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めぐる季節のグルーヴ感は二十四節気に教えてもらうと便利だな、ってお話し。

9/6 満月

個人的には、ようやく一段満ちた、みたいな日。

二十四節気的には明日9/7、白露

陰気ようやく重なりて露こごりて白色となれば也(暦便覧)

今年はとっても雨降りの多かった八月。それでも春に蒔いたタネの中で、次へつなぐためのこるべきイノチは自然淘汰され生き残っていくもの。例年より少ない光からチカラを蓄えたそのたくましいイノチの実りがまもなくおとずれる。ように感じる良き季節です。実りが多ければそりゃうれしいし、仮に今年の収量が少なくとも、この天候の中生き残り、来年蒔けるタネが残るヨロコビがある。みたいな。

月の満ち欠けが一定のリズムを刻んでいるベースだとすると、二十四節気は大きく四つのパートに分かれた二十四小節だと思って進んでみると一年にストーリ性がむっくりと湧き出てくれる。めぐるめぐりとめぐみを俯瞰して見れているかいないかで、目の前の景色のとらえ方って変わってくるようにも思う。し、楽しい、と、思うので、こちらも月の満ち欠け同様Googleカレンダーに落とし込んでみてます。(備考欄に暦便覧も入れてみる親切設計。

【二十四節気カレンダー】

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四季が楽しめる国だから感じられる二十四小節の旅。段々と気候が変わってきてしまっているからいつまでこの感覚がこの国で楽しめるのかはさっぱりわからないけど「春はあけぼの。夏は夜。秋は夕暮れ。冬はつとめて。」特性の異なる四つの季節の超ラブリーなところを冒頭にうたったうた清少納言さんの「枕草子」が、もはやコトバだけじゃなくて表現された景色すら日本人には未知のものになっていく日がこのままいけばくるのかな。

ひとり一人がつなぎたい、って思う希望のタネ、次第なんだろうな。 


余談)こうして予定の中にいい感じにグルーヴ感が出て、出先でもアイフォーンから確認できるーわーい!なんて思ってたら、先月からアイフォーンがへそを曲げて私の前にでてきてくれない。すぐそばにいることはわかっているのに。探すのをやめた時みつかることはよくある話、と、陽水さんもうたってる。とっくに探すのをやめてみてるからそろそろ出てきてもいい。


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