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VSCC卵を振り返って

先日、将棋初心者 VTuber による将棋大会の VTuber Shogi Challenge Cup 卵 class (VSCC卵)に参加してきました!
そして、非常に光栄なことに、大会に優勝しまして、初代卵王の称号をいただきました! 本当に嬉しい!

将棋ウォーズに「卵王」の称号が!

↓大会の公式サイトと告知 post↓

というわけで、VSCC卵に参加することになり、頑張ってきたことや感じたことなど、色々まとめておこうと思います。

目次щ(゚д゚щ)カモーン


最初に感想!

本当に楽しかったです!!!

将棋が楽しいのは、なんとなく予想はついていました。だって私数学系の VTuber ですし、なんか相性良さそうじゃないですか、数学と将棋って👀
しかも見る将なので、もうやったら楽しそうだとずっと思っていました。
なので、将棋は指さないようにしていました。ハマって時間を溶かしてしまうと困るので、、、(笑)

今回、VSCCをきっかけに将棋をやってみた結果、将棋はとても楽しくて、案の定ドハマリして、たくさんの時間を投入することになりました(笑)
こうなるから避けてたのに(笑)

それに加え、本当に将棋は素晴らしいものなのだと知ることができました。戦力が拮抗した初心者同士が、その人なりの努力を重ねて、そして本番の対局で真剣勝負をする。これは、本当に得難い経験で、とても幸せな時間でした。
将棋本来の魅力のみならず、運営の皆さんや、暖かく見守ってくださっていたアニキの方々のおかげだと思います。ありがとうございます!!!

ひとつ、本当に嬉しかったことがあります!
決勝トーナメントでの目標の1つは、自分なりに全力の将棋を指して、解説の佐藤天彦先生に「これが初心者の将棋なのか!?」って言わせることでした。
実際、決勝戦の対XK⇒ペケ子戦の8八歩は、そういう一手だったんじゃないかと思います。そういう将棋をさせた、そういう1手をさせたことが、私にとって本当に嬉しかったです!

↓その場面を扱っていただいた、松本博文さんの記事(光栄!)↓

↓そのシーンは当日の配信から!↓

参加したきっかけ

Discord を振り返ってみると、8/30の夜に、たややんさんからお誘いのメッセージが届いていました。

ちょうどその時期は、直前に書籍の出版を完了した時期で、

  • もう真面目なことはやりたくない!

  • なんか楽しいことしたい!!!

  • だって私は VTuber だし!!!!!

という謎ロジックで、楽しいことを探していた時期でした。

たややんさんには、以前に将棋 AI について色々と教えていただいたことがありました。そんな憧れ & 尊敬しているたややんさんから、まさか将棋に誘っていただくなんて! 光栄すぎるし楽しすぎるので、即座に OK して参加を決めました!

とりあえず楽しそうなことはやるって決めちゃって、細かいことはあとから考える、計画性とは無縁なタイプなんです、実は。今回は、そういう性格で良かったなーと思っています。

将棋の勉強

というわけで、大会に参加する事になったので、人生で初めて将棋の勉強を始めることにしました。

この時点では、将棋の経験はほぼありませんでした。一応、マスターが小学生くらいのときにルールを覚えて父親と指していたことはあります。とはいえ、棋書など読んで勉強したことはなく、ノリで指していた程度です。
あとは、見る将として ABEMA トーナメントやタイトル戦、将棋放浪記をなんとなく見ていたくらいです。

勉強にあたって、2つ、自分なりに目標を設定していました。
今回の大会は、「将棋ウォーズ5級以下 or ぴよ将棋 Lv15 に勝てない」くらいが初心者の条件でした。参加時の条件がこれということは、ここを軽く超えないと、いい成績は取れないと考え、ぴよ Lv 15 に勝つことを最初の目標にすることにしました。
(結局まだ勝ったことないし、ウォーズも10切れ6級なんですけどね 😋)

2つめは、勉強にしっかり時間を使うことです。今までの私はコスパ・タイパばっかり考えていて、泥臭い勉強ができていませんでした。その結果、新しい挑戦では惨敗ばっかりしていました。謎プライドは捨てて、しっかり真摯に将棋に向き合い、たくさん時間を投入するようにしました。

なので、たややんアニキに教えてもらったいろんなことを、愚直にやりまくっていました。どばーーーーっと書くので、さらーーーーっと流し読みしていただければと思います。

0. 戦型選択

なんとなく居飛車! 純文学! 矢倉! ってノリで決めました。
初心者には四間飛車がオススメというのはきいたことがありました。でも、だからこそ四間飛車の方は多いでしょうし、違うのにしようかな〜と思い、居飛車にしました。
たややんアニキにも相談したところ、たややんアニキも居飛車党とのことで、この方針で確定しました!

