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2021年3月7日、息子達が誘拐されました(ハーグ条約非加盟国)6

3月10日の夜、夫から返信があり。
「私は交渉の為に子供達を連れ去ったのではない。」と長文のクレーム。でもその内容はどれも彼の勝手な視点で書かれたものでした。また、英語の環境があるここアフリカで教育を続けることは、日本で暮らすより子供達にとって良い人生になるだろうと。いつでも彼らに会いに来ても良い。と子供達を親権のある私の元へ戻すことを拒否した。

このメールを受け取った時、私は娘と寝ていて、夜中に目が覚めると大量のメールが。アメリカにいる私の弁護士がこのメールを見た後すぐに、私に確認することなく、アクションを起こしてくれたのだ。彼女はナイジェリアにあるアメリカ大使館、また国際親権に詳しいアメリカの弁護士、そしてハーグ条約関係に強い弁護士、あらゆる情報を持つであろう方々へ連絡をとってくれていた。そしてナイジェリアと日本にある弁護士事務所へ連絡し、私にすぐにナイジェリアに行くようにと言った。

ナイジェリアの弁護士はすぐに連絡をくれて、私が単独親権を持っているというアメリカ裁判所命令は、ナイジェリアでも同じように適用できると。その為、私がナイジェリアに来たら裁判所と警察に届出を出すよう準備をしてくれることに。

また、私は何としても息子達と連絡を取る方法がないか考えたところ、息子達がオンラインゲームをしていたことを思い出した。でも、息子達のアカウント名までは分からなかった。その為、アメリカにいる息子達の友達へ連絡し、その友達から私が息子達とコンタクトを取りたがっているとメッセージを送ってもらった。そして息子達のアカウント名を教えてもらい、友達申請をした。すると、その申請は許可された!その時に、息子達は私のプロフィールに書かれたメッセージをきっと見たでしょう。

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そして、私は息子達にメッセージを送った。

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でも、なかなか返信はこなかった。夫が見ていたらどうしよう。そんなことを思いながらも、諦めずにメッセージを送り続けていると息子から返信が。

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どうやら息子達は、すでにナイジェリアにいると言うことが分かっていないようだ。でもあと三日後にどこかに移動してしまうようだ。wifi環境があって、ipadの位置情報の共有が解除されなければ、息子達の居場所を特定することはできる。

でも、翌日息子からきたメッセージは、

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これを読んだ瞬間、息子達が私と会えなくなると思い、怖がっていることがこのメッセージから伝わり胸が痛くなった。

とにかく早く行動しなきゃと思い、ナイジェリアとアメリカの弁護士達にこの内容を伝え、私が到着するのを待っていたら、ナイジェリアから逃げられてしまう。その前に何としても息子達を保護してくれと依頼した。

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