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バスケに興味がなかった友達をBリーグ界隈に引き込んだ話~前編~


1.導入

突然ですが読者の皆さんがBリーグにはまったきっかけは何でしたか?
「学生時代バスケットボールをしていたからその流れで…」
「ワールドカップをテレビで視聴して…」
「たまたま会社で招待券をもらえて…」

色々なきっかけがあると思います。最初は楽しみと緊張を胸に会場へ足を運び試合を観戦。この時の感動や思い出が忘れられず、そこからは一気に「バスケ沼」へと足を踏み入れていきましたね。

そしてその後多くの方は友達や会社の同僚、学校の先輩・後輩に対してこう言ったと思います。
「バスケ一緒に行こうよ!楽しいよ!」

2.私の場合

Bリーグにはまったきっかけは以下の記事をご覧ください。
あと読んだらついでに「スキ」も押してください

私ももれなく、友達に営業をかけたパターンです。
ある時、ご縁があって自分が応援しているチーム「シーホース三河」のペアチケット(招待)をもらえました。喜んだのも束の間、ここで1つ重大な問題が発覚します。

「いつも試合は1人で見てるんだけどどうすればいいんだ…?」
「「「あと誘えるような友達が周囲にいない」」」」」

さらに数少ない友達のほとんどはバスケットボールよりも野球に興味がある子ばかりでした。もっというとBリーグを知っている人すらもいなかった気がします。皆さんスマホゲームの「プロスピA」に勤しんでいましたね。

しかし、偶然にもそのうちの1人が都合がつくということで、その子と一緒にシーホースの試合を観戦に行くことになりました。

3.ついてきてくれた子の紹介

名前は「Kくん」といいます。Kくんは中学校と高校が一緒で、何度か同じクラスになったこともあります。大学こそ離れてしまいましたが、家が近所ということもあり、どちらかが旅行に行った際はお土産を渡しつつ、いただきつつという関係性です。
一方肝心のバスケとの関係性ですが、当時のKくんは1度もバスケの試合を現地で観たことはなく、ルールもあまり知らないという状態でした。

4.いざ三河デビュー!

2023/3/25(土)、Kくんと私は雨が降りしきるウィングアリーナ刈谷に降り立ちました。

大雨でした

余談ですがこの↑シーズンの試合情報の画像好きです。背景のデザインと「解き放て」の文字がむっちゃ合ってると思います。

試合前には
Kくん「ルール分からないけど大丈夫かな…」
私「ちゃんと解説するから安心しろって!何かあったらMCの方が説明してくれるから大丈夫!」
そんな会話をした記憶があります。まぁ全然大丈夫じゃなかったのは想像に難くないと思いますが。そりゃ贔屓の試合を冷静に中立に観られるわけがないよね。そうだよね。別に僕悪くないね。やったね。
で肝心の結果ですが…

大        惨          敗


ひたすらオマラさんにペイント制圧された記憶しかない
2シーズン後に魔改造
毎度お上手なシーホースくんさん

帰り道がしんどかったですね。わざわざ忙しいタイミングを縫って来てくれたKくんに申し訳なかったです。「つまらねぇじゃん。2度と来ねぇ」って言われたらどうしよう…と心配しましたが、試合後の彼の反応は意外なものでした。

「楽しかった!」

話を掘り下げていくと、
・野球よりも点数が入る
これが相当大きかったようです(確かに負けたとはいえ66点入ってますからね。スポーツの性質が違うので単純比較はできませんが、1つの試合のなかでこれだけ点数が動くのは彼にとって新鮮だったようです。)
「また都合が合うなら行きたい」
というリアクションだったのでトータルで見たら非常に大きな一歩だったと思います。

5.その後

その年の8月に日本中を歓喜の渦にしたワールドカップが行われます。
そして10月から始まったシーズンでシーホースは開幕から好調を維持。
そして私は満を持して(?)Kくんをもう1度シーホースの試合に誘いました。

私「今シーズンのシーホースは違う!もう1回行こうよ!」
Kくん「12/20の水曜日空いてるよ!」
私「りょーかい!チケット取っておくね!」
(後編へ続く)

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