「ここぞという日」に写真に困らない方法〜スタートアップ写真ストックのススメ
こんにちは。
アイデミーで広報を担当している高野です。
先日、弊社アイデミーは東京証券取引所グロース市場に上場しました。
上場というのはスタートアップとしては一つ大きな節目であることが多く、アイデミーも例にもれずサービス開始以来の目標として目指してきました。
そんな節目を無事に迎えることができ、代表の石川をはじめ役員陣やメンバーなど様々な立場からnoteを書いています。
(そちらもぜひご覧ください!)
私からは、今回の節目を迎えるにあたって強く感じたTipsを一つ。特に、スタートアップを立ち上げたばかりの創業メンバーや、新人広報さんに向けてお届けしようと思います。
それは……写真についてです。
現在、社内広報をメインの担当業務としている私は、今回の上場のタイミングで社内に向けて臨時の社内報として何を発信しようか考えました。
伝えたいことは、ここまでの道のりと達成感、そして上場はゴールではなくこの先も道のりは続いていくこと。
そこで、創業からこれまでの沿革、そしてその歴史を築いてきた「メンバー」に焦点を当て、社内の写真をまとめたスライドショー動画を作成しました。
作成するにあたって必要となってくるのが大量の写真!
もちろん動画の構成の仕方としては様々あるかと思いますが、今回は上場セレモニーの中継パーティ会場で流すという背景もあり、どのシーンを見ても楽しめるようにたくさんの写真を流そう!と決めました。
結果的に、213枚の写真を使用した約13分の動画になりました。
(しっかりしすぎたボリュームで自分でも苦笑しましたが、いい写真が多すぎて削りきれませんでした。。。笑)
写真の集め方
今回、結果的に写真は以下の場所から探すことになりました。
Google Drive
代表の個人フォルダ
Slack
アイデミーではファイルストレージとしてGoogle Driveを使っています。会社の公式イベント、素材撮影、登壇や取材時のオフショットなどは、広報で撮影することが多いので都度日時と内容をフォルダ名にして格納・管理しています。
ただ、私(広報担当者)が入社したのは2019年。アイデミーの創業は2014年なので、以前の写真については残っているものがだいぶ少なく……(泣
代表の石川にも一部協力をお願いして写真を探していただきました。
でも、会社のイベントは頻度高い訳ではないのでシーンが限られるし、登壇や取材時の写真に関してはだいぶ登場メンバーが限られてしまいます。会社を作ってきたのは、役職問わず、部署問わずのメンバーの日々です。
今回大活躍したのは、Slackに自然と溜まっていた写真の数々でした。
大活躍したのはSlack…?
アイデミーのSlackにおいて、写真が保存されていたチャンネルは主に3つあります。
①z-Aidemy Snap
②z-history
③z-meshi
※チャンネル名冒頭の「z-」は、社内命名規則に基づいて雑談チャンネルであることを表しています。
①のAidemy Snapは、エンジニアメンバーが作ってくれたbotチャンネルなのですが、任意のチャンネルで投稿した写真に対して「Aidemy Snap」のスタンプを押すと、このチャンネルに勝手に転送してくれます。
「これはAidemy Snapだね!」のテンションでスタンプを押しているうちに、あれよあれよという間に写真が集まっていくのです。ありがたい!
②のhistoryは、私が入社前に作成されたチャンネルです。きっと当時、歴史を残そう!と写真を投稿するチャンネルを作ったのでしょう。その証拠に、作成時に一気にアップロードした写真が多いようで投稿日が同じ写真も多くありました。今ではなかなか更新されなくなってしまったのですが、初期の日常写真を探すのにはとてもありがたかったです…!
そして最後に、③meshiチャンネル。元々は、「今日誰かランチ一緒に行かない…?」という呼びかけをSlack上でするために使われていたチャンネルなのですが、最近は使用用途が一部変わっています。
福利厚生の一部として、新入社員のウェルカムランチや部署内外の食事会の補助があるのですが、その経費精算の条件に、参加者確認のため写真のアップロードがあるのです。
これが今回大活躍しました!!!
