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2021年3月7日、息子達が誘拐されました(ハーグ条約非加盟国)3

3月7日、息子達が夫に誘拐されたと分かってから、夫からメールが。
「息子達は私と一緒にいるから安全だ。でも、アメリカの裁判所で真実を述べ、正しいことをしなければ、子供達はあなたに一生会えないだろう。」そしてこうやって裁判所で述べろと長文のメールが。
(アメリカでの離婚裁判の件は、また別の記事でまとめます。)

私は夫からのメールの内容には触れず、電話ください。子供達と話したいと送ると、「私が送ったメールは見たか?これが最後のチャンスだ」と。それでも、子供達と話をさせてとメールをすると、「何度も言うが、もう私たちは日本から出た。だから裁判所で真実を述べろ。あなたは嘘つきで泥棒だ。あなたは財政支援が欲しいから子供達が欲しいだけです。もし3/12までにアメリカの裁判から私の名前を消さなければ、子供達に会えないでしょう。」

本当に呆れる。夫の中では常に自分が正しいと思っていて、平気で嘘をついて、それが彼の中では真実になっている。まともに対応しても敵う相手ではない。

3月8日の早朝、外務省領事局ハーグ条約室宛に事情説明と助けてもらえないかとメール。業務開始時刻に電話し、もし子供達がハーグ条約非加盟国に移動していた場合に、救済方法がないか確認。外務省担当者からは、ハーグ条約加盟国であれば、連れ去られた子供の返還手続きのお手伝いができるとのことだが、非加盟国では何もできませんと。でも、もしかしたら息子達の居場所が分かれば、外務省の地域課が邦人保護で動けるかもしれないと。

息子達のパスポート情報が分かれば最終目的地が早く特定できるかもしれないと思い、去年12月にアメリカから日本へ帰国した際にJALを使ったので、情報をもらえないかと思いJALへ連絡。警察からの依頼であればパスポート情報を渡すと回答をもらい、どの電話番号に警察から電話をかけてもらえば良いか確認すると、その電話番号は一般の方にはお教えできませんと。ですが、警察の方でしたら、その連絡先がわかるはずです。と言われたので、そのまま担当の警察官へ連絡。すると、その警察官からの回答は、「参考にさせてもらいます」だけ。警察からの電話一本だけで、渡航先が分かるかもしれないし、渡航先が分かれば外務省が助けてくれるかもしれないと伝えても、「参考にさせてもらいます。私たちは私たちのやり方で動いてますから」と。警察はまだ家からどこへ行ったのか調べている段階。

でも息子達のipadはもう息子達は日本にいないと言ってるのに。


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