イギリス旅行18★ウェールズの世界遺産カーナーヴォン城とインスタ映えカラフルな港町
北ウェールズのコンウィ(Conwy)という街から西に車を走らせます。
※2022年4月にコロナ禍でイギリス旅行をした記録です。
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ウェールズ語は、言葉の系統的にはケルト語派に属していて、フランスのブルターニュ半島のブルトン語、イギリス南西部のコーンウォール語と特に近いそうです。スコットランドのゲール語も、同じケルト語派。
フランスと言えばフランス語の国、イギリスと言えば英語の国って私たちはどうしても思い込んでしまいますが、違うんですよね〜。
インド・ヨーロッパ言語は系統がこんな感じで分かれてます。ケルト語派は、緑の部分。
実際、ウェールズの街中では、ウェールズ語で話している人をたくさん見ました。スコットランドでは、ゲール語を聞くことはなかったのですが、ウェールズ語は、普通に家族や恋人同士で話されていました!Wikipediaによると、ウェールズの人口の3割がウェールズ語を話せるそう。
カーナーヴォン(Caernarfon)という街に立ち寄りました。
カーナーヴォンもコンウィと同じく、エドワード1世が建てた見事なお城で有名です。
参考:
イギリスで、お城をいろいろ訪問してみて思ったのが、日本と違って「順路」の表示がないということ。
どの順番でどこを見るかは、完全に訪問者に任されています。ちゃんと自分たちで確認しながら進まないと、見どころを見逃してしまいかねません。
どのように進んでも良くて、どこにどんな秘密の道が隠れているかわからない。子どもたちが、すごく楽しそうにお城を探検している様子が、すごく印象的でした。
日本のお城は、順路通り進めば頭を使わなくていいし、大事な見どころを見逃す心配もありません。
一人がやっと通れるこんな狭い螺旋階段は、日本だと絶対に一方通行のはず。イギリスだと、お互いに譲り合いながら登り下りする必要があるので、渋滞になることもしばしばでしたが(笑)、それもまた楽しいと私は感じました。
日本のようにきっちり管理することで、安全性は担保されるのだと思いますが、子供にとって、好奇心や自主性を育む機会が犠牲になっている部分もあるかもしれないと思いました。
ところで、カーナーヴォンは、映えるカラフルなかわいい家がたくさんありました。
昔、漁師が海から帰ってくるときに自分の家がすぐ見つけられるよう、家の壁に色を塗った・・・という場所は世界各地にありますが、港町カーナーヴォンも、そういう理由で家がカラフルなようです。
では、これからウェールズを南に下ります。
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