1. VS ぴよ将棋期

最初は、ひたすらぴよ将棋と対局していました。これがメインの勉強でした。だいたい、最初の2週間で100局くらい対戦していたようです。

エントリー時では Lv8 のピヨ平といい勝負でした。そのレベルに勝ったら次のレベルへ、というのを繰り返していましたが、どうもLv13, 14 くらから停滞し、Lv 15 のひよんとは38戦全敗でした。(待った駆使して勝ったことはありますが、まともにやったら全く勝てない、、、)

対ひよんで1週間停滞したのもあって、ただ対局するだけでは強くなれない! ちゃんと勉強しなきゃ! という思いが強くなり、この日から勉強のメインを書籍に切り替えました。

2. 『羽生善治の みるみる強くなる 将棋入門』期

アニキのたややんさんには、おすすめの書籍を色々と教えてもらいました!
まず最初に教えてもらったのがこの本で、駒の動きや役割からたくさん勉強しました。

同時期に、詰将棋の書籍も紹介してもらい、飯島先生の1・3手詰めのほんと、3手詰めガイドブックを読みました。

これらの本を読みつつ、ちょっとずつ将棋ウォーズなども始め、棋力を高めていきました。

私なりに、読みながら注意していたポイントがあります!
それは、書いてあることを「ふむふむ」と感じながらスルスルとよみ進めるだけではなく、
どうやったら対局中にこの発想になれるのか? ということをめっちゃ考えることです。

やっぱり、初心者向けの素敵な棋書は、説明がわかりやすいんですよね。
詰将棋も、詰将棋だってわかってるから解けるけど、実践では思いつけないような華麗な順もたくさん。
本来だったら、それを読んで勉強しながら、じわじわ自分の中の将棋土壌に吸収させるのが一番いいんじゃないかと思います。でも、それではVSCC卵に間に合わないと思いました。
2ヶ月に満たない期間で棋力を高め、実践的な指し手を思いつけるようにならないといけないので、「どうやったら思いつけるか」を自分なりに言語化する作業は結構こだわりました。量より質作戦です。

3. たややんアニキに教えてもらったこと

VSCC卵の参加者発表の配信の日、私はたややんさんと同時視聴配信をしていました。(しかし遅刻し、自分の発表の瞬間には間に合わないという失態 🙇‍♀️)

↓参加者発表配信↓

↓同時視聴配信↓

この配信のあと、私 vs ぴよ将棋の対局を、たややんさんに見守られながら指しました。(順番前後)
これが! 私の中の将棋勉強の転機となりました!

今までは、深く考えずになんとなくの直感でサクサク指していて、悪手を咎められたらやる気が無くなって、消化試合的にそのまま指して終局でした。
ですが、この日、そういう悪手があった後も、たややんさんは「ここからならどういう手が考えられますか?」って感じで、ずっと考える姿勢がブレなかったのです。

しかも、この対局は1局で2時間くらいかかりました。たややんさんの貴重な時間をたくさん、、、いいのか、、、!? と思った時もありましたが、たややんさんはずーーーっと将棋に集中して、一緒に考え続けてくれました。
この体験が衝撃でした!

悪手を指しても考え続けるとか、長時間考え続けるとかって、結構しんどいと思います。
でもたややんさんはそれをやり続けているのだと、大きな差を感じました。

この経験を経て、「どうやったら真剣に考え続けられるのだろうか?」と考えました、そして、私なりの考えでは、「絶対に負けたくないという意地」を持ち続けることが大事なんだなと納得しました。
それ以降、全ての対局で、「絶対に負けたくない」と、強く思い続けながら指すことを心がけました。

その結果、考慮時間はどんどん伸びて、対ぴよ将棋でも、1局に1時間以上かかる対局も増えてきました。
そして、どんどん手の精度が上がり、1局からの学びも増えていきました。

思えば、私は最近、そういう全身全霊をかけた勝負から逃げていたフシがありました。
私のお仕事の世界は、そこまで厳しくなくて。私より何かをうまくできる人がいたら、それはその人に任せて、私は別のことをやろう。それが結局、組織としての全体最適になるんだ。そう考えて仕事をしてきました。それも正しいのだとは思いますが、でも、勝負から逃げていたという側面も絶対にあります。

この、勝負からの逃げ癖。逃げ続けているなぁと、長らく薄々感じていました。これに立ち向かわないといけないのか、と、気が遠くなった記憶があります。
でも、やると決めて始めたこと。時間をかけて本気で勉強すると決意しめていたので、これにもしっかり向き合って、勝負に全力で向き合おうと、そう思ったのでした。
オトナを演じてそれなりに時間が経って、演技もこなれてきましたが。
まぁ、メッキの奥はこんなもので、まだまだ鍛錬は必要だなって、改めて再認識できて、とても良い経験でした。

↓想い出の棋譜↓

もう一つ! たややんアニキは、私が考えた手を言ってみたら、全部が全部「それはいい手ですね!」って褒めてくれながら教えてくれました。
私は実は、甘やかされて褒められると伸びるタイプなので、非常にありがたかったです 😊

オトナを演じていて、コスパに振り切っているからか、自分が全く知らない分野について人から聞いて学ぶ機会なんてなかったんです、最近。それが、たややんアニキは何聞いてもバカにせず聞いてくれて、褒めながら教えてもらえたので、ちゃんとセイトの気持ちになって、何でも聞いて何でも教えてもらえるようになりました。本当に感謝です!

結局、コスパにしても、負け癖にしても、褒められて嬉しいにしても、プライド高いんだと思います。悪いプライドの高さがあるのです。
結局、そういう未熟なのが自分なんだなーと、そういう欠けているところを、すごーくやさしく楽しく教えてもらった、なんかそんな気持ちでおります。
そういう事も含めて、この VSCC 卵の経験は、私の人生にとってなくてはならないものとなりました! これからも精進して、もっといい大人になるぞ!(^o^)/

4. 斎藤明日斗先生に将棋を習う(!)

