今こそ常備菜(第一弾) 無添加サラダチキン
新型コロナウイルスの感染事態の収束が見えない中、お子さんの学校閉鎖や配偶者のテレワークでの在宅で、家族が一日中、家にいて朝昼晩の3度の食事作りに辟易している、疲れてしまっているとの声も多く聞きます。
そこで今週から上手に手を抜きながら健康に大事な栄養素も摂れ、しかもおいしいお料理作りをお伝え致します。
第一弾は
『コロナ対策 無添加サラダチキン』
まずなんと言っても安い!
100g辺り70〜100円と牛・豚肉、鶏もも肉と比べて安いので家計に大助かりです。値段も安定してるので常備菜として冷蔵庫にストックしておきましょう。
※ちなみに一羽の鶏からとれる肉の量は、もも肉もむね肉も同じ量です。もも肉に比べて需要が少ないから。
むね肉はパサパサして美味しくないからというイメージがあり、市場では売れるもも肉のほうが高くなります。
今回はパサパサしないサラダチキンを作りましょう。
材料
鶏胸肉(皮なし)2枚
※1枚辺り200〜300gです
塩 1.5%
※皮と筋を取り除いたむね肉100gに対して塩1.5g、500gでしたら7.5gの塩
①下準備
まずはむね肉の筋を取り除きます
※皮付きのむね肉の場合は皮を取り除きます。外した皮は食品保存袋などに入れて冷凍庫に保存しておいてください。別の機会に鶏油(チーユ)と鶏皮せんべいを作り方をお伝えします。
キレイに皮や余分な脂肪・筋を取り除いたら2〜3当分にカット致します。
むね肉を耐熱性ポリ袋に入れて、むね肉の重量の1.5%の塩を入れて揉み込みます。
できるだけ空気を抜き、冷蔵庫に入れておきます。こうする事によって浸透圧でむね肉が柔らかくなります。(塩麹を使うのもオススメです)
②湯煎する
鍋にたっぷりの湯で耐熱性ポリ袋のまま50分ほど湯煎致します。
⚫︎ポイント! 沸騰させない温度で湯煎します。70〜80度(温度計が無い場合は鍋の底から小さな泡がポコポコであがるくらい)
50分たったら火を止めて余熱で10分置きます
すぐに料理に使う場合はそのままでも大丈夫ですが保存する場合は流水などにさらし粗熱をとり保存袋のまま、もしくは保存容器などに煮汁ごと移して冷蔵庫へ保存します。
これでパサパサしないしっとりしたサラダチキンが完成です。
保存期間は冷蔵庫で5日
煮汁から取り出した状態で冷凍だと1ヶ月
時間がある時にまとめて作っておく事をオススメ致します。
⚪︎簡単レシピ
まずは冷蔵庫だしてほぐす(カット)だけのレシピ
⚪︎サラダチキンの香味ねぎ和え
サラダチキン1枚 (手でほぐす)
長ネギ1/4本 (小口切り)
にんにく・生姜 各小さじ1/2 (すりおろし)
白ごま 醤油、酢 小さじ1
ごま油 小さじ1/2
全ての材料を和えるだけ
⚪︎サラダチキンサンド
サラダチキン 1枚
食パン(8枚切り) 2枚
トマト 1/4個
サラダ菜 2枚
マヨネーズ 大さじ1
トマトは5mm角に切る。手でほぐしたサラダチキンとマヨネーズとトマトを和える。
食パンにサラダ菜・上記の具材をのせもう一枚の食パンで挟む。
お次はちょっと手を加えて
⚪︎海南鶏飯
サラダチキン 2枚
サラダチキンの煮汁 100cc
米 1.5合
もやし 1袋
たれ( ナンプラー レモン汁 各大さじ1 すりおろしにんにく・すりおろし生姜 各小さじ1/2)
パクチー お好みで
米は洗ってザルにあげ、水気を切って炊飯器に入れサラダチキンの煮汁を入れて分量の水を加えて30分以上おく。
パクチーはお好みで千切る。たれは合わせておく。
ご飯を炊く。炊き上がったらもやしとサラダチキンを入れ蓋をして10分くらい蒸らし、もやしとサラダチキンを取り出し、サラダチキンを食べやすい大きさに切り、ご飯、もやしとともに盛り、パクチーを添える。
⚪︎ポップコーンチキン
サラダチキン 2枚
塩・こしょう 少々
バッター液 (卵 1個 小麦粉 大さじ 5 水 大さじ 3)
パン粉 大さじ 6
ケチャップ・マヨネーズ 各大さじ1
サラダチキンは一口大に切って、塩・こしょうをふる。
バッター液の材料を混ぜ、サラダチキンをバッター液、パン粉を順にまぶす。
揚げ油をやや高めの中火を熱し(油にパン粉を入れてシュワーと音を立てるくらいの温度)、3分揚げる。
ケチャップとマスタードを和えたソースにつけていただく。
お弁当にも使えます。
鶏むね肉には
疲労回復成分のイミダペプチドが多く含まれております。
新型コロナで精神的なストレスや疲れがたまってると免疫力を維持する良質な睡眠がとれなくなりがちです。
鶏むね肉にはトリプトファンが豊富で『睡眠ホルモン』と言われるセロトニンを生成します。
疲労回復と快眠に
そして高タンパク・糖質ゼロ
鶏むね肉は最強の食材のひとつです。