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茨城遠征〜4年振りの開幕戦勝利へ〜

1.Bリーグ開幕

10/3(木)の群馬vs広島を皮切りに動き始めたBリーグ2024-2025SEASON。今シーズンはどんなドラマが待っているか。楽しみです!

2.シーホース三河vs茨城ロボッツ 展望(?)

10/5(土)にシーホース三河も開幕を迎えました。もはや恒例行事になった開幕節のawayゲームです。対戦相手は茨城ロボッツ。昨シーズンの順位は振るいませんでしたが、三河とは毎シーズン接戦になることも多く、また新チームになった茨城も天皇杯では、昨シーズンCSに進出したアルバルク東京と第4Qまで接戦を演じるなど油断ができない相手でした。

一方のシーホースも天皇杯でショッキングな負け方を喫してそこからどう「カイゼン」してくるかがポイントでした。目標としていた愛知カップ、天皇杯、リーグ制覇の三冠の夢は途絶えてしまいましたが、残りの一冠を目指した長い道のりが始まろうとしています。

3.初アダストリアみとアリーナ

アリーナの中に入った第一印象
→ビジョンがでかい!!そして画質がめちゃくちゃいい!!

それ以外の部分も非常に綺麗なアリーナというのが全体的な印象です。スタッフさんのホスピタリティも高かったですし、演出もめちゃくちゃすごかったです(語彙力)あっけにとられながらオープニングセレモニーなどを楽しんでいました!

4.試合振り返り(前半)

新加入の須田選手の3ポイント+and1というド派手なプレーで先制し6-0のランを作ったシーホースでしたが、茨城も今季から加入のスコアラー、フランクス選手や中村選手の3ポイントなどが決まり、三河は逆に14-0のランを喰らってしまいます。結局、この試合でフランクス選手には23点決められてしまい、1試合通じて苦しめられることになります。嫌な雰囲気が漂いましたが、ここで三河の2ndユニットが魅せます。長野選手・角野選手・レイマン選手が3ポイントを決めるなどして巻き返し、なんとか1Qをリードして終えました。(三河は結局タイムアウト後は5-14のランを見せました)特に長野選手のスリーは2本とも決して簡単ではないシチュエーションのなかでのスコアメイクでした。最初のドリブルでDF交わす→スリーが入ったことでチームも落ち着き、その後の巻き返しに繋がったのではないかと思います。

2Qもまずまずの展開。1Q好調だった角野選手や長野選手が得点したかと思えば茨城も中村選手やフランクス選手などが決め返すという攻防がしばらく続きます。一進一退の攻防が続くなか残り3分38秒で須田選手がややタフショット気味のスリーを右コーナーから射貫きました。DFも割と詰めて守っていましたがそれでもねじ込みましたね。さすがシューターといったところです。ただこの試合は思いのほか、FTが入らず「あとはFTだけ…」というもどかしい思いを背負いながら(?)前半を折り返します。

5.試合振り返り(後半)

勢いに乗っていきたい3Qでしたが、なかなかショットを決めきれないシーホース三河。特にGame1はガードナー選手が「日本に来てから1番悪い日だった」と言うくらいタッチが合わず、OF面ではチームとしても相当苦労したのではないかと思います(実際に試合後のコメントでもライアンHCはその旨を述べていました)逆に茨城は長谷川選手と前半も大活躍だったフランクス選手が得点を重ね10-0のランを作り出すことに成功しました。(長谷川選手も天皇杯のアルバルク戦で22点取っています)一方の三河はオーガスト選手の連続得点、ガードナー選手のこの試合初得点が生まれ、ギリギリリードを保って終了しました。
※なお下にオーガスト選手の得点シーンがありますがこれは2Qのものです()

そして最終Q。立ち上がり(残り9:20くらい)に本日絶好調の角野選手が左45度からこの試合3本目のスリーを決めます。あとでバスライを見直すと、このプレーは
→石井選手が中へ走り込んでスペースを作る
→レイマン選手がトップ付近から一瞬ペイントアタック
→角野選手のDFが一瞬引きつけられ、そこでキックアウト
→スコアメイク
バスケットボールってもちろん決めた選手がすごいのは事実ですが、1つのゴールが生まれるまでのプロセスにそれ以外の選手も絡んでいる点におもしろ味があると個人的には思っています。


ちなみにその後のレイマン選手が3ポイントを決めたシーンも
→長野選手がトップ付近でスクリーンかけて角野選手とのDFにズレを作らせる
→そのまま角野選手はゴール下に走り込んでガードナー選手からパスを供給してもらってシュート
→ここは惜しくも外れてしまうが茨城のDFをインサイドに引き寄せることに成功
→左コーナーで待機していた石井選手が颯爽とORを回収する裏で、レイマン選手が右コーナーから右45度に移動。そこに石井選手がパスを供給。
→スコアメイク。
うん鮮やか。(語彙力)

その後平尾選手が1人で9-0のランを作り(3ポイント→FT3本→3ポイント)、2ポゼッション差まで迫ってくるなどひやりとするシーンもありましたが最後は前半決め切れていなかったFTを高確率で決めて10点差で勝利しました。(オーガスト選手さすがです👏)終わってみればオーガスト選手・長野選手・レイマン選手・須田選手が2桁、角野選手が9点という結果になりました。ちなみにベンチポイントが35点という恐ろしい数値が出ています笑

4.この試合の振り返り

もちろん開幕戦を2020-2021シーズン振りに勝利できたということは非常に大きいです。しかし個人的には「大黒柱のガードナー選手やエースの西田優大選手が不調のなか、他の選手たちがステップアップして勝ち切った」という点に大きな意味があると感じています。昨季の三河は、なんだかんだでガードナー選手の影響を受けてしまい、ガードナー選手の調子が上がらないとせっかくリードしていてもそのままズルズル負の流れを引きずってしまい、負けてしまうことが何度かありました。しかし今回のように他の選手たちが存在感を示せば勝ちきれるという1つの成功体験になったのではないかと考えています。(実際に翌日の試合でガードナー選手は22点、西田選手は4Qのクラッチタイムに勝負強さを見せ12点取ってくれました!)

5.まとめ

・三河が絡む試合だと応援に熱が入りすぎるため試合の記憶がなくて結局ボックススコアとバスライを照らし合わせながら振り返ってる
・気付いたら2700字目前。大学のレポートだと全然進まないのに。

開幕節連勝!!明日から始まる「三河ダービー」も楽しみです🔥
最後まで読んでいただきありがとうございました!!


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