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💀気をつけて!有毒生物パート2💀

こんにちは、あいあいわーくです。
今週の日曜日に、長居公園内にある大阪市立自然史博物館で開催中の「毒展」を見に行きました。
毒キノコや毒を持った虫の標本などを見たり、人間が作り出した有毒物質についても学べ、毒タイプのポケモンが好きな私にとって大変貴重な経験ができました。
…というわけで、今回は「毒を持った生物」特集の第2弾!
第1弾と合わせてお楽しみください🙇

1.熱帯の毒猿・スローロリス

リスちゃうで、「ロリス科」っちゅう猿の仲間なんや。

マレーシアなど東南アジアに生息しているスローロリスはその可愛い見た目からペットとしても人気が高いですが、実は毒を持っているんです。
肘から出る分泌液と唾液が混ざることで侵された生物を呼吸困難にする毒が生成され、毛づくろいを行って毒を全身に広げます。
また、普段は木の上で生活していますが、夜行性ゆえに強い光を見ると興奮して襲い掛かってくるので毒以外にも注意が必要な動物です。

2.日常に潜む恐怖・ジャガイモ

学校で起きた食中毒のニュースは、大体自分の仕業なんです…。

次に紹介するのは、カレーライス・フライドポテト・コロッケと様々な料理で大活躍のジャガイモ。そんなジャガイモの芽には「ソラニン」や「チャコニン」という毒が含まれており、芽が出たジャガイモを食べると食中毒になる原因であります。もし、うっかり芽が出るまで放置してしまったらピーラーや包丁で根元からごっそり取り除いてしっかりと処理することが大切です。
しかし、これらの毒はジャガイモが鳥や他の動物に食べられないようにし、生存競争を勝ち抜く術でもあることを忘れてはいけません。

3.大人しき暗殺者・ウミヘビ

僕たちウミヘビは、泳ぐのに便利な平たい尻尾が特徴なんだ。

ウミヘビ」というヘビがいることをご存知ですか?
その名の通り海での生活に適応したヘビで、基本的におとなしい性格ですが強力な神経毒を持っています。もし噛まれてしまうと、体が痺れて最悪心肺が停止して死に至る猛毒です。
そんな危険なウミヘビですが、特にエラブウミヘビは沖縄では燻製にして「イラブー汁」や「イラブー酒」といった料理に加工されています。
…ちなみに、魚類であるウナギの仲間にも「ウミヘビ」という名前がいるんですって。

4.渚の毒饅頭・スベスベマンジュウガニ

食べるなよ!絶対食べるなよ!!フリとかじゃなくマジで!!!

その名の通り、表面がすべすべのお饅頭みたいな甲羅を持ったスベスベマンジュウガニですが、美味しそうな名前に騙されてはいけません。
なんとこのカニは、殻や脚の筋肉にフグ毒で知られるテトロドトキシンをはじめとした強力な毒が含まれているのです。
…とはいえ毒にやられるのはこのカニを食べた時の話なので、触るだけなら大丈夫です。

5.猛毒キックの使い手・カモノハシ

オイラのキックを食らうと、痛い目見るぞ?

哺乳類なのに卵を産むことで知られているオーストラリアの珍獣カモノハシは、オスの足の蹴爪に毒が含まれています。
この毒で人が死んだ事例はありませんが、モルヒネを大量投与しても鎮痛できないほどの激痛や水腫・むくみなどを引き起こすので油断はできません。
ちなみに、この毒は繁殖期を迎えたオス同士の戦いに使われるようです。

まとめ

いかがでしたか?
第1弾では紹介しきれなかった有毒生物を5つ紹介しましたが、どの生物も個性的な生態をしていることが分かりました。
また、この記事を書くことができたのも「毒展」を見に行ったおかげなので、やはり自分の経験を記事に活かすことができるのはとても楽しいですね。
今度は、他の生物に擬態する生物について調べてみようかな~!
というわけでまた次回👋

参考

Wikipedia「スローロリス」「自然毒」「ウミヘビ科」「エラブウミヘビ
スベスベマンジュウガニ 」「カモノハシ
アニヲタWiki(仮)「スベスベマンジュウガニ
テイコウペンギン「【アニメ】可愛いのに超凶悪な生物6選
トクバイニュース
ジャガイモの芽に要注意!毒の危険性と正しい処理方法を解説
Web生き物図鑑「ハリモグラ

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