メルカリ謝罪劇✍🏻利用規約改定が“改悪”と誤解されたその影響

# メルカリの利用規約改定に関する混乱と謝罪

2025年1月15日、フリマアプリ「メルカリ」の公式X（旧Twitter）アカウントが、購入者のクーポン利用に関する利用規約の改定について謝罪しました。この謝罪は、14日に発表された改定内容が誤解を招いたためです。特に、クーポンを利用した場合の出品者の売上金に関する部分が注目を集め、SNS上では「メルカリ改悪」というトレンドが生まれました。

改定内容の概要

メルカリは、2025年1月29日付けで「メルカリ利用規約」や「メルペイ利用規約」などを改定することを発表しました。特に、第16条の「割引券が利用された場合の取扱い」に関する変更が大きな話題となりました。改定後の内容では、購入者が割引券を利用した場合、出品者が得る売上金が変わらないことが明記されています。この点について、メルカリは「購入者のクーポン（割引券）利用有無によって、出品者が得る『売上金』が変わることはございません」と説明しています。

誤解の背景

規約の改定前には、「割引券による割引金額相当分を、販売手数料から減額する」との文言がありましたが、これが削除されることで、購入者が割引券を使った場合、出品者の売上金が減るのではないかという不安が広がりました。このため、SNSでは「メルカリ改悪」との声が上がり、多くのユーザーが疑問を呈しました。

【物議をかもした規約の変更内容】

物議をかもしたのは1月29日付で改定される規約のうち、第16条3項「割引券が利用された場合の取扱い」の一部。

従来は「割引券が商品購入に利用された場合には、当該商品の出品者は、販売価格から、利用された割引券に表示された金額又は割合を割引いた金額を、当該商品の商品代金とすることに予め同意するものとします。かかる場合には、弊社は、割引券による割引金額相当分を、販売手数料から減額するものとします」と記載されていました。

ですが新たな規約では「割引券が商品購入に利用された場合には、当該商品の出品者は、 販売価格から、利用された割引券に表示された金額又は割合を割引いた金額を、当該商品の商品代金とすることに予め同意するものとします」と変更。「割引券による割引金額相当分を、販売手数料から減額する」という一文が削除されていたことへの反応です。

メルカリの謝罪

メルカリは15日の朝に改めて公式Xで「誤解を招いてしまい申し訳ございません」と謝罪し、改定内容についての説明を行いました。出品者の売上金は販売価格に基づいて計算され、クーポン利用によって影響を受けることはないと強調しました。この説明に対し、一部のユーザーからは「安心した」との声が上がる一方で、改定の理由に対する疑問は依然として残っています。

まとめ

このような重要な規約改定について、私たちユーザーは常に注意を払う必要があります。メルカリのようなプラットフォームでは、規約の変更が私たちの取引や利益に直接影響を与えることがあります。しっかりと情報を確認し、自分の権利を守るために積極的に意見を発信しましょう。今後もメルカリの動向を注視し、必要に応じてフィードバックを行うことが大切です。

メルカリを利用する皆さん、今後も自身の取引が安心・安全であるように、規約改定に関する情報に敏感でいてください。あなたの声が、より良いサービス作りにつながるかもしれません。