることになります。家に帰ってきて靴を脱ぐだけでも、雨でドロドロになった長靴を洗い、湿った空気の中、乾かさなければならないという作業が必要です。
ヴィーガン料理も、知恵を絞らなければヴィーガンではなくなってしまうため、色々とレシピを考えたり、敷地内の山菜を試してみたりとする内に、あっという間に寝る時間となり、そのまま朝まで全く目覚めずにすっきり寝れてしまうのです。
こんなに健康体でいたことって暫くなかったのではないのかと。
仕事で一日パソコンの前に座っていた時よりもよっぽど充実感、生活の知恵がつく一日となります。やっぱり人間、自然と共存するって本当に大切だと思いますね。
次回はもう少しヴィーガンについて書いてみたいと思います。
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