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ノートパソコン利用者必見 ノートPCのバッテリーの寿命を長くする方法

最近、私のノートパソコンのバッテリーがついに寿命を迎え、バッテリーを交換しました。互換性のバッテリーではなく、純正のバッテリーと無事交換できました。その際、メーカーのサポートとやりとりがあり、「ノートパソコンのバッテリーの寿命を長くするためのアドバイス」をいくつか教えてもらいました。

ノートパソコンを使っている方は、必見の記事です。
いつもACアダプターで利用している方も、バッテリーの寿命はそのままでは短くなってしまい、ノートPCが使えなくなりますので、ぜひお読みください。

以前の私のように、間違った使い方をしていると、バッテリーの寿命がどんどん短くなります。私のような失敗をしないでくださいね。

ノートパソコンのバッテリーは消耗品ですが、適切に管理すれば寿命を大幅に延ばすことが可能です。教えてもらったことを中心に、ポイントを書いてみたいと思います。これを知るだけで、ノートPCのバッテリーの寿命が伸びます。また最後に、この管理を便利にするツールの紹介もありますので、御覧ください。

バッテリー状態をまずは確認する方法

ノートパソコンのバッテリーの状態を確認するには、コマンドプロンプトで「powercfg /batteryreport」と入力するコマンドを使用します。

手順は次のとおりです。

  1. 「Windows+R」で「ファイル名を指定して実行」のウインドウを開きます。

  2. 名前の欄に「powercfg /batteryreport」と入力して「OK」をクリックします。

  3. ユーザーフォルダの直下に「Battery report」のファイルが作成されます。

  4. 「Windows+R」で「ファイル名を指定して実行」のウインドウをもう一度表示し、名前の欄に「.」を入力して「OK」をクリックします。

  5. ユーザーフォルダが開き、「battery-report.html」というレポートファイルが表示されているので、ダブルクリックで開きます。

見てもよくわからなかったので、このhtmlファイルごと、AIに投げて
「バッテリーの状態を教えて下さい」と聞きました。
簡単に教えてくれますよ。

以下のような回答を私はもらいました。

バッテリーレポートを分析した結果、以下のような深刻なバッテリーの劣化が確認されました:バッテリー容量の著しい低下
設計容量: 51,999 mWh
現在の最大充電容量: 12,586 mWh (設計容量の約24%まで低下)
2023年1月から2025年1月までの期間で、以下のように段階的に劣化:
2023年1月: 37,514 mWh (設計容量の約72%)
2023年9月: 34,010 mWh (約65%)
2024年5月: 25,678 mWh (約49%)
2024年11月: 18,422 mWh (約35%)
2025年1月: 12,586 mWh (約24%)

どんどん悪くなっていました。
自分では、「なんとなく、バッテリーの持ち時間が少なくなっているなあ」くらいにか感じていませんでした。
しかし、1月になり、いろいろな通知やアラートで「バッテリーの寿命がもう終わり」というメッセージが発生するようになりました。

バッテリーの寿命を縮める原因

バッテリーの寿命を長持ちさせるためには、まずバッテリーの劣化を早める原因を理解することが重要です。以下の3つのポイントが特に影響を与えると教えられました。

1. 高温および低温環境の使用

バッテリーは高温や低温に弱い性質を持っています。特に高温環境下では、化学反応が加速し、バッテリーの劣化が早まります。

そのため、以下の対策が推奨されます:

  • 直射日光の下や高温の車内での使用を避ける

  • 室温(20度前後)の環境で使用する

まあ、これは当たり前ですね。

2. ACアダプターのつなぎっぱなし

これは、実は知らなかったです。私は、ACアダプターを繋ぎっぱなしで、仕事していることが多かったです。「あちゃーー」と思いました。
これで寿命を短くしてしまったのかもしれません。

ノートパソコンを長時間ACアダプターに接続したまま使用すると、バッテリー温度が上昇し、CPUなどの熱も加わることでバッテリーの劣化を早めます。

解決策として、以下を心がけましょう:

  • 充電が完了したらACアダプターを外す

  • バッテリー駆動とACアダプター駆動を交互に使用する

3. バッテリーの充電管理

バッテリーの劣化を防ぐためには、充電量の管理も重要です。過充電や過放電はバッテリーに大きな負担を与えます。

推奨される充電管理方法:

  • 充電上限を80%程度で止める

  • バッテリー残量が30〜50%に減った時点で充電を開始

  • バッテリーを完全に0%にしない

バッテリー寿命を延ばすための実践的な対策

ということで、以下の具体的な対策を取り入れることで、バッテリー寿命をより長く保つことができます。

  • 適温環境での使用:室温(20度前後)で使用する

  • ACアダプターの管理:充電が終わる度に外す

  • 充電の最適化:80%で充電を止め、30~50%で再充電

  • バッテリー節電設定の活用:パソコンの電源管理設定を最適化する

また、バッテリー節約モードの活用も効果的です。ノートパソコンの設定で、電力消費を抑えるモードを有効にすることで、消耗を抑えられます。

ということは、まずは、「ACアダプターで80%になったら、ACアダプターを抜き、50%以下になったらACアダプターを接続」をすることが大事になります。

うーーん、でも、そんなことはなかなか監視できない。
いつのまにか、ACアダプター入れていると、100%になってしまいます。

ということで、ちょっと便利なツールを作りました。
「ACアダプターで充電していて、80%以上になったら、抜いてという通知」
「50%以下になったら、ACアダプターをつけてという通知」
が自動的に行われるツールです。

Pythonツールとして作りました。
バックグラウンドでパソコン起動時に稼働して、常駐するようにもできます。

こんな通知が来ます。
充電が80%以上になるとこんな通知

ACアダプターを外して、50%以下になるとこんな通知が。

このツールの紹介記事は以下になりますので、ご興味ありましたら、お読みください。


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