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三兄弟母。離婚歴あり。同性彼女との暮らし。 有機JAS認証オーガニック貸し農園、ファッ…

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三兄弟母。離婚歴あり。同性彼女との暮らし。 有機JAS認証オーガニック貸し農園、ファッション関連の仕事です。 Occupation: Organic agribusiness, Related to fashion. Mother of three.Divorced.

最近の記事

真の教育とは何か。

【真の教育とは何か】 情報過多の世の中で、我々親達は愛する我が子に素晴らしい教育を与えられるように、進学先、習い事先について日々、頭を悩まし情報収集をしています。 わたしも息子達の個性を観察しながら、日本の学校、インターナショナルスクール、ボーディングスクール、どの道に進むべきなのか考えています。 そんな中、今一度、自分を俯瞰して [真の教育は何か]自身へ問いかけてみました。  その答えは、[家庭教育] 父には常々、言われていた言葉があります。 「仕事も良いけど、あ

    • オーガニック農業を仕事にした理由

      2019年、突如として猛威を振るった新型コロナウイルスにより、わたし達の暮らしは一変しました。 今までの価値観や常識を覆され、これまでの在り方を見直す機会となりました。 三兄弟の母である、わたしは子ども達を どのように守っていくのか、改めて考える機会となりました。 全てのモノに価値がなくなったとしても[食]があれば、 わたしの愛する子ども達を守ることができると、当時思ったのです。 最初は、家庭菜園から始めてみました。 だけど、思っていた以上に野菜は育たなかったり、 沢山の

      • あなたの人生は永遠か

        何故、わたし達はこの世に生まれてきたのでしょうか。 先日、母にこのようなことを言われました。 「どうせ人はいつか死ぬのだから、わたし達がするべきことは真心を込めて生きることよ。目の前の人に真心を込めて接する。料理を作る時も真心を込める。ひとつ、ひとつの行動を丁寧に、そして真心を込めるの。結局わたし達は、これしかできないのよ。」 多くの人間は命が永遠に続くように、死が自分と自分の周りには無縁かのように、日々を過ごしています。 だからなのか、自分の人生にフォーカスできない人

        • 【ユイへ、お誕生日おめでとう】

          わたしには3人の息子達と同性のパートナーがいます。 そんな彼女の誕生日に送ったコラムをこちらにも載せます。 【ユイへ、36歳のお誕生日おめでとう】 「わたしがずっと探し求めていたものは、全てあなたの中にあった。」 ユイと過ごして、わたしの心に宿った初めての感情です。 ある日の夕食、わたしの隣に座って、 「残りの寿命しかあなたを愛せないと思うと寂しいよ。」と真っ直ぐな瞳で、わたしを見つめながら涙ぐみ、伝えてくれたこの言葉は、わたしを感動させ、脳裏に深く刻まれました。

        真の教育とは何か。

          お金の価値とは

          皆さん、お金は何故必要だと思いますか? 現在、わたし達は資本主義社会で生かされていて、そこにはどうしても[お金]が必要ですね。 元々、我々は自分のモノを他の人のモノと交換することで欲しいモノを手に入れて物々交換をしていました。 しかし、必要なときに必要なものが手に入るとは限らず、不便なものだったので「貨幣」が登場しました。 役割としては、モノやサービスを受けるために必要なものであって⚫︎価値尺度⚫︎交換手段⚫︎貯蔵手段。 一般的にはこのように言われていると思います。 時

          お金の価値とは

          できないことの愛おしさ。

          我が子と過ごしていると、 「早くしなさい。」「どうして、できないの?」と発してしまう、この言葉。 最近は、この言葉を発することはなくなりましたが、 わたしも過去に、仕度の遅い息子に「早くしなさい。」 隣で宿題を見ながら「どうして、できないの?」と発言したことがあります。 今となれば、この[できない]は、とても愛おしいと感じます。 最初、自転車に乗った時は上手にペダルを漕げず悔しい顔をして泣いていたのに、今ではわたしより軽やかにペダルを漕ぎます。 テスト結果が思った結果

          できないことの愛おしさ。

          地球に生まれた子ども達

          最近の若者と関わると、いつも考えさせられることがあります。 神様が地球を変えるために最後のチャンスとして、この地球に降ろしてくれたのではないかと思うことが多々あるのです。 感性が豊かで思慮深く、平和を望んでいます。 手前味噌ですが、わたしの愛する三兄弟、一緒にお仕事をさせて頂く、若者達。 いつも、目をキラキラさせて、日本を、世界を良くしたい。と語りかけてくれるのです。 理想論だけで伝えるのではなく、具体案も提示してくれます。 わたしが子どもの頃、ここまで日本と世界の平和に

          地球に生まれた子ども達

          Pay it forward.ペイフォワード

          わたし達の暮らす、この地球はいつ本当の意味で平和になるのでしょうか。 2024年の始まり日本では震災が起きました。 わたし達は、日常の当たり前のしあわせを、改めて気付かされることになりました。 「愛する人をもっと大切にしておけば良かった。」 「愛する人に照れくさいけど日頃の感謝の気持ちを伝えておけば良かった。」 「愛する人に愛していると伝え、もっと抱きしめておけば良かった。」 どんなにどんなに強く願っても、もう大切な人は生き返ってはくれません。 ただ、そこに何もしなく

