愛が冷める頃

息が出来なくなっていった
泣くこと以外出来なかった
自身の醜さ・愚かさ・出来なさに打ちひしがれた

一人では生きていけないのに一人になりたがって 誰にも頼れなくなっていった
どうにも。
生きづらい。

頼ったところでなんにも変わらない
知っている もう。
そんなことはとっくの昔に痛いほど感じた  


愛がここにあって。
貴方が息をしてるから生きてみようと思っていた。  
ずっとそうやって生きてこうと思っていた
それすら辛くなった
生きていることが苦しくて。


なんであなたが生きているのだろう     
死んでしまったらあたしだって死ねるのに

そんなことすら考えてしまった
絶対に失いたくないのに、でもそれくらい苦しんでいた  

貴方が死んでしまうこと
私より先にも 後にも死なないでほしい  
ずっと貴方と貴方の言葉と共に生きていきたい

それだけなの

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