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ケンカあれこれ

共働き育児の発信をしていると
自然と耳に入ってくる
他のご家庭の夫婦関係。

ちらっと垣間見えるのは

みなさん、結構がっつりケンカされてるんだな〜と。
激しく言い合う感じのケンカ。


ケンカしてる当人としては
苦しく辛いことこの上なしだと思うけど、

    (わたしも長男としょっちゅうぶつかり合うので…)
(1年生相手に本気でぶつかるなよってツッこんで笑)


わたしたち夫婦は
恋愛時代も、
結婚してからも、

口喧嘩ってほとんどしたことなくて。
ちょっと羨ましかったりもします。




それでも夫婦の暗黒期は3年近くありました。
そのケンカの仕方はまさに冷戦

怒りをまとって、
視線で相手を撃ち抜いて、
背中から発するオーラで刺し続ける感じ。。。。

辛。


ちゃんと、言葉でケンカをしないから
お互い、どこが許せないのか
イライラポイントがちっともわからなかった。

それはそれでね、
勢いに任せて発せられた言葉の
言葉尻で必要以上に傷つくことがないから
よかったのかもしれないけど

言葉にしてもらえないとわからないし
本心をさらけ出してもらえてない気がして
寂しかった。

そう、寂しかったのよ。



長男とケンカしてて思うのは

怒りの感情を素直に出せるって
すごく相手に甘え・甘えられてないと
できない
んだよね、ってこと。

わたしは子どもの頃
親に対して乱暴な言葉を使うどころか
いつも顔色を伺っていたんです。

親のことは大好きだし
ちゃんと甘えさせてもらえている自覚はあったけど
自分を全部出せてたかっていうと、出してなかった。

臆せず感情を100%出せるのって兄に対してだけで
兄とはいっつもケンカしてたなあ。

大っ嫌いで、早く離れたくて、
大学進学を機にお互い一人暮らしを始めたけれど

結局、一番心の支えになっていたのは
兄だった。

大人になってから、
わたしが一番甘えられていたのは兄だったんだ
って気づくことができた。


でも兄以外には
そんな風に、子どもみたいに
自分の感情をさらけ出すことってできなくて

お付き合いする彼氏に甘えて怒ってみせても
逆ギレされるのが怖くて

どんどんどんどん、
甘えられない呪縛に縛られていった。


そんな恋愛経験の延長で出会った旦那さんだから
やっぱり、甘えることができなくて
産後それが爆発して
冷戦期に突入したんだったなあ・・・

ケンカの仕方を知らなかったんだ。


今もまだその片鱗は残っているから
旦那さんと口喧嘩ってできないんだけど

顔色を伺って自分を押し殺したり
言いたいことを言わずに自分で自分を納得させたり
そういうことはだいぶしなくなった。

(全くしてません!とは言い切れないのが発展途上の証)

気分を害していることは伝えるし、
面倒臭がらず、違和感を放置しないで
話をする場を持つことを覚えた。

例えばこういう感じ↓


夫にとっても、
口喧嘩でその場でぶつかり合うことよりも
自分自身との苛つきとも向き合った上で
冷静に話をすることの方が心地よいタイプなので

夫とのケンカの仕方は、
週一夫婦会議での話し合いがよかったんだと思う。



しょっちゅうぶつかり合っちゃう長男とは
なんでこんなに怒ってるのか
どこですれ違っているのか を

その場で可能な限り言葉にして、
お互い理解することを積み重ねているから

すぐ仲直りするし
今のところラブラブです笑

息子に口喧嘩の仕方を教わるわたし・・・・



ケンカの仕方は相手によりいろいろだけど
ケンカができるって
甘え合い信頼し合えている証なんだよな〜。


人間関係があればその人数のぶんだけ、
付き合い方って違って当たり前で

それが夫婦ともなると
しかも子どもができたりすると

自分たちなりの付き合い方
今一度向き合う必要が出てきたりする。


その時に、中心に据えて欲しいのが
”時間”に対する価値観、概念なんだよね。

お互いの24時間をどう使うのか。使いたいのか。

子育て世帯には特に、

義務でなく能動として
そのご家族なりの
心地よい家族時間、夫婦時間を編纂していって欲しい。


そんな思いから、
とある企画を温めています。

お知らせできるまでもうちょっとかかりそうですが、
ゆるゆるとお付き合いいただけたら嬉しいです。


おしまい。



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