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家族に伝える経済シリーズ(40):経済悪化がもたらす現実 ー 生活への影響と新たな戦争

経済が悪化すると、人々の生活に直接的な影響が出る。それも、ちょっとお金が儲からないとか、少し苦しくなる程度の話ではないんや。
経済の悪化は、時には命に関わる問題を引き起こす。自殺、餓死、さらには経済的な行き詰まりが原因となる事件――例えば傷害や殺人――も起きることがある。
そしてもう一つ、忘れてはいけないことがある。それは「戦争」や。

経済悪化と戦争の関係

経済の悪化は戦争を引き起こす原因にもなる。実は、すでに戦争が起きているとも言えるんや。
2020年当時のデータでは、ウイルスの影響で世界中で15万人が亡くなったと言われていた。その一方で、日本では亡くなった人は200人弱。これが何を意味するのか、よく考えなければならん。
世界各国は互いの行き来を止め、各国の政府はこれを「戦争」とみなす発言をしていた。米国のトランプ大統領も明確にそう言うていたな。そして、相手はコロナウイルスだけではなく「中国」や、と。
米国は中国・武漢の研究所がウイルスの発生源やという主張をし始めた。これが意図的なのか偶然なのか、まだ分からないけれど、こうした議論が戦争の火種になっているんや。

経済政策の遅れとその影響

一方で、中国はこの機会を利用して、世界での存在感を強めようとしている。マスクを世界中に供給し、大量の資金を使って動いている。
中国共産党はお金の本質を理解しているようで、現代貨幣理論(MMT)を活用した行動を、この20年ほど取ってきたように見える。
それに比べて、日本はどうや?お金を使える状況やのに、使うのを躊躇した結果、経済に大打撃を与えている。残念ながら、このままでは命を失う人が増えるやろう。

自殺者が増え、国内で不安定な事件が起き、最終的には「静かな戦争」が経済的ダメージをさらに広げる――そういった危険性を抱えている。

現代の戦争は、必ずしも軍隊同士が武器を交えるものだけとは限らん。敵国の実体経済を攻撃することで、その国の国民生活に直接打撃を与える。これは「経済を悪化させることで勝利する」戦略なんや。
実体経済というのは、人々の生活そのものや。それが悪意を持つ人や国の攻撃対象となり、国や国民に大きな傷を残す。そう考えると、経済政策や国際関係の在り方がいかに重要か、改めて感じるやろう。

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