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お正月飾りをつくる。#2
2020年12月18〜19日のこと。
雪がしんしんと降る中、2日間かけて「 餅花 」をつくりました*
京都ではお正月飾りとして 店先などに よく見られます。
地域によって 呼び名や意味合いも それぞれにあるようですが、五穀豊穣、家内安全、蚕の安全などを祈ってつくられたもの。
(( ちなみに 私は喪中ですが、これはお仕事なのです。
お花のお仕事をされている、大先輩の素敵なお姉さまに教えていただきながら、お昼から夕方まで、ひたすらにお餅を丸めて、柳の枝に付けていきます。))
::: 1日目
窓際に ざざっと並んだ柳たち。我が家( 彼の古民家 )の庭にいる柳さんにも参加してもらっています。
お餅、付けはじめ!
あちち、と言いながら、お餅をこねる。温め時間と水分量の調整が案外難しく手間取りました。5時間ほど、ほぼずっと手を動かしていてもまだこの量、、、!完成の3割ほどの状態で作業終了です。
そして この日の作業後は、アクアパッツァをご馳走になりました。いつも美味しいものを食べさせていただいて感謝です。。!
::: 2日目
2日目の餅花づくり。
白いお餅を先に付けていっていると、吹雪いて来ました。
お外の雪と、お部屋の雪と ^ ^
とっぷり日が暮れました。
バランスを見ながら赤のお餅を付けていきます。全集中...
いえ、もはや瞑想状態です。
2日かけて、何百個の お餅を付けたのだろう〜
ずっと楽しく作業していて気付かなかったけれど、肩がぱんぱん〜!
昔の人はすごいなあ。お餅ついて、お餅付けて、餅花飾って、松の内が明けたら 餅花に付けたお餅を捨てずに食べてたのだとか。無駄がなくて、素晴らしいなあ。
なんとか作業終了〜!
お嫁に行く先々のお店を華やかに彩ってね^^
良い新年を迎えられますように。
さて、作業のあとは お楽しみの ごはん です。
この日も ご馳走になり、感謝しかありません。
今日は、京北名産の「 子宝芋 」の唐揚げ、粕汁、肉じゃが、畑の水菜のサラダと「 ヒレ酒 」をいただきました。
最高の夕飯です。京北での食事は本当に豊かです。有難いことです。
そして毎回、夢中で食べてしまい、写真を撮り忘れてしまいます。
奇跡的にヒレ酒の写真だけ撮っていました。
こちらのヒレは、お姉さまの自家製です。ふぐ料理で余ったヒレを何年か前に干して、ずっと保存されていたものを、この日に解禁してくださいました。贅沢〜〜〜!すごい熟成されている〜〜〜!
何年振りのヒレ酒だろう。。めちゃくちゃ美味しい。。。
日本酒が進みます。危険です。
最高に満たされた1日でした。
また、粕汁が食べたくなって来ました。。