たややんアニキのパワーのお陰で、なんと、超光栄にも、斎藤明日斗先生に直接将棋を習う機会をいただきました!
その様子は以下の配信で見られます!

豪華すぎる、、、、、!

斎藤明日斗先生からは、3つめっちゃ勉強になることを教えていただきました!

1つめが、対右四間の囲いです。それが、以下の囲いで、(私は後手で)2二の角を動かさず、3三に銀を上げない形の矢倉です。(流れ矢倉というらしい?)
こう組んでおけば、先手の桂馬が4五まで跳ねてきても、銀が3三に上がっていないため、銀の両取りにならなりません。この囲いでうまく守れたので、非常に実戦的に役に立ちました!

神野莉子さんとの対局のいち局面

2つめが、戦いに向けての意地の保ち方です。「絶対に負けたくない・勝ちたいという意地」がないと上達しないし勝てないと感じていたので、斎藤明日斗先生はどうやってるのかを聞いてみました。
すると、「特にそのための対策はしていない」「準備の量がそのままそういう気持ちにつながる」「なので、ちゃんと準備する」って言っていました。
なるほどすぎる、、、!
プロの先生のおっしゃる言葉は重みが違いますね、やはり。とともに、ちゃんと勉強を重ねて本番に臨もう! と、決意を新たにしました。

3つめが、対局の前に魚を食べることです。上の話の流れで、ポロッと、「対局の前に魚を食べる」っていう技(?)を教えていただきました。DHA とかなんかそういうことですか? って聞いたところ、どちらかと言うと願掛けに近いらしいと教えていただきました。
マジか!

私の大好きな書籍に、経営の神様の稲盛さんの『生き方』があります。その中に、「神に祈ったのか?」というフレーズがあります。
曰く、自分にできることを本当に全てやり尽くしたら、後は神に祈る以外やることがなくなる。そのレベルでやったのか? そして本当に神に祈ったのか? ということです。
本当に本当の最前線を張っている斎藤明日斗先生が、そういうことを仰っているのが、一番勉強になりました。

なので、私も魚を食べました 😋

5. コラボたくさん期

10月の最初の2週間、私としては信じられないくらいのペースでコラボ配信をやっていました!
もともと週1投稿の動画勢なので、週に複数の配信はかなりハードル高いんですよね、私にとって、、、!
でも、たくさんコラボさせていただきました! めちゃ楽しかった!

10/4 - たややんアニキとのコラボ!
対局指導をいただいたり、指導対局していただいたり、超勉強になる配信でした!
見ていただいたら分かると思うのですが、めっちゃ褒めながら教えてくれるんですよ! 温室でぬくぬくと育てていただきました 😊

10/5 - 他の参加者の方と最初のコラボ! たんぽぽちゃんさんのチャンネルで、桃園おむさんと対局しました。基本的に引きこもり系 VTuber で、あまりコラボできないタイプなのですが、誘っていただいてとても嬉しかったです!

10/7 - 蟹久保しちみさんとのコラボ!
双方とも VSCC までの予定が埋まりつつある中、X でお話が盛り上がって、そのまま「コラボしましょう!」ってなって、そのまま日程だけ決めて、コラボとなりました!
蟹久保しちみさんはめっっっっっっっっっちゃ将棋を指されているので、個人的に勝手に目標にしていました。結果は1勝1敗。両方とも時間切れで決着。また対局したい!

振り返るとそこまで多くもないですね👀
実は、将棋以外の配信がこの前後に2つあったり、普段の動画の撮影もあったりで、結構バタバタでした。

基本的に一人で将棋をやることが多かったのですが、この辺りから、仲間と将棋をやる楽しさに目覚め、将棋 V の楽しさに目覚めました。
とともに、桃園おむさんと蟹久保しちみさんの VSCC 卵に向き合う本気の姿勢を見まして、私も頑張らねばとエネルギーをチャージしていました🔥

6. 棋神ラーニング期

棋神ラーニングは神!

ぴよ将棋無限対局編のあとは、棋神ラーニングをめっちゃやり込みました!

大会前に初級を終わらせたので、他の勉強に切り替えようかなーと思っていました。そこに、桃園おむさんも初級を終わらせたとの情報が入ってきたので、なぞの意地で中級もめちゃ頑張りました(笑)
そういうわけで、後半の勉強のメインは、棋神ラーニングでした。

棋神ラーニングはホントにおすすめです。主にどういう学び方があるかと言うと、、、

  • 動画で様々なトピックを教えてくれます。「数の攻め」「囲い」「飛車と銀の位置関係」「金の詰み」「金の詰めろ」などなど!

  • 動画を見た後、将棋ウォーズ UI で、次の一手形式などでクイズがでます。これで理解度が確認できるし高まる!

  • 復習クイズという名前で、過去にやったクイズを定期的に復習できる!

  • 実践クイズという名前で、自分の対局から次の1手問題を出してくれる!

