【試行錯誤】AIに童話のような物語を書いてもらうには?
今回はしらせさんが無料で使えるChatGPT(GPT3.5)で童話を書いてもらおうと試してみた記事になります。
今回の記事のまとめ
事前にしっかりとしたプロンプトを考えるのではなくChatGPTの応答を受けて適宜「こうしてほしい」と修正していく形としました。
現時点での結論から言うと「途中から方針転換させても良さそう。ただし、指示する人のセンスに左右される。」という印象を受けました。
ありきたりな感想ですが「使う人間が上手いとAIは活用できる。」ようですね。
まずは考えなしにやってみた
わたし「童話を作るアイデアを一緒に考えてください。 内容は擬人化した動物と無機物の心あたたまるストーリーにしたいと思っています どんなペアが考えられるかいくつか例示してください。」
ChatGPT「素敵なアイデアですね!擬人化した動物と無機物のペアで考えると、以下のようなペアが考えられます:
うさぎと時計: 時計の針が壊れてしまい、うさぎが時間を追いかけて修理を手伝う物語。お互いの弱点を補いながら、絆を深めていく様子が描かれる。
猫と椅子: 椅子が古くなってしまい、猫がそれを捨てられないと思い込んでしまう。猫が椅子のために特別なクッションを縫ったり、修理したりすることで、お互いの大切さを気づかせる物語。
犬と玩具: 玩具の犬が壊れてしまい、本物の犬がそれを励まし、修理する。玩具の犬は自分が大事にされていることを実感し、本物の犬との友情を深めていく。
これらのペアを使って、心温まるストーリーを作ることができます。」
微妙かな?と思って少し様子を見た
どうも今回はChatGPTは「生物が無機物を直す」物語を作りたがっているように見えます。ウサギと時計というのは不思議の国のアリスっぽいですね。正直、あまりぱっとしないなぁと思いました。
もう少し様子を見たいので、お互い似たもの同士だとどうなるだろう?との発想から「馬とバイク」(どちらも走るのが得意そう)という提案をしてみました。
わたし「OK!例えば「馬とバイク」だとどの様な話が考えられますか?」
ChatGPT
「馬とバイク」のペアであれば、興味深いストーリーが考えられますね。
物語は、田舎の小さな町で暮らす馬とバイクが出会うことから始まります。最初は互いに違う生活を送っている二つの存在ですが、ある日、バイクが壊れてしまい、近くの馬小屋に運ばれます。馬はバイクを見て、興味を持ちます。バイクは自分が修理されるのを待っている間、馬に自分の旅の話や冒険のエピソードを語ります。
徐々に、馬とバイクの間に友情が芽生えていきます。馬はバイクが旅する風景に憧れ、バイクは馬の自然との調和に触れ、お互いの世界に興味を持つようになります。バイクが修理され、再び旅立つ準備が整ったとき、馬は自分もバイクと一緒に冒険に出たいと思い始めます。
最終的に、馬とバイクは共に冒険に出ることを決意します。馬はバイクの背中に乗り、バイクは新たな風景を求めて走り出します。この冒険の中で、お互いの違いを尊重し合いながら、新たな友情と絆を築いていくのです。
ちょっと良くなったように見えます。が、そこは馬にも走ってもらいたかったので、具体的に最後を変えるように指示しました
具体的に指示してみた
わたし「この物語を、バイクは単独で走れる設定にして、お互い並走するラストに作り変えてみてください。」
ChatGPT「(途中まで省略)ある日、馬は勇気を振り絞り、バイクに付いていく決意をします。バイクは喜んで馬を迎え入れ、町の外へと走り出します。馬とバイクは並走し、一緒に新しい景色を見ながら冒険します。お互いの世界を尊重し合いながら、友情と絆を深めていくのです。そして、物語は二人が並走しながら未来へ向かう姿で幕を閉じます。
ちょっと良くなったかな? とりあえずこの方向で一つ絵本みたいな形にしようと思います。今回の記事はここまで。
おわりに
これまでに3つほど記事を書きましたが、想像以上に多くのスキ!をいただいて嬉しい限りです。ありがとうございます!
これからも気の向くままに更新しますので、ぜひぜひよろしくお願いしますね。