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睡眠と社交大事なフランス人、仕事時間最長の日本人。〜23カ国の生活スタイル比較論文〜
こんにちは、aicafeです。
40代、人生時計で14:00頃に差し掛かったところです。
これからの人生の午後の時間の過ごし方を模索中です。
ポケモンスリープから日本人の睡眠について考えてみたところ、フランス人が睡眠をとても大切にすると知り、フランス人の生活スタイルを知りたくなりました。
2010年のもので古いですが以下の論文を読んでみました。「Daily Life in 23 Countries」
これによると、フランス人の傾向は以下のように捉えることができます。
・日本人よりも週7時間以上多く寝ている。
・家での食事時間が長い。
・レストランで過ごす時間が最も長い。
・有給労働や教育時間、労働参加における男女格差が最も小さい国の一つ(他にブルガリア)
一方日本人の傾向は以下のとおりです。
・労働時間が最長。通勤時間と教育時間を含めると、他のどの国よりも週 6 ~ 19 時間長い。
・家事労働が最も少ない。(男性は平均して週2時間未満しか家を掃除していない)
・週30時間と、自由時間が最も低く、そのうち14時間はテレビを見ている。
日本の家事労働時間が少ないのは以外でした。
とはいえ、労働時間が日仏間では10時間も差があり、通勤時間も日本はフランスの倍かかっています。その割に家事労働時間には大きな差がなく、スポーツや社交に充てる時間は日本は殆どない。結局のところ一日に占める仕事関係の時間が日本人は圧倒的に多く、フランス人は日本人が仕事関係に費やす時間分を余暇の時間に費やしているということのようです。
1週間に平均して社交(誰かと会いに外に出かけたり家に招いたりする)に5時間をかけているというフランス人の生活にも驚かされます。
わたしだったら気疲れしてしまうな。
ちなみにここに、イギリスとアメリカの傾向も加えて見てみるとまた面白い。
社交の時間は、外出ソーシャル活動はイギリスが、ホームパーティはアメリカが多くなります!
アメリカはボランティア活動の時間が顕著に長く、イギリスは在宅勤務時間が長い傾向も見て取れます。いずれも睡眠時間は日本よりも5時間長く確保されています。
睡眠時間から興味が発展した各国のライフスタイル比較、思ったより楽しかったので、また何か発見がありましたら報告します。