という感じです。eラーニングの王道全部詰め合わせ的な内容で、とても勉強になりました。

棋神ラーニングは、1年で初段を目指すコンテンツ集です。ほんとにめちゃ良いです。

将棋勉強したいけど、何やったらいいかわからない人は、とりあえず棋神ラーニングやってみるといいと思います!

7. 手筋期

VSCCの本番も近づいてきた頃、たややんさんから「定跡より手筋を学ぼう!」とのアドバイスをいただきました。その背景は、以下の note にあります。さすがたややんさん、色々考えてくれていて happy!!

というわけで、アドバイスに従って、この本を買いました。

まず最初にオススメいただいたのが、この、駒別の手筋時点です。オススメされたのはこの本でしたが、「こういうのはもっと簡単な本から始めよう!」と思いまして、実際は勝手に次の本からやりました。
(その結果、この本は読み終われなかった、、、!)

というわけで買ったのがこちらの本です。こども向けだし、わかりやすいだろう! と思って選択したのですが、、、!
確かにわかりやすい! けど、これは、強いこども向けっぽくて、普通にめっちゃ内容が高度でした! なので、この本を読むのに2-3週間くらいかかった気がします👀
めちゃ大変でしたが、ちょっとは力になったかなと思います。高度だったから、復習しないと!

8. 棋神アナリティクス重課金期

私は、ヒカキンさんの「どんなにお金がなくても、仕事道具にはこだわっていいものを選ぶ」という言葉が好きです。
なので、棋神アナリティクスの高い方のコースを課金して、使い倒すことにしました!
(やっぱり高いので、今は安い方のコースを利用しています)

棋神アナリティクスは、HEROZ さんのサーバーで将棋 AI を動かして、評価値や最善手を提示してくれるツールです。
これがめっちゃ便利!

↓この動画では、大会で用いた Lishogi から棋譜データ DL してきて、upload して解析しています。超簡単!↓

将棋ウォーズの棋譜はワンタップで棋神アナリティクスに連携して解析できるし、「KIF形式」「KI2形式」「CSA形式」の棋譜データを upload して解析できるので、めちゃ便利です!

基本的に、毎日の将棋ウォーズの対局の後、そのまま棋神アナリティクスを起動して解析していました。将棋ウォーズの対局後の画面で、1タップくらいで即座に棋神アナリティクスが起動できてめちゃ便利です。

棋神アナリティクスを用いて、どの手が良かったのか、悪かったのかを見つつ、もっと良い手はないか? をめっちゃ勉強していました。
私は対局できる時間に限りがあるので、1局からの学びをなるべく多くする方法を考えていました。なので、「どうやったら次に思いつけるようになるか」もめちゃ考えながら勉強しました。

だいたい、対局時間と棋神アナリティクスの振り返り時間は同じくらいの時間をかけていたと思います。長いときは、20−30分くらい振り返りで考えていたと思います👀

9. 将棋放浪記期

最後! 大会直前の期間は、YouTube 将棋放浪記を見まくっていました。

将棋放浪記は、1手指す間に、どういう手順が考えられるか、どういう理由でその手を指すか、他にはどういう手があるかをめっっっっっっちゃ教えてくれるので、とても勉強になりました。

また、YouTube で「将棋放浪記 四間飛車対策」とかで検索すると、相手が四間飛車の対局がたくさん出てくるので、めっちゃ勉強になります。
実は、右四間飛車対策の流れ矢倉はこの動画でも見ていて、非常に勉強になりました!

さいごに : おすすめの勉強法

今回は、効率とかコスパとかを考えすぎずに、とにかく決めた勉強をしっかりやることを意識しました

今までの私は、コスパ・タイパばっかり考えて、効率いい勉強ばっかり追い求めて、結局何も真剣にやらずに、結果がついてこないことが多かったからです。

なので、この記事も、おすすめの勉強法を書くという形ではなく、やったこと全部書いてみました。
もう、みんな、この中から、興味あるやつ全部やってみたらいいと思います。

勉強って、量 x 質だと思うのです(これは香坂まくりさんも言っていました)。

量は、まぁ、できる限りやるとして、後は質ですよね。ここで、質を高める方法には、以下の2つがあると思います。

  • どういう方法を選択するのがベストか?

  • 今やっている勉強法の効率を高めるには?

1つめはやればやるほど沼なので、程々がいいと思います。
なので、今回は、たややんさんがおすすめしてくれたものを信じて思いっきりやることにしました。
勉強の質を高めるうえでは、2つめの「今やっている勉強法の効率を高めるには?」を考え抜くことが大切だと思います。私の場合は、「どうやったら次に思いつけるようになるか」をめっちゃ考えることを意識しました。
たぶん、これが良かったんじゃないかなーと思います。

崩壊するメンタル。付け焼き刃で乗り越える風味

将棋の勉強は、自分なりにできる限り全力でやれていたので良かったのですが、私の予選対局の前日深夜にメンタルがぶっ壊れることになります。
それが、VSCC卵予選3日目の対局でした。

この日は、桃園オムさん、おしたらあたるさん、男鹿なもめさん、蟹久保しちみさんの4人のリーグ戦でした。
そして、その初戦の1つのカードが、桃園おむさんと蟹久保しちみさんの対局でした。その時初めて、誰かが勝てば、誰かが負けるという簡単な勝負の原則に気づきました。

