「インプロで遊ぼう!」講座
毎月第3木曜日に開催している「インプロで遊ぼう!」にて、隔月でファシリテーターを担当している近畿大学附属高校の社会科教諭、ひーやんこと平田健夫さんにインタビューをしました!
最初はこの講座の一参加者だったひーやん。
ファシリテーターというそれまでとは違った立場で参加するようになって変化したことはあるのでしょうか??
Q. 参加者からファシリテーターに立場が変わったことで、意識が変わったことはありますか?
A. 参加者であってもファシリテーターであっても、「その場を楽しむ」を常に心がけているので、大きく意識が変わったということはないのかもしれません。ただ、
①準備に対しての意識
②自分以上に参加者に楽しんでもらいたい
この二つはファシリテーションをすることで芽生えたものだと思います。
①に関しては、普段の生活の中で、今まで以上に「Yes, And」を(ファシリテーターとしてのマインドセットのため)に意識しています。
具体的には、他者が何を求めているのか考える、コミュニケーションの中で投げられたものを徹底して拾う、とりあえず流れに乗っかるなどです。練習していないことを本番で発揮するのは難しいと思うので、普段の実生活から「Yes, And」を実践しています。
Q. ファシリテーションをする時は、どんなことを考えて90分をデザインしていますか?
A. 先に述べたように、②「自分以上に参加者を楽しんでもらいたい」という意識を強くもっています。
実際「インプロで遊ぼう!」のファシリテーションを90分すると、真冬にもかかわらず、着ているシャツがビショビショになっていることに驚きます(笑)。
私はお風呂に入ってから「インプロで遊ぼう」に入室するんですが、終了後にもう一度お風呂に入ることが毎回です。きっとファシリをする際、普段参加者で参加する時とは違う頭を使っているからだと思います。
その場(ゲーム)を楽しみながらも、参加者の様子を観察したり、次のことを考えたり、脳がマルチタスク化している状態です。そのような中で、みなさんに楽しんでもらうため、精神的なハードルを下げてもらうことを第一に考えています。
具体的には、カフェやファミレスで友人と他愛のない話をしている時のような心理的安全性を目指しています。
そのために、ファシリテーターである私自身が、まずオープンであること、そして隙を見せる(取り繕わない)ことを心がけています。あとは、漏れなく自分も楽しむことを大事にしてデザインしています。
Q. この「インプロで遊ぼう!」は、どんな人にオススメですか?
A. とにかく笑いたい、色々なジャンルの人とコミュニケーションをとりたい、自己肯定感を高めたい、ありのままの自分をさらけ出したい、創造力を養いたい、新しい自分を発見したい、褒めてもらいたい、柔軟性がほしい、物事を俯瞰できるようになりたい、向上心があるなどなど、そんな方々のご参加をお待ちしています!
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