合格発表前夜と存在証明

ずっと今まで親に言われたことに従ってきた人生だったような気がする。
初めて自分で決意して、突き通したいと思った。誰にも邪魔されたくなかった。僕が僕であることの証明がしたかった。この存在を証明したかった。あわよくばこれが誰かの背中を押せればいいと思った。
こんなクソみたいな世界に生まれて、思うようにならないことばかりの人生だった。好きなことを好きということも許されず、両親が引いたレールの上をただ歩き続けてきた。正直な話めちゃくちゃ怖い。でももうここまできたら突き通すしかないと思った。
自分より年下の子達の面倒を見ることで、自分の存在を少しでも確かにできればよかった。
ずっと誰かに許されたかった。その誰かが自分であることなんてとうの昔から理解してた。でも自分を持つのが怖かった。
きっと僕は誰よりも負けず嫌いで、プライドが高くて、正しく助けても言えなかった。ずっと誰かになりたかった。
誰かの選んだ道を進んでいけば自分が傷つかずにすむから。
やっと自分のやりたいことが見つかった。まぁ身内には反対されたけど、それでもみんながいればそれでいいと思った。
あなた達が言ったなんでもない言葉にずっと救われてきた。
本当は僕が誰かの居場所になりたかった。ずっと無理だと思ってた。でも、みんな僕の名前を呼んでくれた。それだけでちゃんと見てくれてるんだって嬉しかった。
僕、みんなが思ってる以上にみんなのこと大好き。
それがただ利用されてるだけでも、あなたのためになるならそれでよかった。
だからどうか、もう少しでいいから僕の名前を呼んで。それだけできっと頑張れるから。
こんな出来損ないを姉をしたってくれてありがとう。
みんなのささいな一言で全部救われたきた。それだけで頑張れた。本当にありがとう。
だからこそちゃんとちゃんとみんなに恩返しがしたい。
僕のはkいた些細な言葉があなたの背中を押せるならそれより嬉しいことってないと思う。
だからもうすこしだけ背中を押して欲しい。きっと最善の結果を大好きなあなたたち見届けられますうように。

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