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自分は何者か。

自分が何者か。そう聞かれて、迷わず答えられる人ってどれくらいいるのだろうか。

小さい頃お父さんは、「夢中になれる事見つけなさ。自然と努力できるから。好きなこと、夢中になれること見つけなさい。」そう言った。

お父さんは、18歳の時、ウインドサーフィンを知り、夢中になった。高校卒業して年中海に入れる沖縄に、1人で移住した。
いくつになっても、好きな事ができるように、サーフショップを経営し、好きな事を職にして成功した。

かっこいい。

自分には、まだ、夢中になれる何かが見つからない。
やりたいこと、目指す場所、何だろ。言葉にするだけで、考えるだけで、行動に移せない自分が情けない。

絵を描く事、音楽、言葉にする事、好きなことはそれなりにある。でも、それを形にして、生きていくための手段として、上手く表現する事が、できない。

やりたい事って、なんだろう。
形にするって、なんだろう。
日々、答えのない問いを,自分自身に投げかけて、もがき苦しみ、刻々と時が流れる。
おこがれのアーティスト、尊敬する先輩、大好きな友達、大切な家族、みんな、それぞれの場所で、それぞれの良さを、活かして、輝き生きている。

誰かを目標にして、誰かを模範にして、誰かを、、、
そこに、本当の自分は存在するのだろか。

自分の中にある、曲げたくない何か、譲れないモノ、大切にしたいこと。それは、きっと、自分が何者かを導き出すヒントになると思う。
だから、誰に何を言われても、守り抜きたい。

自分の中の自分。

うまく言葉にできなくても、文字に起こせなくても、表現できなくても、自分がそれを、なんとなく感じて、解っていれば、いい。
守れるように、大切に育てられるように。
感覚として解っていれば、いい。

小さい頃からの、お母さんの言いつけ、お父さんの言葉、何気ないことでも、子供にとっては、身に染みて覚えていたり、それが芯の部分になっていたりするんだと思う。
自分の芯を、根っこの部分を作ってくれたのは、他でもなく両親であって、それは、誇りに思うことで、大切にしたい。
優しさ、愛、人を思う気持ち、ひとりでは感じられない。それを、初めに教えてくれたのは両親で、その良さ、有り難さを知っているから、次は自分が人に与えられる。

誰しも皆ルーツを辿ればそこには、親がいて、ひとりではここまで来れなかった。ことを理解しなければいけない。

身体、心、気持ち、全部に嘘偽りなく、自分には正直に生きていければ、それでいいんだと思う。
誰がなんて言おうと、自分に嘘さえなければ。

人は人のことを気にして、比べたがる。
人と比べても、そこからは、劣等感、嫌悪感、悲観、マイナスなことしか生まれない。
それなら、人と比べることをせず、昨日より今日、今日よりも,明日。自分と向き合って生きていく方がかっこいい。
言葉ではポジティブに、難しいことも簡単に言えるけど、実際は、簡単にいかない。そんなこと、わかってる。
だけど、言葉ぐらいは強くいさせてよ。簡単じゃないことぐらい頭では解ってるから。

病は気から」って言うけれど、身をもって体感する。口に出してれば、ポジティブな方にことは進むし、ネガティブなことを思ってたり、口にしたら、実際にそうなる。人生って、そういう風にできている。
だから、言葉くらいは。

インフルエンサー、YouTuber、同世代の若者が様々な形で活躍するこの時代。
SNSが普及して、良くも悪くも、自分を知ってもらうには都合のいいこの時代。
活躍する同世代の人たちの、言葉、活動を見て刺激を受けて、影響されたり、悩んだり、自分と向き合ったり。
職場と家を行き来するだけの毎日でも、日々刺激を受けて、考える。

自分は何者か。

まだまだ、答えには辿り着けそうにはない。日々模索して、生きていかなければいけない。

音楽、ドラマ、映画、本、絵、自然。
いろんなものに触れて、いろんな人と関わって、夢中になれる何かを見つけたい。

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