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このインタビューは、フィクションです。<山口朋子さん>

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対象者の点を、相手目線で繋ぐのは諦めた。 躁鬱の波に任せた、がっつり創作インタビュー。 No.001主婦起業の専門家、山口朋子(MOMO)さん オンラインコミュニティ彩塾を1…
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2022年4月の記事一覧

<山口朋子さん>このインタビューは、フィクションです。

さて、軽はずみな気持ちでやってしまったなぁ。 昨年12月、あるセミナーで発表する機会があり、インタビューをやりたいんです!されたい人DMください!と大風呂敷を広げてから、4ヶ月が経とうとしている。ありがたいことに、何人かご協力いただいた人もいて、対面やオンラインで取材をした。 取材中は楽しかった。その人の歴史を肉声、ブログ、SNS、書籍など、総ざらいして、その人の人格像がなんとなくわかるまでになった。しかし、ある一点を超えてから、不思議な感情が芽生える。昨日思ったその人の

<山口朋子さん>第一回 遭遇

インタビューの依頼を受けたのは、初めてだった。自分なりに取材を始め、イメージを膨らませた。準備万端とはいえないが、当時の自分としては、めげずによく時間をかけたと思う。 板橋、成増駅についた。初めて降りた場所。緊張して、朝食がまともに食べられないでいたのを思い出し。何から、話始めれば良いのか、きっかけを作ろうと、近くの成城石井で、少しいいチョコを買った。「頭に糖分を補給しないと思って、買ってきました。ハハハ」うん。これで行こう。 横断歩道を渡って、少し開けた住宅街の入り口。

<山口朋子さん>第二回 ネットの世界

50枚のカードに、関連のない言葉が並べられた。それを、過去、現在、未来の順番に、ホワイトボードに貼り付けていく。この人の頭の中の一部を投影した感じ。顔がこわばっているのは、なぜか。自分の射程範囲の遥か外の単語が、同じ平面上に並んでいるからだと思う。 【宇宙人】 【人間の心理が知りたい】 主婦起業の専門家という肩書きからは、想像もつかない言葉。 【6歳で、自殺未遂】 うん。ええと。このインタビューの目的はなんだったっけ?この人は本当に自分のファンを増やすつもりはあるのだろ

<山口朋子さん>第三回 設計士

主婦起業の専門家、山口朋子さんのキャリア、「設計士」について伺った。 大学卒業後、新卒でリクルートに入りました。もともと住宅に興味があって、小さい頃から住宅の間取りなんかをみて、あれこれ想像を膨らませるみたいな遊びをやっていたんですけど。本当に好きで。 リクルートハウジングという部門があったので、そこを狙って就職を決めました。でも、配属は就職情報誌の営業で、イメージとはかけ離れていましたね。本当に激務で、心身ともにすり減らしていたんですが、ある時、ふと立ち返って「自分は