          Pay it forward.ペイフォワード

          愛の定義

          愛するということ 「あなたにとって愛とはなんですか?」と質問をされたら、 皆さまは何と答えますか? 価値観はそれぞれですし、そこには正解も不正解もなく、 自由な感性があります。 フォロワーさんの方々に[愛の定義]を質問させて頂き、 沢山のご回答を頂きました。 一部、こちらでご紹介させて頂くと、 ◉見返りを求めない。 ◉原動力になるもの。 ◉理解しようとすること。 ◉五感が満たされる感覚。 ◉人生を左右させてしまうもの。 などがありました。 どれもその人らしく、その人

          三男のディスレクシア

          学習障害で悩んでいる保護者の方から、ご相談のメッセージを時々頂くので、今回は我が家の三男について綴っていきたいと思います。 我が家の三男は文字の読み書きが苦手です。 音声や動画は一部始終記憶できるのに、読み書きとなると、どうしても上手くいきません。 基本的に、なるべく子ども達のペースに合わせて過ごしていましたが、学校でもお教室でも不自由そうなので、ある日、診断を受けに行きました。 診断結果は 【ディスレクシア】 ディスレクシアは、学習障害のひとつのタイプとされ、全体

          三男のディスレクシア

          マインクラフトから世界情勢へ

          「ねぇ、ママ、久しぶりにJackに会いたい。」 冬のニューヨーク旅行は長男の一言がきっかけになりました。 Jackはニューヨーク在住中に一番親しくしていた同じアパートに住むクラスメイトでした。 Jackは当初、英語が話せない状態で現地校に通った長男に優しくてサポートしてくれました。 長男にとって昨年は、日本の学校教育に疑問を感じ、通っていた中高一貫校を退学し、自分のルーツ、ニューヨークで学んだ教育カリキュラムについて今一度考える機会になったようです。 日本に戻ってから

          マインクラフトから世界情勢へ

          長男の登校拒否【後半】

          長男の登校拒否が6月から続き、 一ヶ月が経った頃、事前に決まっていたカナダの短期留学へ旅立ちました。 リフレッシュになると良いな。という気持ちと、現地で身体の痙攣の発作が起きないか不安な気持ちも入り混じりながら、当日は送り出しました。 現地から送られてくる彼の写真は、生き生きとしていて 「毎日楽しい。」と連絡があり、安心しました。 帰国後、 「カナダでは、政治やお金の話も生徒同士で話せて凄い楽しかったよ!二学期は学校に行こうかな。来年は海外の提携校に通おうと思う!」 

          長男の登校拒否【後半】

          長男の登校拒否【前編】

          忘れもしない2023年6月23日金曜日。 毎朝6:30に起きる長男が7時になっても起きてこないので、彼の部屋へ起こしに行きました。 疲れているのかな?と思いましたが、 遅刻しそうな時間だったので、身体を揺すりましたが、なかなか起きません。 少し大きな声を出して、 「起きて!遅刻するよ!」と何度か声をかけると いつも温厚な長男が、「もう無理なんだよ!限界なんだよ!」と震えた声で、小さい子どものように泣き始め、 間もなく、身体の震えが止まらなくなり、ベッドの柵が壊れました

          長男の登校拒否【前編】

          その一言、本当に必要ですか?

          インターネット社会が急成長し、わたし達の暮らしは便利になりました。 スマートフォン、パソコンがあれば、遠方の友人の様子を知ることができ、交流することができる。 暑い中、寒い中、雨に濡れることなく、自宅で仕事のミーティングを行うこともできます。 SNSを介して、友人、恋人と出逢うこともできる世の中です。 わたし達は、インターネットが普及して、 自由と情報を手にしました。 そんな中、インターネット内で飛び交う誹謗中傷は毎日、毎分、毎秒絶えることはありません。 その言葉で、心

          その一言、本当に必要ですか?

          宿題は絶対やらない、隠す、捨てる

          我が家の次男は、小学校に入学して数年 学校の宿題、塾の宿題を意地でもやらない子でした。 部屋の隅に折り畳んで隠したり、こっそり ゴミ箱に捨てたりしていました。 何度も父親に叱られていましたが、全く懲りません。 わたしは時々 「宿題しなくて良いの?」と問いかけますが、それでも 絶対にしません。 生きていたら、やりたくなくても やらないといけないことがあるので、どうしたものか少し悩みもしましたが、黙って様子を見ていました。 それから数年、 帰宅して真っ先に、学校、塾の

          宿題は絶対やらない、隠す、捨てる

          携帯依存症の我々親世代

          わたしの幼少期、両親は携帯電話を持っていませんでした。 今と比べて、不便なこともあったと思いますが、 現代の子ども達より、両親と手を繋ぎ、抱きしめてもらった時間は長かったように感じます。 忙しい現代社会、携帯電話を片手に買い物も仕事もできてしまいます。 街を歩いているとストローラーを押しながら携帯電話を触るお母さん、授乳しながら携帯電話を触るお母さん。 忙しい日常なので、隙間時間に携帯を触ってしまう気持ちも勿論、わたしも分かりますし、経験もあります。 だけど、愛する我

          携帯依存症の我々親世代