就職日記① 平凡MARCH学生の愚痴とともに
大学3年、22卒の就職活動が始まる。就職をそれなりに気にしている学生は、大体夏のインターンに参加しようとする。私もその一人だ。私は、新聞社に記者として就職をしたい。とりあえず、ある大手新聞社のインターンに参加するため、ESを無理やり書き上げた。
ESというのは悩ましいものだ。ESでは志望動機つまり、なぜインターンに参加したいのかを尋ねられる。それは早い話、夏のインターンで人事の目に留まり、早期選考のルートに乗っかることで内定を獲得したいからだ。
そもそも、なぜ私は、新聞記者を目指すのか。正直、自分でもよくわかっていない。確かに中学の時からTVニュースや社会の授業は好きだったし、人の話を聞くことも嫌いではない。しかし、何か劇的なきっかけがあったわけでもない。なんとなく学生時代を過ごし、その結果、なんとなく新聞記者を目指している。自分の周囲に記者志望が多いことも一因だろう。こんな調子では、まともな志望動機が書けるはずがない。ジャーナリズムの重要性を語った抽象的な話になるか、自分の経験を捏造もしくは話を盛って書くかのどちらかになる。とりあえず、今回のESでは後者で書いた。結果は、お察しだ。いわゆる自己分析で自分の経験を振り返り、志望動機を生み出すしかないのだろうか… つづく
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