あの場所もことわざに…?
こんにちは、あいあいわーくです。
Twitterを見ていたら、長野県の善光寺にある「びんずる尊者」の仏像が盗まれ、県南部の松本市で発見されるというニュースを見かけました。
この善光寺はことわざにも使われるほど有名なのですが、今回の記事はそんな「場所の名前や地名が使われていることわざ」を特集していきます。
(参考:「故事ことわざ辞典」「ことわざ・慣用句の百科事典」より)
…まず紹介するのは、善光寺に関することわざから!
1.牛に引かれて善光寺参り
意味:他人に連れられて普段いかない場所へと向かうこと。また他人に誘われたり、偶然の出来事が起こったりした結果、いいことが起こることを指す。
由来:仏様を全く信じなかったお婆さんが、洗濯物の布を引っかけて逃げていく牛を追いかけていった結果善光寺にたどり着いたことがきっかけとなって善光寺参りを始め、仏様を信じるようになったことから。
2.口では大阪の城も建つ
意味:口で言うだけなら簡単だが、いざやってみると難しいこと。
類義語:言うは易く行うは難し・口自慢の仕事下手・猫の首に鈴を付ける
3.江戸の敵を長崎で討つ
意味:意外な場所や全く違うことで恨みを晴らすこと。
由来:江戸の町では大阪の見世物が江戸の見世物より人気だったが、大阪に戻った時に長崎から来た見世物に人気を奪われたことから(諸説あり)。
類義語:江戸の仇を駿河で取る
4.小田原評定
意味:なかなか結論が出ない会議のことを指す。また、「評定」は相談という意味。
由来:小田原を拠点としていた北条氏が行っていた会議から。このことわざの由来となったのは豊臣秀吉の軍に攻め込まれた時に行った臨時の会議で、籠城するか直接交戦するかで意見が分かれたり、降伏するか最後まで抵抗するかで揉めたりした結果、結局答えは出ないまま秀吉に滅ぼされた(Wikipedia「小田原評定」より)。
対義語:三人寄れば文殊の知恵・三人にして迷うことなし
5.日光を見ずして結構と言うな
意味:徳川家康を祀る日光東照宮は「結構」というにふさわしいぐらいに美しいので、それを見るまでは「結構」という言葉を使ってはいけないほどだということから、日光東照宮の美しさを例えた言葉として使われる。
類義語:ナポリを見てから死ね(※こちらは、イタリアの都市ナポリの美しさを例えた言葉である。)
6.清水の舞台から飛び降りる
意味:京都の清水寺の舞台から飛び降りるように、思い切って大きな決断をすること。
由来:清水寺の舞台から飛び降りると、願いがかなった時に怪我をしなかったり死んだときに成仏できると言われていたので、実際に飛び降りる人が続出したことから。
7.その手は桑名の焼きはまぐり
意味:上手いことを言ったとしても騙されないし、その手には食わないぞ…という意味。
由来:「食わない」と三重県の「桑名」を掛けている。そんな桑名の名物は焼きはまぐりであることから。
類義語:その手は桑名の四日市
まとめ
いかがでしたか?
罰当たりな話題からのスタートでしたが、こんな風にことわざを調べてみると有名な地名や観光スポットは昔からも変わらない人気を誇っていることが伺えますね。
また、長野県は中学校の修学旅行で行ったきりなので、いずれ訪れてみたいです!
それでは今回はこの辺で👋
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