VSCC卵はもうみんなめっちゃ努力して臨んできている大会でした。そのなかでも桃園おむさんと蟹久保しちみさんはコラボでご一緒したこともあり、どんなに頑張っているかを肌で知っているお二方でした。
もう、見ていられない、でも目を背けてはいけない、と、そんな心境で見ていました。

その二人が対局されて、決着がつき。結局、桃園おむさんの全勝での決勝トーナメント進出が決まりました。最後のインタビューではこのふたり含め多くの方が涙していて、、、。

初めて、勝負の世界とはなにか、その一端を理解することとなりました。

お仕事でも、YouTube でも、競争は避けて生きてきたので、自分の頑張りが誰かのプラスに直結する世界で生きてきました。
でも、このVSCC卵に向けての将棋の勉強は、やればやるほど他の参加者にとってはダメージになります。わたしが対局に勝てば、それはすなわち、直接相手に鉄槌を下すことそのものです。
こういうタイプの事実に向き合ったことない人生を送ってきたので、もう、どうしたらいいかわからなくなりました。
(ゆめ心中さんの言葉を借りると、「陰キャだから勝負とか慣れてない!」って感じです(笑))

たまたまその時長崎にいて、平和記念公園とかを見ていたので、将棋のことでこんなに思い悩めることそのものも幸せだなとは頭で考えたりはしたのですが、結局パワーにはなりませんでした。

その時私にパワーをくれたのは、アイカツ!というアニメの神曲の1つである、『SHINING LINE*』という曲でした。

すごいざっくりいうと、
・憧れのスターを目指して
・めっちゃ努力を重ねてきたら
・自分たちもいいアイドルになれてきて
・今度は自分が先輩側になり
・憧れられる側になったよ
・だからあなたを応援するよ
って曲で、この、あこがれとがんばりのリレーが SHINING LINE* ってことです。

この考え方がすごーく好きで、アイカツ!の魅力的なキャラたちからもらった SHINING LINE* を次の誰かにつなぎたいなと思いながら、いつもVTuber 活動をやっています。

これだ! と思いまして、この想いで行くことにしました。

将棋も、ずーっと古くから歴史があって、江戸時代には家元制の名人の方々がいて、最近では大山先生や升田先生がいて、もっと最近では米長先生とか、もっと最近では羽生先生や羽生世代、8人で8つのタイトルを分け合った時代があって、今は藤井聡太先生が輝いていて、、、
そういう強いきらめきを放つ人たちの光を受け取って、将棋に邁進する人が将棋の文化を作ってきて、
そういう輝きの連鎖の先の先で、今私が、運営の皆さんやアニキの皆さんに支えてもらって、すくすくと将棋を指して大会を迎えるわけです。

ここまでもらったバトンを、見ている誰かがなにか感じてくれることで、渡せたら良いなと思いました。
そのためには、未熟な私にできることは、全力で指す姿を見せるのみだと、
そう思って、全力で将棋を指す!
と、そう考えることで、やっと将棋に集中することができたと思います。

それでも、対局中は、指も呼吸も震えていたんですけどね。

私も、流石に、きれいなことばっかりでしゃらくさいと思うのですが、
頭でっかちな性格なもので、
こういうことをいちいち作り上げないと頑張れない性質なのです。
難儀ですね(笑)

アイカツ! は、私の人生のバイブルとなっているアニメです。良かったら見てみてね (^o^)/

対局について

対局を振り返るぞ!
結論から言えば、予選から決勝までの全5試合、全部ギリギリの勝負でした!
どの対局も、あと一手だけ相手がうまく指していれば負けていたと思います。本当にギリギリだった、、、、、!

予選第1局 - 対神野莉子戦

神野莉子さんの先手で、私が後手番でした。
神野莉子さんが右四間飛車で攻めてくるなか、私は矢倉に組んで防御という序盤戦です。
最初は斎藤明日斗先生に教えてもらったとおりに受けていたのですが、
コラボの日「ここで☗3五歩がプロ的には嫌なんだよね〜」と言っていたその手をまさに指されてしまいました。

☗3五歩まで

☗3五歩に対する対処は配信では聞いていなかったし、私もどうしたら良いか分からず、考えた末に時間稼ぎも含めて☖8六歩と飛車先をついてみましたが、どうも悪手だったようです。

その後、神野莉子さんの右辺での攻めをずーっと受け続ける展開に。めっちゃ押し込まれて、私も金を寄ってガード👀

☖3三金寄まで

その後も攻防が続いたあと、以下の局面から7手詰めに仕留めることができました。
(続く手順は書かないので、考えるか、後ほど貼るアーカイブを見てください!)

正直、指した段階では詰みまで読めていませんでした。先手の1四歩を無視してこのあと☗1三歩成から迫られると、攻防の中置かれた4四歩の拠点も相まって、かなり危なかったと思います。
とはいえ、王手をかければ先手は対応が必要で、その間に得られた45秒でなんとか考えようという心境でした。
なんとか続く手を発見できてよかったです!

神野莉子さんとの対局は、強烈な攻めを受け続ける展開で、一歩間違えたら危ない場面ばかりでした。超緊張して、超ドキドキして、超考えた対局でした。
対局ありがとうございました!