と同時に、「きっとここにいい写真がたくさんあるから、スライドショーが成り立つ枚数集まるぞ…!」という安心にもなりました。
部署、役職問わず、とてもいい笑顔の写真がたくさん集まっていたのです。
仲間たちと、楽しく美味しいご飯を食べている時はやっぱりみんないい笑顔になりますよね〜😊
加えて、この仕組みがあることで社内用に写真を撮ることやSlackにアップすることにみんな慣れ、感情的な抵抗が減った側面もあるのではと思います。社内イベント等でカメラを向けるとみんな本当に素敵な笑顔で写真に写ってくれて好循環です。(そして撮ってる私もとっても楽しいです…♡)
写真ストックのススメ
ということで、今回おすすめしたいのは以下のTipsです。
特に、創業初期のスタートアップや部署ほど、コスト少なく、でも今から途切れなく貯めていくぞ!の意気込みでストックしておくのをおすすめします。節目で大活躍する日がきっと来ます!
勝手に集まる仕組みを作る
スタンプで発動するBotや福利厚生の活用で、写真を半自動的に貯めていくことができます。一度仕組みを作ってしまえば楽ですし、担当者以外が撮影した写真を集めることができるのがメリット大きいです。今回も「こんな写真もあったんだ!笑」と楽しみながらまとめることができました。
なくす前にまとめる
使用しているツールやプランが違うチームももちろんあると思います。その場合はそのままTipsを流用とはいきませんが、写真の格納場所を明確にしておいてこまめにまとめることをおすすめします。当然のような話ではありますが「撮影日時・撮影シーン」をまとめておくのはマストです。選別は後にするとしても、それだけまとめておきましょう!
…これは自分にも言い聞かせています。笑
スマホで撮った写真とか、溜め込んでしまいますよね……わかる……ともに頑張りましょう……。
その他おすすめ情報
オフィス写真
会社の沿革や歴史をまとめるにあたって、「オフィス写真」はとても便利です。「こんなオフィスで」「こんなメンバーで」「こんな働き方してたな〜〜」が詰まっています。オフィス移転した時は移転作業中の写真や移転直後の晴れやかな(綺麗な?)状態のオフィス、そしてみんなが働いている様子のスナップをいくつか撮影・保管しておきましょう。歴代オフィスの写真たちをまとめるだけで、会社の成長の骨組みをある程度表すことができるケースも多いと思います。
肖像権の許諾について
これは特に広報的な視点になると思うのですが、写真に写っている人には肖像権が存在します。スタートアップだと採用や発信などにメンバー写真を使うケースも多々あるかと思いますが、社内のメンバーに対して写真をどの範囲で使っていいのか、社外向けにも使っていいのか避けたいのか、退職後の扱いなど…もちろん撮影時にも都度コミュニケーションは取るのですが、人数が増えるにつれてどうしても煩雑にはなってしまうので、トラブルを避けるためには入/退社時などに書面で合意を取っておくのが理想だなぁと思います。
「ここぞという日」の先にも、日々は続いていく
今回は上場という大きな節目の日でしたが、経営陣はじめメンバーが口を揃えて言っていたのは「今日は一つの通過点であり、また明日から地続きの日々が始まる」ということ。そして、ここからもっと成長を図っていくということ。
私も、広報というポジションで会社の歴史や成長に伴走できていることをありがたく嬉しく思うと同時に、また次の大きな節目に向けて歴史を紡いでいきたいと決意を新たにしました。
アイデミーに興味を持ってくださった方へ
代表石川のnoteはこちらから!
メンバーも随時募集しています!
入社したら、アイデミーメンバーの笑顔いっぱいの写真がたくさん見れますよ!!🙌笑
このnoteについて、またアイデミーについて追加のご質問やご相談がある方はどうぞお気軽にTwitterDMまでご連絡ください!
https://twitter.com/demy_koho
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