ノートパソコン利用者必見 ノートPCのバッテリーの寿命を長くする方法
最近、私のノートパソコンのバッテリーがついに寿命を迎え、バッテリーを交換しました。互換性のバッテリーではなく、純正のバッテリーと無事交換できました。その際、メーカーのサポートとやりとりがあり、「ノートパソコンのバッテリーの寿命を長くするためのアドバイス」をいくつか教えてもらいました。
ノートパソコンを使っている方は、必見の記事です。
いつもACアダプターで利用している方も、バッテリーの寿命はそのままでは短くなってしまい、ノートPCが使えなくなりますので、ぜひお読みください。
以前の私のように、間違った使い方をしていると、バッテリーの寿命がどんどん短くなります。私のような失敗をしないでくださいね。
ノートパソコンのバッテリーは消耗品ですが、適切に管理すれば寿命を大幅に延ばすことが可能です。教えてもらったことを中心に、ポイントを書いてみたいと思います。これを知るだけで、ノートPCのバッテリーの寿命が伸びます。また最後に、この管理を便利にするツールの紹介もありますので、御覧ください。
バッテリー状態をまずは確認する方法
ノートパソコンのバッテリーの状態を確認するには、コマンドプロンプトで「powercfg /batteryreport」と入力するコマンドを使用します。
手順は次のとおりです。
「Windows+R」で「ファイル名を指定して実行」のウインドウを開きます。
名前の欄に「powercfg /batteryreport」と入力して「OK」をクリックします。
ユーザーフォルダの直下に「Battery report」のファイルが作成されます。
「Windows+R」で「ファイル名を指定して実行」のウインドウをもう一度表示し、名前の欄に「.」を入力して「OK」をクリックします。
ユーザーフォルダが開き、「battery-report.html」というレポートファイルが表示されているので、ダブルクリックで開きます。
見てもよくわからなかったので、このhtmlファイルごと、AIに投げて
「バッテリーの状態を教えて下さい」と聞きました。
簡単に教えてくれますよ。
以下のような回答を私はもらいました。
どんどん悪くなっていました。
自分では、「なんとなく、バッテリーの持ち時間が少なくなっているなあ」くらいにか感じていませんでした。
しかし、1月になり、いろいろな通知やアラートで「バッテリーの寿命がもう終わり」というメッセージが発生するようになりました。
バッテリーの寿命を縮める原因
バッテリーの寿命を長持ちさせるためには、まずバッテリーの劣化を早める原因を理解することが重要です。以下の3つのポイントが特に影響を与えると教えられました。
1. 高温および低温環境の使用
バッテリーは高温や低温に弱い性質を持っています。特に高温環境下では、化学反応が加速し、バッテリーの劣化が早まります。
そのため、以下の対策が推奨されます:
直射日光の下や高温の車内での使用を避ける
室温(20度前後)の環境で使用する
まあ、これは当たり前ですね。
2. ACアダプターのつなぎっぱなし
これは、実は知らなかったです。私は、ACアダプターを繋ぎっぱなしで、仕事していることが多かったです。「あちゃーー」と思いました。
これで寿命を短くしてしまったのかもしれません。
ノートパソコンを長時間ACアダプターに接続したまま使用すると、バッテリー温度が上昇し、CPUなどの熱も加わることでバッテリーの劣化を早めます。
解決策として、以下を心がけましょう:
充電が完了したらACアダプターを外す
バッテリー駆動とACアダプター駆動を交互に使用する
3. バッテリーの充電管理
バッテリーの劣化を防ぐためには、充電量の管理も重要です。過充電や過放電はバッテリーに大きな負担を与えます。
推奨される充電管理方法:
充電上限を80%程度で止める
バッテリー残量が30〜50%に減った時点で充電を開始
バッテリーを完全に0%にしない
バッテリー寿命を延ばすための実践的な対策
ということで、以下の具体的な対策を取り入れることで、バッテリー寿命をより長く保つことができます。
適温環境での使用:室温(20度前後)で使用する
ACアダプターの管理:充電が終わる度に外す
充電の最適化:80%で充電を止め、30~50%で再充電
バッテリー節電設定の活用:パソコンの電源管理設定を最適化する
また、バッテリー節約モードの活用も効果的です。ノートパソコンの設定で、電力消費を抑えるモードを有効にすることで、消耗を抑えられます。
ということは、まずは、「ACアダプターで80%になったら、ACアダプターを抜き、50%以下になったらACアダプターを接続」をすることが大事になります。
うーーん、でも、そんなことはなかなか監視できない。
いつのまにか、ACアダプター入れていると、100%になってしまいます。
ということで、ちょっと便利なツールを作りました。
「ACアダプターで充電していて、80%以上になったら、抜いてという通知」
「50%以下になったら、ACアダプターをつけてという通知」
が自動的に行われるツールです。
Pythonツールとして作りました。
バックグラウンドでパソコン起動時に稼働して、常駐するようにもできます。
こんな通知が来ます。
充電が80%以上になるとこんな通知
ACアダプターを外して、50%以下になるとこんな通知が。
このツールの紹介記事は以下になりますので、ご興味ありましたら、お読みください。