#22-329 かつおさんと。
いつどこで知ったか、忘れてしまったけれど
Twitterの誰かの発信だっただろうか。
たいていの情報は、Twitterで得ている。
https://www.instagram.com/katsuo247/
仁科勝介さん。
写真家さんだ。
なんと倉敷出身で、全く知らないひとだけれども、出身地が同じというだけでとても身近に感じられた。
全国の都道府県市町村を回って写真を撮った「ふるさとの手帖」という写真集が出版されている。
https://www.amazon.co.jp//dp/4046048360/
ほぼ日でも連載がある。
写真だけではなく、文章もまた魅力的で「頭がいいひと」のイメージが強い。それでいて、ふんわりとした話し方。
写真はどれもやさしくて、かつおさんそのものだ。
一度、倉敷に帰っていたタイミングで「よかったらお茶でも」連絡をいただいた。初対面のひとと話をするのはそれほど苦手ではない。が、ひとまわり以上も歳が離れた若者と、何を話せばいいのだ。写真集は見たけれど、感想を伝えられるほどうまいことは言えない。わたしが相手でいいのだろうか。だけど、そんなことよりも「逢いたい!」「嬉しい!」が最優先だったので「ぜひ!!!」と返信した。
写真集の写真の中から選ばれた写真で制作された限定のTシャツは、3枚買っていた。当然、そのTシャツを着て、わたしは出かけた。地元の駅の近くにあるわたしのお気に入りのカフェで待ち合わせをする。
わたしが着いて、しばらくして彼も来た。歩いて。店の前で待っているわたし。歩いてこっちに向かってきている、彼。
この時間、みんな、どうしてるんだろう。
初対面でなければ、めっちゃ手を振ってみたり、駆け寄って飛びついたりするけれども、初対面でのこの時間、どんな顔をして待っているのが正解だったのだろうか。
彼からは、どんな風に見えていたのだろうか。
続きはまた今度。
aico.
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