Ai

「日本人出しちゃだめ」 3年間のアメリカ生活を経て様々な問題と遭遇し、そこで学んだこの言葉。国際結婚を考えている方、国際離婚を考えている方、そしてひとり親の方が、問題と遭遇した時に私の経験が何かお役に立てればと思います。

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「日本人出しちゃだめ」 3年間のアメリカ生活を経て様々な問題と遭遇し、そこで学んだこの言葉。国際結婚を考えている方、国際離婚を考えている方、そしてひとり親の方が、問題と遭遇した時に私の経験が何かお役に立てればと思います。

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  • 息子達が誘拐されました

    2021年3月7日、息子達が誘拐されました。現在進行形の実話を綴ります。

最近の記事

2021年3月7日、息子達が誘拐されました(ハーグ条約非加盟国)7

現地時間の12日、ナイジェリアチームは即座に行動に移してくれた。警察に届出をするのに、私からの状況説明と捕まえて欲しいという声明文と、アメリカのコートオーダーを手に警察へと向かってくれた。警察からの回答は保護するのに、息子達のパスポートのeコピー(デジタルコピー)が必要だと。 日本時間では13日土曜日になってしまっていて、外務省に連絡するも確認できないと。以前利用したJALは警察からの電話であればお答えしますと月曜日の段階で言われていて、警察からJALに電話で確認してほしい

    • 2021年3月7日、息子達が誘拐されました(ハーグ条約非加盟国)6

      3月10日の夜、夫から返信があり。 「私は交渉の為に子供達を連れ去ったのではない。」と長文のクレーム。でもその内容はどれも彼の勝手な視点で書かれたものでした。また、英語の環境があるここアフリカで教育を続けることは、日本で暮らすより子供達にとって良い人生になるだろうと。いつでも彼らに会いに来ても良い。と子供達を親権のある私の元へ戻すことを拒否した。 このメールを受け取った時、私は娘と寝ていて、夜中に目が覚めると大量のメールが。アメリカにいる私の弁護士がこのメールを見た後すぐに

      • 2021年3月7日、息子達が誘拐されました(ハーグ条約非加盟国)5

        3月9日夜、シンガポールに住む友人が連絡をくれた。息子達の居場所がわかっているなら、LOCOTABIという現地に住む方にお仕事を依頼するサイトで、ナイジェリアに住む日本人にお願いして、息子達が今安全なのか写真を撮ってきてもらったら?と。その発想は無かったので早速アブジャに住んでいる人が居ないか調べるも、残念ながらいなかった。 その後、娘を寝かしつけた後にアメリカの弁護士とミーティング。夫に誘拐されたと緊急裁判の申し立てをすることに。でも、夫と子供達がナイジェリアにいる場合は

        • 2021年3月7日、息子達が誘拐されました(ハーグ条約非加盟国)4

          3月8日、息子達のiPadの位置情報を再度チェックすると、ナイジェリアのとあるホテルにピンが立ちました。息子達の滞在先が分かって一安心。早速外務省へ連絡すると、ナイジェリアはハーグ条約非加盟国だから何もできません。ですが、地域課で邦人保護ができないか確認してみます。と。 その後、警察官二人が自宅にきました。今の警察では夫と子供達を行方不明者として登録することしかできないと。そしてこれはあまり効力が無いと。また、夫からのメールを読むと、夫婦間のいざこざなのかな?と思い、私にも

        • 2021年3月7日、息子達が誘拐されました(ハーグ条約非加盟国)7

        • 2021年3月7日、息子達が誘拐されました(ハーグ条約非加盟国)6

        • 2021年3月7日、息子達が誘拐されました(ハーグ条約非加盟国)5

        • 2021年3月7日、息子達が誘拐されました(ハーグ条約非加盟国)4

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          2021年3月7日、息子達が誘拐されました(ハーグ条約非加盟国)3

          3月7日、息子達が夫に誘拐されたと分かってから、夫からメールが。 「息子達は私と一緒にいるから安全だ。でも、アメリカの裁判所で真実を述べ、正しいことをしなければ、子供達はあなたに一生会えないだろう。」そしてこうやって裁判所で述べろと長文のメールが。 (アメリカでの離婚裁判の件は、また別の記事でまとめます。) 私は夫からのメールの内容には触れず、電話ください。子供達と話したいと送ると、「私が送ったメールは見たか?これが最後のチャンスだ」と。それでも、子供達と話をさせてとメール

          2021年3月7日、息子達が誘拐されました(ハーグ条約非加盟国)3

          2021年3月7日、息子達が誘拐されました(ハーグ条約非加盟国)2

          3月22日、ナイジェリア大使館へ行った帰りの電車でこの記事を書いています。なかなか思い通りに進まず、ため息が止まらない。でも、今出来ることをしよう。 3月7日の朝、夫の携帯へテレビ電話をかけるも出ない。その後に、「We’re almost done with soccer. See you guys later」のメールが。でもお昼になっても帰って来ないので、電話すると今度は留守番電話に。 なんだか胸騒ぎがして、パスポートを探すと私と子供達のパスポートが全て無くなっていた

          2021年3月7日、息子達が誘拐されました(ハーグ条約非加盟国)2

          2021年3月7日、息子達が誘拐されました(ハーグ条約非加盟国)1

          お昼になっても帰ってこない息子達。 嫌な予感がしてパスポートを探すと、家族全員分のパスポートがなくなっていた。息子達のipadが家に無いことに気づき、位置情報を確認するとドバイ国際空港にピンが立ち、私は泣き崩れた。 3月22日の午前3時、私はこの記事を書いています。 嫌な夢を見て起きてしまい、娘が寝ているこの時間に、自分にできることから始めてみようと思い書き進めています。 私がこれから綴ることは全て実話です。私の経験が誰かの助けになればと思います。 3月5日の夜、アメリカ

          2021年3月7日、息子達が誘拐されました(ハーグ条約非加盟国)1