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【東神楽大学】~士幌町・鶴居村へ行ってまいりました~

2022年の12月に開校した東神楽大学の各事業に活かすアイデアと知見を求めて、士幌町と鶴居村へ視察旅行に行ってまいりました。

北海道 士幌町
道の駅 ピア21しほろ

2017年4月にリニューアルオープンした『道の駅 ピア21しほろ』は牛舎をモチーフにしたお洒落な外観で、施設内には士幌町の魅力がふんだんに散りばめられておりました。

マンサード型屋根の道の駅。周囲の農村風景にマッチしています。
売り場は地元特産品の他に道の駅オリジナルの加工品を数多くラインナップさせることで、観光客は勿論、町内の方々にも興味を持ってもらえるようなコンセプトが見て取れました。東神楽大学内の売店「購買部」でも活用できそうなアイデアです。
施設内にある「にじいろ食堂」の什器は一部DIYで作られたそうで、そのスタイルはDIYを進めている東神楽大学のカフェ「学食」の姿と通ずるものを感じました。
※勝手なシンパシーです
スコップの剣先をプレートにした一品。
しほろ牛や地元農家さんの野菜を贅沢に使ったメニューを提供しています。
町内の様々なお店を扱いやすいカードタイプで紹介しているコーナー。
思わず手に取りたくなる素敵なアイデアです。

北海道 鶴居村
丘の上のオーベルジュ ハートンツリー

チーズ工房(左)とレストラン(右)

食・体験・交流をテーマに1999年にオープンしたファームレストラン『ハートンツリー』。景色・時間・料理、ハートンツリーならではのおもてなしを堪能しました。

敷地内のレストランで夕食と朝食をいただきました。
店内は食事をしながら他の客人の方々とも気軽に交流できるアットホームな空気が漂っており、施設における雰囲気づくりの重要性を強く感じました。
夕食でご馳走になったピザと…
朝食の出来たてホカホカのパンです。
地元の食材と手作り食材にこだわった料理を存分に楽しむことができます。東神楽大学のカフェ「学食」で提供する料理や「シェアキッチン」の活用法にも繋がるヒントがありました。
我々が宿泊したゲストハウスです。
室内は広々としており、共有スペースでは宿泊者同士の交流が可能です。
体験メニューとして「ストリングチーズ作り」等を学ぶことができます。レストラン・宿泊施設・ワークショップを一度に体験できる体制が整っているのは、施設として大きな魅力になると改めて感じました。東神楽大学も、展開する複数の事業をパッケージ化して利用者の満足度を高めていくことが今後の課題となっています。

村民スポーツ・健康増進施設 ファミスポ・アップ

2022年10月に開業した鶴居村の総合体育館『ファミスポ・アップ』。
広々としたアリーナと設備が充実したトレーニングルーム、2階ランニングデッキ、キッズスペース、シャワールーム等を完備。施設を収益化する為の運営、管理業務、スポーツイベント等の実施案を説明いただき、鶴居村の課題や今後の展望も聞くことができました。

■廃校活用のブルワリー Brasserie Knot

2022年11月に廃校となった小学校を、クラフトブルワリーとして蘇らせた『Brasserie Knot』。
施設内の売店では缶に入ったビールを購入することができますが、オリジナルデザインのグラウラーも販売されておりビールを量り売りで購入することも可能。樽からビールを注ぐコックのハンドルは鹿の角で作られており。ブランドのイメージ合った面白いアイデアだと思いました。

鶴居村での視察の最後に、『鶴居伊藤タンチョウサンクチュアリ』にて鶴を眺めました。今回の視察では様々な方と意見交換をさせていただき、地域に根差した施設を運営していく上での課題や工夫を数多く知ることができました。東神楽大学もまずは地元の方々に愛される施設を目指し、事業を長く継続できる仕組みを1つ1つ確立させていくことが肝要であると実感しました。

東神楽大学の各事業は下記のURLからご確認いただけます。
今後の展開にご期待ください!
https://higashikagura-college.jp

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