凸凹事件簿 「私達は、こどもの未来をつくってるんだよなぁ」の巻
昨日の夜の話。
お風呂も上り、あとは歯ブラシして寝かしつけるだけ!の21時前のこと。
テレ東の『池の水全部抜く』に夢中で、なかなか歯ブラシしないムスコ。
この番組全部観ないとやりそうにないなぁ…と私は思ってほっておいた。
夫はCM中に磨け!と歯ブラシを渡す。
ムスコは歯ブラシをくわえるが、磨く様子はない。
ふざけて歯ブラシくわえたまま、椅子に寝っ転がってる。
さすがに危ないから、夫が怒った。
イライラした感情をぶつける怒り方で、ムスコも反抗しはじめる。
ちょっと二人のやりとりを影で聞いてみようと、私は隣の部屋に隠れた。
だんだん怒りはエスカレートしていくが、お互い歩み寄れない。
歯ブラシくわえたままが危ないことを伝えたいため、事故の話をネットで見せていた。
綿菓子の割り箸がノドを突き刺す事件を例に見せたが、ムスコは「割り箸はくわえてないよ!歯ブラシはあぶなくないよ!!!」と反論。
ちょっと前の私はこんな感じで怒ってたなぁ…と悲しくなる。
ムスコは助けを求め、私を探し出した。
隠れてたのがバレ、私に泣きつくムスコ。
できれば、私も歯ブラシの危険性を伝えたい。けどパニックになってるムスコに、今は何を言っても受け入れてもらえない。
背中をさすりながら、「お父さんもお母さんもアナタがケガをしてほしくないから、怒っているんだよ」と伝える。
まだ怒りがおさまらず、泣きじゃくるムスコ。
「お父さんの言い方は意地悪だったと思う。
どういう風に言えば良かったの?」「やさしく言えば聞いてくれる?」と聞いてみる。
泣くのを止め少し聞く耳になった。
「お父さんに優しく言ってください、てお願いしてみたら?」で、「お母さんも一緒に言って」と言われパニックは落ち着いた。
夫もムスコの現状と将来が不安でキツイ言い方になってると思う。
あまり怒らない人なのに、昨日の怒り方は珍しかった。
不安は人を苦しめるなぁ、と改めて思った。
私だって不安だ。幼稚園に行かせないのは甘やかしているだけかもと、思ってしまう。
小学校も行きたくない子にしてしまうかも、とも思ってしまう。
けど、何もしてないわけでもない。
一緒に遊びながら何を学んでいるのかなー?と観察したり、興味のあることがこの先どんな分野に役立つかな?と調べてみたり。
幼稚園に行ってた時よりも、子どもを大事に扱うようになった。
でも先のことわからない不安はつきまとう。
なので、日々思ったことを感じたことは記録しておこう。
振り返った時、きっと役に立つはず。
今日はそんな記録のお話。