泣いて、泣いて、出してしまおう
買い物にいってうっかり彼の姿を見てしまった私。
それ以降考えないように紛らわせてみたけれど反対にずっと考えてしまう。挙句の果てに食事もまともにのどを通らなくなってしまった。
部屋に籠って、片っ端から失恋ソングを検索して、
嗚咽が我慢できないほど肩を揺らして、ぼろぼろ泣いた。
泣いたら泣きつかれて知らないうちに寝ていた。
前回の涙は「失恋して悲しいという事実と向き合った」涙
今回の涙は「彼の中から私への感情が無くなることの寂しさ」の涙だと思う。
私はここまで自分の涙を理