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voicebox api pythonのWEBツール
いろいろなテキストto音声ファイルのサービスがありますが、
「VOICEBOX」は、その中でも人の声に近い音声化サービスです。
ローカルPCにダウンロードして使え、無料で使えるツールなのですが、
テキストを入力して、音声化、ファイル化などをしていくので、
動画の台本などの音声化は、手作業がかなり必要です。
今回作成したスクリプトは、テキストファイルを読み込んで、各行ごとに
音声化しmp3ファイルを一気に作成するものです。
VOICEBOXは、ローカルPC内でのAPIの利用ができますので、
それを利用して作りました。
以下のようなUIをもったツールになります。

VOICEBOX meno(キャラクターなし)に対応
voiceboxには、「voicebox meno」というバージョンがあります。
voiceboxの方は、キャラクターがあり、キャラクターごとに利用規約があります。また、"「VOICEBOX」利用"という表記は必要となります。
voicebox menoは、キャラクターがないので、キャラクターごとのクレジット表記は必要ありません。ただし、音声を利用する時は、"「VOICEVOX Nemo」利用"という表記は必要になります。
つまり、「VOICEBOX meno」の方が、キャラクターがないぶん、面倒なく使えるということになります。
使いやすいようにWEBツールとしてのUIにしました
話者の選択、速度、声の高さなどを選択でき、
直接テキストをテキストエリアに書いてもいいし、
ローカルPCにあるテキストファイルを指定してもよいです。
また、出力フォルダや出力ファイル名も指定できるようにしました。
動画台本のナレーションテキストを一気にmp3にする方法
話者、スピード、高さを選択します
テキストエリアでなにか適当な文章を入れて、「変換開始」し、作成された音声ファイルを聞いて、喋り方などを確認します。
テキストファイルの方を選択し、ナレーションのテキストファイルを選択します。出力フォルダや出力ファイル名を指定します。(指定ない場合はデフォルト指定になります)
「変換開始」を押して、すべて完了するまで待ちます。
指定のフォルダに複数の音声mp3が作成されています。
Pythonで作製されています。FlaskでWEBツール化しています。
ローカルPCでPythonが利用できることが必要となります。
スクリプトのライブラリのimportで必要なものをpip installしてください。
以下が標準に入っていないので、pip installが必要です。
pip install requests
pip install flask
pip install pydub
収録ファイルは以下の2つです。
voicebox_flask.py
templates/index.html
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