時は金なり②「タイムバジェットという考え方」

こんにちは、キャリアコンサルタントの山本です。

「タイムバジェット」という言葉をご存知でしょうか。

私もつい先日知ったばかりですが、これはなかなか感慨深いものがあったので、皆さんと共有したいと思います。

タイムは時間、バジェットは予算です。

時間とは有限であり等しく人生に与えられた財産、という視点から時間を捉えます。

「時間管理」とも似ていますが、時間をお金と同じく予算、有限のものと明確に意識することで時間に対する取り組みを変えることが出来るのが「管理」から一歩先をいく手法と言えます。

人生という時間を過ごす中で、仕事に携わる時間は約８万時間と言われています。

８０歳まで生きるとすると人生で約７０万時間を与えられた中の内の、８万時間です。

大学卒業～６５歳までは３８万時間、そのうちの８万時間は仕事の時間で、残り３０万時間は仕事以外の時間だそうです。

思ったより仕事の割合は少ないですよね。

もちろん、睡眠時間などもここに含まれていますし、個人差も多少ありますが、時間をこうして有限なものと数値化してみることで時間に対する意識が変わってきませんか？

皆さんに残された「仕事が出来る時間」はあと何時間でしょうか。

その割り当ては何にどのくらい使いたいですか？なににどう使う必要がありますか？

ここで単純な時間管理とは違うのは「予算」として取り扱う考え方を導入すると感じ方が大きく変わる点です。

人生という限られた予算の中では、仕事の予算枠を増やすほどに他の予算がひっ迫します。

仕事時間という予算枠の範囲内で効率よく過ごすにはどのような配分で何をするか計画を立てないといけませんね。

家計管理と同様です。

その配分が適切でなければ予算内でのバランスが崩れ、人生の時間という家計崩壊の危機です。

しかも時間だけは、誰かから借りることも貯めることも出来ません。

効率よく、つまり充実した時間を過ごすために段取りを考えながら準備し、作業し、連携させていくためにどう使うかを意識して過ごすことで、自分の人生をコントロールしてける気がしませんか。

またその時間をコントロールすることが、仕事以外の人生の時間もより充実したものに変えていくことができるのではないでしょうか。

「タイムバジェット」を意識して、明日からの過ごし方を組み立て直してみてください。

キャリアコンサルタントと相談してみるのも一つの手ですよ！

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