【絶句】楽天モバイル大赤字→楽天、倒産...?今さら聞けない大まかな流れと未来をAIがフル稼働で導き出した結果...。【AIのお悩み相談ラボ #27 】
はじめに
こんにちは。
今回は、AIツールがどこまで未来を見通せるのかを検証してみたいと思います。
検証結果は先になりますが、「あの時のAI予測の精度はコレくらいだった」と知るための1つの材料となれば面白いとは思いませんか?
今回取りあげるテーマは『楽天のモバイル事業は成功するか』です。
「楽天、倒産か?」
「モバイル事業、撤退しよ?」
など、近年いろいろ囁かれています。
私自身、永らく楽天経済圏の恩恵を受けているので、自分の悩み(?)として今回は楽天の今後についてAIに占っていただきましょう。
今さら聞けない大まかな流れもチェックできますので、ぜひ最後までお読みください。(この記事のスキとフォローもお願いします🙇♀️)
楽天の未来と挑戦
楽天グループは、2023年12月期第2四半期決算を発表し、売上高は前年同期比9.5%増の9728億円、営業損益は1250億円と、引き続きの赤字決算となりました。
ただし、楽天モバイルの業績が大幅に改善し、秋には反転攻勢に転じる見通しを示しています。(詳細は楽天グループ株式会社の2023年度決算短信・説明会資料をご覧ください)
国内戦略とライバルの出現
楽天はオンラインショッピングモール「楽天市場」を成功させ、その資本をもとに新たな分野への進出を図りました。しかし、楽天の経済圏が国内に留まる限界を感じ、楽天は次なる戦略を模索する時期に入りました。
この時、楽天のライバルとして携帯電話大手の「ドコモ」「KDDI」「ソフトバンク」が登場しました。これらの通信企業も経済圏を展開し、顧客にポイント、カード、銀行などのサービスを提供するインターネット上のエコシステムを構築していました。
仮想ネットワークとテクノロジーの登場
楽天の成功を追求するうち、楽天はインドのビジネスマンであるアレック・アミン氏と出会います。彼は完全仮想化クラウドネイティブモバイルネットワーク(以下、仮想化ネットワーク)という新たなテクノロジーを提案し、これが楽天の経済圏戦略に大きな影響を与えることとなりました。
仮想化ネットワークは、基地局をハードウェアとソフトウェアに分離し、汎用の機器を使用してソフトウェアをアップデートすることでコストを削減。高速な技術導入を可能にするものでした。
これにより、楽天は競争力を保ちながら、低価格の通信サービスを提供することができるようになりました。
価格競争と経済圏の拡大
楽天はこの新たなテクノロジーを活用し、低価格の携帯通信サービス「楽天モバイル」を展開しました。これにより、従来の携帯キャリア3社による寡占状態に風穴を開ける形となり、通信料金の価格競争が激化しました。
楽天は経済圏を拡大し、顧客に統合されたサービスを提供する戦略を推進しました。
覇権争い:楽天モバイルは通信大手に挑戦できるか?
電気通信の世界において、日本市場は新たなプレーヤーの台頭と技術の進歩により、大きな変貌を遂げつつあります。
ここからは、楽天がモバイルネットワーク業界に参入するまでの物語を掘り下げ、そこで展開された戦略、課題、潜在的な成果を探ります。
楽天のモバイルへの野望の高まり
楽天のモバイル・ネットワーク事業への参入は、単に新たなプレーヤーを市場に送り出すということではなく、独自の経済エコシステムを確立するための戦略的作戦でした。auやソフトバンクといった他キャリアによる経済圏の侵食に対抗するため、楽天は電子商取引と金融サービスを活用し、包括的な経済圏を構築しました。
このアプローチは、競合他社にシェアを削られるのを防ぐことを目的とし、"経済圏戦争 "という概念を生み出すことになります。
経済エコシステムの防衛
経済のエコシステムを守る必要性から、楽天はモバイル・ネットワーク事業への参入という大胆な決断を迫られました。この決断は、経済的な縄張りを守る唯一の方法は、独自のモバイル・インフラを構築することであると認識したことによります。
仮想ネットワークと楽天の戦略
この激しい競争を勝ち抜くため、楽天は独自の戦略、仮想化ネットワークを考案した。
この革新的なアプローチは、テクノロジーを活用して現状を打破し、競争の土俵を平らにすることを目指しました。総務省の支援を受けて、楽天モバイルはMNO(移動体通信事業者)への道を歩み始め、通信王への挑戦を宣言したのです。
破壊的なPayPayの出現
しかし、楽天が歩んできた道にハードルがなかったわけではありません。
2018年、ソフトバンクの積極的なプロモーションに後押しされたPayPayの登場は、決済システムの新時代の幕開けとなりました。
クレジットカード優位からQRコードベースの決済への移行は、特に若い層の間で急速に支持を集めました。PayPayの若者層への浸透は、主に若い消費者層の影響を受けていた楽天の経済圏にとって大きな挑戦となった。
QRコードバトルと楽天の対応
QRコード決済の戦いは、PayPayがかなりの市場シェアを獲得し、LINEPayと統合して強力な連合を形成したことでエスカレートしました。この連合は楽天の経済的優位に対抗することを目的とし、QRコード決済サービスを中心に競争が激化していきました。
戦いの場はクレジットカード会社からこうしたデジタル決済プラットフォームに移り、楽天の牙城をさらに脅かすことになったのです。
予期せぬ挑戦
楽天が経営資源を総動員してこれらの課題に立ち向かう中、予期せぬ障害が立ちはだかりました。
