AI競馬予想 朝日杯フューチュリティステークス 反省会 AIスコア3.1.4位で決着!
AIスコア3位、1位、4位で決まりました。2着入線のセリフォスのAIスコア0.784は非常に高い数値で軸としては大変信用できるものでした。2位のジオグリフの0.664も大変高い数値でしたが、後方からの進んで追い込むも届かずの5着でした。ただ軸がしっかりしていたので、セリフォスからAIスコア5位までに流せば3連複は簡単でした。先週の阪神JFは1着がスコア3位、2着にスコア7位、3着が1位と2着に穴が入ってしまって外してしまいました。基本的にスコア1位の数値が0.6を下回っていたので、見送りレースでしたが、こういうケースではスコア下位の馬が割り込むことが多いと言えましょう。
※「傑出した数値の馬が不在=混戦」という構図です。
今週の朝日杯はセリフォスのAIスコアが傑出しているので、AIスコア上位馬同士で決まると思いました。
ただ朝日杯は事前に色々な情報が入ってきて迷った方が多かったと思いますので、その点について少しコメントします。
どうも今年は前走1400mを逃げ・先行して好走した馬が4頭出走していた為に、ハイペースになると判断する専門家が多く、昨年の同レースの1000m通過が56秒9と速かったことも重なり、比較的ゆっくりとしたペースのマイル戦を勝ってきたセリフォスの評価が断然とはなりませんでした。そして緩いペースしか経験していない前走1800m戦の馬の評価にも疑問符がつき、逆に前走1400mの速いペースを経験した馬は押えなければという心理も働いたと思います。(最終的にはあれもこれもと押える馬が増えて買い目が多くなってしまう。)
ただ実際のレースは1000m通過58秒3と前年よりはかなり遅く、セリフォスを除いて前走1800mの馬が1.3.4.5着を占める結果となりました。結局前走1400mの馬は5着にすら残れなかったのです。セリフォスのレース序盤の動きを見れば、もう少しレースが流れてくれた方が良かったことは判りますよね。
ジオグリフはペースが速く追走に苦労したと評価する方もいますが、私は当日のテンションが高く、ルメールはあの位置の競馬を選んだのではと思います。だからこの馬ももう少しペースが速ければ馬券圏内に入ってきたかもしれません。(AIスコア2位は間違っていないと思います。)
AIは個別のレースのペースは考えていません。でも人間は入ってくる情報で勝手にペースを想定して予想を組み立ててしまいます。(完全に認知バイアスですね?)そしてその予想自体に含まれる矛盾は都合よく無視されます。
私自身セリフォスからAIスコア上位に流す予定も、前走1400mを使ってきたオタルエバーやトオシンマカオを買い足そうとして、ハッと気づきました。自分は勝手にハイペースになった場合の押さえを選んでいるが、オタルエバーやトオシンマカオンのAIスコア6.7位ですが、5位のドーブネとのAIスコアは0.25以上も低くて信用はできないと判断して買い目から外しました。
有馬記念は前走逃げ切りのタイトルホルダーやパンサラッサが出走するので、ハイペースになることを前提にした予想をする専門家が出てくるかもしれません。クロノジェネシスはハイペースよりもスローペースの方が得意と既に発信している専門家の方も存在します。
ただペースは蓋を開けてみないと解りません。純粋に馬の能力で予想をするのが王道だと自分に言い聞かせて、AIスコアを信じたいと思います。
※ペースはどうにもならないのである程度は運に任せるべきだと考えます。すべてのペースに合わせて馬を選んでいてはキリが無いですよね。
競馬の予想は自己認知バイアスとの闘いですね。
有馬記念も頑張りましょう!