予選第2局 - 対淡雪花奏戦

淡雪花奏さんとの対局が一番危なかったです!!!!!
端を破られて絶体絶命でした\(^o^)/

以下の局面から、淡雪花奏さんの端攻めが炸裂します。自分の7七の角の効きが、私も見えていなかったんですよね、、、。

で、こうなりました。9筋には後手の香が2枚と飛車が1枚あって、もう端は受かりません。やばい\(^o^)/

しかし、このあと、成り込んできた龍をドサクサに紛れて取ることができまして、なんとか形成が逆転。なんとかなりました。
危なかった、、、、、!

淡雪花奏さんとの対局は、初動で端を破壊され、予選で一番危ない対局でした。その後も私が攻めを見つけられずモタモタしている間に、淡雪花奏さんの桂跳ねと垂れ歩でかなり危なくなりました。1手違えば負け、と、一番感じた対局でした。
対局ありがとうございました!

ちなみに、私は未だに端が苦手です。攻めれば通らないし、攻められれば破壊されます。
大会の後日、参加者のゆめ心中さんと対局した際も、端を破壊されてそのまま負けました。

というわけで、本大会のスポンサーさんである株式会社末吉商店様からいただいた優勝賞品の書籍として、以下の本を選びました。
もう端で泣きたくない!!! 端の鬼になります!!!!!

予選第3局 - 対みーしゃん戦

みーしゃんさんは端角中飛車でくるということを聞いていたので、直前にたややんさんに対策を教えてもらいました!
私が先手番でした。ここで、玉を囲う際に6八を玉が通ると、その瞬間、玉が後手の角のライン上に来るので、一気に攻められて大変なことになる! それは避けよう! という教えでした。
たややんさんは、「こうすれば勝てる」じゃなくて、「こうしたらやばい負け方はしない」ってのを教えてくれました。大会の盛り上がりを考えてのことだと思います。それ自体はあとから知ったのですが、そういうところが素敵だなと思い、たややんさんがアニキで良かったなと思ったポイントでした。

実践の対局では、私は金無双風味の囲いに組みました。色々あった末、端から迫ってみました。でも、飛車が効いていることがわかっていませんでした、、、。そして、☖1五香に対して、☗1四歩で、あっさり香を召し捕られました\(^o^)/

☗9四歩まで

その後色々あって角をゲットできたりして、中央での攻防があって、この局面になりました。「守りの金銀を桂香で狙うては大体いい手」とたややんさんに習っていたので、待望の桂跳ね!
実はこのとき5五の飛車が取れる格好だったのですが、何故かそれには気づかずの桂跳ねでした(笑) でも、私としては、これで5三の銀がどいて、4二の金が取れる、良い手のつもりです。意図持った手がちゃんと指せてるので OK ということにしてます!

その後、龍を活かした攻めで押し切ることができまして、勝利することができました。

みーしゃんさんとの対局は、香を取られたりとか、私の2三の歩を没収されそうになったりと、序盤のわたしの手を一番咎められた対局でした。
常に「やばいやばい」と思いながら指していました\(^o^)/
対局ありがとうございました!

これで、予選のリーグ戦は3勝0敗となり、決勝トーナメントに進めることに成りました。私の目標は、決勝トーナメント進出で、それが誘ってくれたたややんアニキへの恩返しだと思っていたので、それができてよかったです!

直前に崩壊したメンタルも、なんとか持ってくれました。
対局の前後はずーっと結局、綺麗事を準備したとは言え、自分が手を下す事実を受け入れられてはいませんでした。
初戦の神野莉子さんとの対局で、最後詰みが見えたあたりは、やはりそういう混乱した心境でした。
とはいえ、徐々に慣れていったのか、対局中は、対局に全力で集中できていて、そういうことは忘れられました。

勝負との向き合い方や、精神の保ち方は、まだよくわかっていませんが、これから少しずつ学んでいきたいなと思います。

決勝トーナメント準決勝 - 対爆冥アイン戦

というわけで、決勝トーナメントの日がやってまいりました!
この日は解説に佐藤天彦先生がいらしてくれています! すごすぎ!

さてさて、初戦は爆冥アインさんでした。
私が後手番で、居飛車と金無双。先手の爆冥アインさんは四間飛車の高美濃囲いでした。

私から有効な攻め筋もないので、攻めて来たら受けようと思っていました。ですが、この局面では、先手からの早い攻めはない(気がした)ので、ここから方針変更して穴熊に組みました。
この判断が後々良かったようです、、、!
私が穴熊に組み替えている間に、爆冥アインさんも銀冠に囲いを進化させました。
(どうも、爆冥アインさんの方は、私が穴熊に組んでくるのを予想していたそうです。そうだったのか!)

色々あって以下の局面になりました。直前に見た将棋放浪記で、良さげな手筋を見ていました。このあと☖7六歩が実現すれば、先手の7七の角が9筋や8筋の効きを維持できる位置に引けないので、色々有利だぜ!
ってことです。なので、歩が欲しかった!!!!!

というわけで、上の図の☗4五歩に対して☖同歩としてしまい、あえなく☗同桂で角金両取りを食らうのでした、、、\(^o^)/(下の図)

両取りを食らうの図

やっちまったー! と思いました!
思いましたが、
相手も初心者なのは同じだし、予選も序盤は悪かった中からの逆転でしたし、私は終盤力が参加者の中ではある方だと思っていたので、金銀の1枚くらいなら序盤に取られてもなんとかなる!
とおもって、心を切らせず、そのまま指すことができました。

あのあと色々あって、☖3五桂の両取りが決まり!