2020年にはCOVID-19が流行し、サプライチェーンが寸断され、人員配置に支障をきたし、半導体価格が高騰した。楽天の基地局増設計画は遅延と挫折に見舞われました。その結果、楽天は戦略を見直し、守りの姿勢を取らざるを得なくなったのです。
政府の圧力と手頃なプラン
楽天の課題は、日本政府の介入によってさらに悪化します。
菅義偉首相は携帯電話料金の引き下げを推し進め、大手キャリアに費用対効果の高いプランを導入するよう迫りました。このイニシアチブは消費者にとっては有益ではありましたが、楽天独自の価値提案である手頃な価格のモバイルサービスに影響を与える結果となりました。
楽天の最後の希望:プラチナバンドとシンフォニー
楽天の好転への希望は、プラチナバンドの活用と楽天シンフォニーの拡大という2つの重要な要素にあります。
プラチナバンドは、通信の周波数帯として利用価値が高く、大手キャリアと楽天の間で争点となりました。
最終的に妥協が成立し、楽天は自社サービスを運営するために周波数をシェアすることに決定します。この帯域は接続性の向上を約束するものであり、楽天の競争力にとって極めて重要になります。
楽天シンフォニーグローバルなビジョン
画期的な技術である楽天シンフォニーは、計り知れない可能性を秘めています。この仮想化ネットワークは国内通信に革命をもたらしただけでなく、世界規模でも注目を集めています。
楽天は、この画期的なコンセプトを国際市場に輸出する意向で、世界の通信事情を再構築する可能性を秘めています。
岐路と分岐するシナリオ
現在、楽天は極めて重要な岐路に直面しています
楽観的なシナリオは、楽天が目標を達成し、経済圏を拡大。そして、世界市場に打って出るというものになります。
果たして今後、楽天はどのようになっていくのでしょうか?
ここからはChatGPT、Bing AI、Google Bardが楽天の未来を予測します。
最先端AIが予測する!楽天モバイルの今後【ChatGPT、Bing AI、Google Bard】
ここまでお付き合いいただきありがとうございます。
楽天の現在までの流れを何となく理解していただけたと思います。
さて、ここからはChatGPT、Bing AI、Google BardのAIツールをフル稼働し、それぞれの見解を示してもらいます。
上記の楽天についての話を、もう少し短くした文章(=“上記の内容”とする)を各AIに読み込ませ、楽天モバイルの事業の成功率を予測してもらいました。
回答は以下のとおり。
Q1.上記の内容を理解したうえで、楽天モバイルの成功率はどのくらいありますか?(Bing AI回答)
Bing AIは「楽天モバイルの成功率は、かなり高い(条件付き)」と回答しました。
続いてはChatGPT(GPT-4)の回答です。
【ChatGPTの回答】
ChatGPTは、「正確な成功率を予測することは困難」と結論づけました。
もう少し予測してもらうため、質問を追加します。
Q2.「楽天の成功は、さまざまな複雑な課題と、競争的でダイナミックな市場をナビゲートする能力にかかっています。」とありますが、現状の楽天にはこのナビゲートする能力があると思いますか?また、ナビゲート機能がある場合、楽天モバイル事業を成功させる確率はどれくらい上がると思いますか?【ChatGPT】
いろいろ成功するポイントを挙げてはくれましたが、やはり「予測は困難」という感じですね。
つづいては「Google Bard」の回答です。
【Google Bardの回答】
Google Bardは成功と失敗のパターンを挙げたうえで、最も確率が高いと思われる「劇的な成功は望めないけど、まあまあ上手くいくんじゃね?」という予測を提示しました。
質問を重ねます。
Q3.「最も可能性の高いシナリオ: 楽天は一定の成功を収めるが、楽観的シナリオほど劇的な成功は収めない。通信業界のニッチ・プレーヤーとなり、技術革新を続けるが、メジャー・プレーヤーにはなれない。」と答えてくれましたが、このシナリオは現状でどれくらいの確率だと考えられますか?1つの見解として回答してください。【Google Bard】
最も可能性の高いシナリオだと思わせる要因の内容を、詳しく提示してくれました。個人的にはGoogle Bardの回答の仕方が一番わかりやすく、良い回答のように思えました。あなたはどう思いますか?
まとめ:AIの進化、ヤバい
いかがでしたか?
今回は、AIツールがどこまで未来を見通せるのかを検証するために、楽天モバイルの今後について各AIツール(ChatGPT、Bing AI、Google Bard)を利用してみました。
この予測が当たっているかどうかの答えは、数年後になるかと思います。
個人的に、各AIツールを使いながら「回答の仕方が、かなり適切になった」と実感しました。
私は今年のあたま(2023年1月)に初めてChatGPTに触れ、無料分のクレジット(API)をギリギリ消費するくらい使い倒していたのですが、あの頃に比べてずいぶんと精度の高い回答を提示するようになったと改めて思いました。
前はもっと文章生成が重複&破綻していて、添削は必須でしたが、今は手を加える必要もない精度の文章が仕上がるようになってきている気がします(もちろん完全ではないけど)。
半年でこれほど進化していると、来年はどのくらい進化しているのだろうか⋯と楽しみになりました。
もし、今回のように我々一般人が誰でも簡単にAIに予測を促し、更にその精度が高く導き出せるとしたら、どのような社会になるのでしょうか。
その時、あなたはAIをどのように利用しますか?
ぜひ、コメント欄でお知らせください!
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