空氣の中を泳ぐ魚

カタカムナとは、目に見えない潜象（カム）を感じて生きること。

見える肉体（カタ）と見えない思い（カム）とを統合して、

過去も未来も自分で引き受けて、今というど真ん中を生き切ること。

肉体（カタ）をいただいて、地球に生まれてきた和多志。

目に見えない空氣を吸ったり息を吐いたり、

目に見えない言葉を話したり聴いたりしながら、

目に見えない何かが、今日も私を生かしてくれている。

トクン・・トクン・・と規則正しいリズムで波打つ鼓動も

自分で見ることはできないけれど、

そのあたたかい温もりは感じることができる。

血が体中をかけ巡り、細胞へ酸素を運び、和多志を支えてくれている。

風は見えないけど、吹くと葉は揺れ、和多志の髪もなでていく。

見えない振動エネルギーは、時空をも超えて、

和多志のすぐそばに存在している。

会ったことのないご先祖様も、

先にお空の世界へ旅立って逝ってしまった大切なあの人も、

風のふりをして会いに来ているのかもしれない。

遠く離れ、会ったこともないヒトの発信した言葉に心揺さぶられるのは、

言葉にその方の魂が宿り、

その言霊エネルギーは振動しているから、心の琴線に触れ共振共鳴する。

地球は水の惑星。

生物が吸ったり吐いたりした空氣が大気圏となり、地球を包み込んでいる。

海とは密度が異なるだけで、

水の粒々がいっぱい詰まった世界に和多志は住んでいる。

振動は、目には見えない粒々に乗ってマワリテ巡る。

目に見えない思い（カム）のチカラも、和多志の中に入ってマワリテ巡り、

また和多志から外へと出て行ってマワリテ巡る。

和多志は、空氣の中を泳ぐ魚。

どう生きるのか自分で決める自由がある。

見えない振動エネルギーに善悪はなく、

それをどう感じ、どう受け止めて生きるかは、和多志の心次第。

すべての答えは、和多志の中にある。

外の世界は和多志の内側によって創られている。

内側の思いのチカラがエネルギーとなって、現実を創っている。

本当の自分、真の思いで、今を生きる。

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