今度は☗7六銀で飛車馬両取りを喰らい!

負けじと私ももう一回☖3五桂の両取りをかけ!

と、なんか派手な終盤戦を繰り広げていました。

で、以下の局面を迎えました。
1段目に飛車を置かれたらすぐ詰めろになってしまうので、それが怖くて☖3一金打と受けの手を放ったのですが、この瞬間☗8八銀で馬を抜かれると、こっちの攻めも一気に頼りなくなり、危ない局面でした。

実戦は、☗4一桂に☖7七馬とすすみ、最終的には以下の局面で私の勝ちとなりました。
とはいえ、見ての通り、先手の3一の成桂があと1手で2一に来たら、それで私側が詰みだったので、1手差の勝利でした。薄氷!!!

1手差の将棋なんて、今までほぼ指したことなかったのに!
大会の決勝トーナメントの舞台でそんな将棋になるとは!
読んでいる身としては、めっっっっっっちゃ心臓ドキドキで、名状しがたい心境でした、、、!

対局ありがとうございました!

爆冥アインさんとの対局は、大駒を何度も取られそうになり、実際に取られた対局でした。
私は予選では受けの棋風だったのですが、決勝トーナメントでは攻めの棋風になっていました。(私も謎)で、今の私は、攻めか受けかしかできないので、受けの甘い局面が多発し、そしてそれをすべて的確に突かれた対局でした。
最後はもう、どっちに転んでもわからない局面で、とても難しかったです。
対局ありがとうございました!

爆冥アインさん視点の記事はこちらにありますので、よければ是非どうぞ!

決勝トーナメント決勝戦 - 対XK⇒ペケ子戦

いよいよ決勝! XK⇒ペケ子さんとは、相居飛車の将棋になりました。

駒組みの途中、棒銀行くなら今しかない! と思いたち、銀くんに出張してもらいました(私が後手番です)。
自分の囲いもそこそこに攻めていったため、実況席では「チャラい寄りの陰キャ」の将棋と盛り上がっていました(笑)
あたっていてすごい(笑) さすが佐藤天彦九段!

で、ここからは銀と角を交換となり、いつ局面が動いてもおかしくない将棋となりました。
と言いつつ、色々あって私の方は囲いが銀冠に進化しました。

で、その後いろいろあって、この局面で指した自慢の1手が☖8八歩です!
手裏剣の歩はなんかすごいらしいと、見る将時代の知識にありまして、他に何も思い浮かばなければ指そうと最初に思っていました。
この手には解説の佐藤天彦先生も驚いていて、「こんな手が指せるのか!」と言ってくれました。

どういう手なのかは、松本博文さんの記事(!!!)に詳しいです!

ちょっと前に、SHINING LINE* と絡めてきれいごとを書いていた通り、私の目標は、見ている人にとって楽しい、なにか感じるところのある将棋を指すことでした。裏目標として、佐藤天彦先生が「これが初心者の将棋なの!?」と驚くような手を指すことを掲げていました。
個人的には、この裏目標が達成できて、本当に良かったなと思っています!

後日たややんさんと一緒にやった振り返り配信では、「藤井聡太先生かと思ったよ!」と褒めていただきました。お世辞とわかっていても嬉しい 😊 たややんさんの庇護の中ですくすく育てて本当に良かったなと思いました。

とはいえ対局ままだまだ中盤!
実践は上の局面のあと☗同玉、☖6九銀、☗5九飛、☖7八銀成、☗同玉と続きます。同玉と取ったので☖6九銀が、飛車銀両取りになっているのです!

でも! その後!
同じことをやられました、、、(笑)
それが以下の局面なのですが、ここは初心者らしい視野の狭さを見せられてよかったかなと思っています(笑)

その後XK⇒ペケ子さんの攻勢が続き、以下の☗4四銀の銀のタダ捨てから、

☖同金と金が上ずった数手先に、7一飛車で華麗な飛車金両取りをかけられ、めちゃめちゃに攻められておりました。

その後めっちゃ激しい攻めの応酬があり、先手の入玉か、後手が詰まして勝ちか!? という局面が続き、このシーンを迎えました。

☖7二金まで

ここで☗同玉とすればまだ互角で長い戦いが続いたようですが、☗7四玉と逃げたため、☖7三金の1手詰めとなりました。

でも! そんなの! 読めてなかった!!!!!
全然分からず、なんとかその局面、私が読めるギリギリの2手先、3手先まで頑張って読んで、なんとかひねり出していたここ20手くらいだったと思います!!!!!

