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身体の不思議!血液の役割その2

血液循環は細胞へを述べてみたいと思います

心臓から出発して、酸素や栄養素は動脈系を通り、毛細血管迄たどり着きます。
毛細血管の周囲にある細胞には、酸素や栄養素等はどのようにして届くのかをみていきたいとおもいます。

理解したいのは、毛細血管と細胞はくっついてはいないのです。
毛細血管と細胞は、お互いの間にある「組織液(細胞間液)」を介して、物質を交換しています。

通常血液に溶け込んでいる分子量の小さい物質(酸素、糖、脂質等)は、その一部が動脈側の毛細血管の小孔を通過し、組織液を経由し、細胞に入っていきます。

今度は、細胞からは細胞でエネルギーなどと共に放出された二酸化炭素や老廃物等が細胞から放出され、組織液を経由して、静脈側の毛細血管に吸収されていきます。

毛細血管に吸収されなかった余分な水分、老廃物、タンパク質などの分子量の大きいもの、細菌やウイルス等の遺物などは毛細血管より太い毛細リンパ管に吸収されます。

このように、組織液により分子量の大きいもの、異物などは毛細リンパ管に、あるいは、静脈側の毛細血管に吸収されます。組織液により、交換が行われているのにはいい塩梅があるのかなと思ったりします。(これは私見)

通常、毛細血管から組織液から毛細リンパ管の間で水分の出し入れがうまく
行われています。この水分量に異常が起これば、それが浮腫(むくみ)になります。この状態は、組織液の水分が過剰に溜まって腫れた状態の事を言いますが。

肝機能と腎機能の低下が関係しています。血液中のアルブミン量が減少する
低アルブミン血症になると、膠質浸透圧が低下するため、組織液から毛細血管(静脈側)に戻ろうとする力が弱まり、むくみが生じやすくなります。

低アルブミン血症の要因は、肝臓でのアルブミン産生量低下や腎臓機能低下によるアルブミンの尿中への排出量の増加が考えられます。立ち仕事やデスクワークなどによる一時的なむくみではなく、慢性的にむくみが起きている場合は肝機能、腎機能をチェックしてみてください。

私たちの身体の大部分は、お水です。いい水を飲む習慣も付けるといいと思います。電気分解された水は、クラスターが小さいので身体を洗い流す感覚で飲まれる方が増えています。私も、良い水を飲んでいます。皆様も体にいい水を飲まれることをおすすめします。

次回は、血液と重要な臓器心臓についても、少し述べていこうと思います。


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