柔らかいところに着地してみよう
今朝ふと、もっと柔らかいところに着地してみよう、と思った。
自分の性格上、普通にやっていれば、普通にできることを、もっともっとと自分に厳しく叱咤激励してしまうところがある。それで手を抜けなくなって、しんどくなってしまうという、いわゆる燃えつき症候群になりやすい性格だ。
しかし社会を見ていると、やる気もなく適当にやっている人の方が、同じ職場で長く続けている。長く続けるということにおいては評価できるかもしれないが、態度や仕事のクオリティとしては疑問。そして、そういうことにも私は嫌気がさしてしまう。
今回、今一歩踏みだせないことに、また一生懸命になりすぎて、しんどくなったり、人とぶつかってしまうのでは、、、という懸念がついて回っていた。かと言って、適当にいいかげんに仕事をしたわけではない。どうしたらいいのだろう、、、。
自分のこととなると、人はなぜもこう見えなくなってしまうのか。これまでの経験やトラウマなどが、判断の邪魔をするようになるのだ。
ただ、、、今までも転職は何度かしてきたが、実は今回が一番うだうだと迷っているように思う。その迷いのひとつに、私の生活のなかに、絵が入ってきたことがある。絵がなければ、仕事をもっと頑張ろうと思うけれど、絵に時間をもっと使いたい。かといって、生活するにはお金も必要、仕事するならどうする?と堂々巡っていた。
けれど最初に書いたように、ふと、もっと柔らかいところに着地してもいいんじゃないの?と思ったのだ。具体的にいうと、これまでの仕事の資格を活かしながら、パートでできる仕事でいいんじゃないの?と。
朝の夫との会話もきっかけになった。夫は、極端な私の操縦役としていつも一役買っている。だいぶ年下なんだけどな~
そうその選択肢がこれまでもなかったわけではないが、なぜか私の頭のなかから外れていたし、行動しようとしなかった。専門職だからまたしんどくなると無意識に思ったのかも知れないが、パートというところで線を引いて自分の時間を確保すれば、そこまでしんどくはならないはず。
そう思って、募集を探してみると、すぐにいいところがあった。問い合わせすると、一気に面接の予定まで進んだ。これまで、応募してもなしのつぶてとか、面接に進むまでにめっちゃ時間かかるとか、なかなか進まなかったのに。ただ難航していた応募先は、着地点としてはどうにも今の私にはハード(固く)に思えるものだった。
が、今回の応募先は、なんか柔らかい感じがする、、、!
感覚的表現で申し訳ないのだが、まさにその表現がぴったりなのだ(笑)
ちょっと、やわやわな感じもするけど、ここ歩いてみようかな、、、そんな感じで、面白い冒険の始まりみたいな感じもする。極端な考えを捨て、お金にも縛られ過ぎていない。もしかしたら居心地いいかもしれないぞと。
きっと私はまだまだカチコチ。もっと柔らかくなれるんだ。
そして、こういう感じが、絵の表現にも表れてきたら嬉しいななんて思ったりしている。
迷うことは悪いことではない。うだうだしながらも、これまでの方法が通用しなくなっているからこそ迷うのだと考え続けていて、ここへやってきた。
人にとっては、あっそうなん?くらいのことだろうけれど(笑)自分にとっては、小さくて大きな気づき。私は、こういうことを大事にしていきたい。
そしてまだまだ変化できると思う。柔らかな方へ。