努力を重ねてきた二人が、同じくらいの棋力でぶつかって、互いに真剣勝負になったら、
最後勝負を分つのは、実力とかそういうものではなく、時の運と言うか、神の采配というか、そういうものなのかも知れません。
斎藤明日斗先生が、魚を食べて勝ちを手繰り寄せるような、そういうギリギリの勝負が、ここにもあったんだと思います。

XK⇒ペケ子さんとの対局は、もう死力を尽くした全力の勝負でした。途中から、「あ、XK⇒ペケ子さんとは、読みの長さが同じくらいで、私の簡単な狙いは全部読まれるんだな」と感じました。なので、もう、ちょっと思いついたとかではなく、真剣に考え抜いて手を選択し続けないといけないのだと気づきました。
もちろん他の対局も全力ですが、XK⇒ペケ子さんとの対局は、全力を超えた勝負ができたと思います。結果として、双方名手を繰り出せたんじゃないかなと思います。
対局ありがとうございました!

XK⇒ペケ子さんの振り返り記事もありますので、よければ見てみてください!

ここからアーカイブが見られるよ!

予選4日目の公式配信

予選のワタシ視点配信

準決勝の公式配信

決勝の公式配信

準決勝・決勝のワタシ視点配信

勝負って、まだ知らない私がでてきますね

自分で自分の配信を見ていてびっくりした事がありました。
XK⇒ペケ子さんの受けの7五銀を見て、

「おい、受けてくんのかよ、ここで!」

って叫んでました。口悪い!!!!!
(「その手はやられたくない!」 = 「いい手だ!」ということなので、本当に悪く言ってるわけじゃないです。実際良い手で、このあとめちゃ困りました。)

☗7五銀まで

私絶対普段そんな事言わないんですよ。人の行動に対して、「そんな事するのかよ!」みたいなこと。なので、自分で見ていて、本当にびっくりしました。

流石に口が悪いので気をつけたほうがいいなとなと思っています。
一方、本気になると、こんな発言が出てくるくらい人は変わるのかと、新しい発見もできました。
見ていた方々から、「良かったよ」「感動したよ」との声をいただけたのは、普段の私からは絶対出てこない、本気の素が見えたからなのかも知れません。
見る方にとってなにか感じてほしいというのが、この大会に出ている私の願いでもあったので、その点は良かったなと思います。

まだまだ自分でも解釈や整理ができていないですが、そういう新しい発見が多いのも、本当に嬉しく素敵な誤算でした!

運営の皆さんありがとう大好きです!

さいごに! 私個人的な観点で、運営の皆さんの素敵さを書けたらなーって思います。私感なので、全然違ったらごめんなさい!

VSCC卵は、とにかく運営の皆さんが素敵でした!

ポメヒさんとかくきりこさんは、すごくしっかりとしている方で、大事なことを絶対に守る方々なんだろうなと感じました。
今回のVSCCの配信をみていると、かくきりこさんは、いつ何を振られてもスラスラと答えているのが印象的でした。対局者紹介とかも即座にスラスラ話していたのですが、そういう間違ったら気まずい情報も即座にでてくるって、興味持って調べていただいて覚えていたか、ちゃんとメモを作っていたか、どちらにしても、人を大事にされる方なんだなーと思いました。
ポメヒさんは好きポイントいっぱいあるんですが、最後のぶっちゃけ配信でムカついたポイントを語られているのがめっちゃ好きです(笑) ムカつくって現象は、自分が大事にしていたり守っていたりすることを破られるときによく起こります。なので、逆に言えば、ポメヒさんは日頃そういうことを大事にしているんだなー、大事なことはちゃんと守る方なんだなーと感じました。素敵。見習わないと、、、!

この二人はなんか最終盤すぐいちゃついてて、すごく良かったです(?)

で、真面目で真摯な2人と、うーたさんのバランスがまたすごく良かったんだと思います! うーたさんはよく笑う方で、空気をすぐ明るくしてくれるんですよね! 話を聞いているだけで、なんかいい気持ちになります。
きっと大変なことも色々あったのだと想像しているのですが、きっとうーたさんがいたから回ってきたんじゃないかと想像します。

全然違ったらごめんなさい! 私は人を見る目がない方なので、、、。初めてこういうの書いてみたのですが、全然違ったら後でこっそり教えて下さい\(^o^)/

と! 裏運営? の桂木はっぱ、さんですよね!
私は将棋 V 界隈の昔のことはよくわからないし、なんか色々あったらしいこと全部よくわかってないんですけど、でもなんかすごいやってくれてたんだと思います。
私は、運営の皆さんとアニキの見守る中で、すくすく楽しく将棋ばっかりやってたので、よくわかんないんですけど。
でも、たぶん、私がよくわからないままいられていることが、きっと桂木はっぱ、さんのおかげなんだろうなーって思っています。ありがとうございます!

ていうかこのエンディング動画なんですか!?
良すぎます。本当にありがとうございました!!!

これからも将棋を指していくぞー!

将棋は楽しい!

楽しいだけじゃない! 人との対局は本当に素敵!

ということを、今回のVSCC卵に参加して、将棋を指してみて、初めて知ることができました。

本気で切磋琢磨して、みんなそれぞれなりの努力を重ねてきた中で、絶対に勝ちたい・負けたくないと思いながら将棋を指している時間、これは、本当に他では得難い、貴重な経験となりました。私の宝物の時間たちです。

というわけで、今までは見る将ばっかりで生きてきましたが、今後は指す将としても将棋と関わっていきたいなと思います!

さすがに将棋配信等のペースは落ちると思いますが、のんびり見守っていただければ幸いです。

いつか強くなって、アニキや運営の方々といい将棋がさせるようになるぞー!


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