第49話「☆高潔の白色隊(ホワイトノーブル)☆+α」

第二章まで、お読みいただきありがとうございます。
ヨウとヒマリ…それぞれの【新しい世界】が広がってきました。

”人物紹介があれば”という感想をいただきましたので、
現時点で判明しているチカラやデータなど、まとめたものを公開いたします。

”もっとこれを載せてほしい”や”抜かりor間違いがある”など
お気づきの点があれば、何でも教えていただけると嬉しいです。

☆高潔の白色隊(ホワイトノーブル)☆

○ヒマリ・プリマナ(14)所属:暖色隊

容姿や性格:金色の髪が、腰までフワフワと伸びている。誕生日は8月2日。ヨウの幼なじみ。優しい性格で、おっとりとした部分もある。が、基本はしっかり者で、父親をよく支えている。父親想いで、自身の誕生日プレゼントも、父とお揃いのハンカチが欲しいと言っていた。ホワイトノーブルに入ってからは、激しい復讐心と恨みから、性格が暗く、キツくなっている様子。

生い立ちや現状:母親は【黒の誕生】で亡くなっている。父親のシゲル・プリマナは、明るい黄色のCOLORS(カラーズ)をもち、【黒の再来】で、ヒマリを守るためブレイズと戦闘となり、その結果死亡する。気絶から覚醒した時、ちょうどヨウが父”黒の悪魔”のチカラを発現していたため、父親を殺したのがヨウだと勘違いをする。両親の復讐を誓い、ヨウを倒すため、ホワイトノーブルに入隊する。

COLORS(カラーズ):赤みがかった黄色の黄丹(禁色)
OVER COLORS(オーバーカラーズ):コアラのマッピ

○レン・キールマン(14)所属:暖色隊

容姿や性格:一際目立つオレンジ色の髪をもつ。それ以外の背格好はヨウと似ている。明るい性格で、自信家なところがあり、調子に乗ると自分のことを「レン様」と呼ぶこともある。人懐っこい性格で、アオバに修行をつけてもらうなど、歳上によく可愛がられる。チカラが発現しないヨウを何だかんだで励ましたり、ヒマリを心配してホワイトノーブルに一緒に入隊するなど、優しい一面もある。ヒマリのことが好き。

生い立ちや現状:ジャアナの街で両親と暮らしており、元々ホワイトノーブルに憧れていたが、両親に『今はまだ入隊するのは早い』と、止められていた。ヨウやヒマリ、孤児院のメンバーと仲が良い。特にヨウとは兄弟のように育った。3ヶ月前にチカラが発現した。ヒマリの誕生日会に向かった際、【黒の再来】に遭遇し、ブレイズとヒマリと合流する。そのままヒマリ
と一緒にホワイトノーブルに入隊した。ブラックアビスでは、ホワイトノーブルに”禁色”に関する情報を流していた”内通者”だと考えられている。

COLORS(カラーズ):赤みがかったオレンジ色の赤橙

○ヒュー・ブレイズ(20)所属:寒色隊【隊長】

容姿や性格:色白の肌によく映える、キラキラな銀髪をもつ。ヨウなど歳下の子どもにも敬語で話すなど、その優しい性格やスマートな振る舞いから、「王子様」と評されることもある。常に笑顔を絶やさず、ホワイトノーブルの看板的存在として、世間に良い印象を与えている。ただ、裏の顔は冷静沈着で、戦闘中や戦闘後などに、敬語が外れ、素が現れる時もある。

生い立ちや現状:家族関係などは不明。ホワイトノーブルの3隊長の中で一番歳下。ヨウとは3年来の付き合いで、その態度から、半年前にヒマリへの恋心を見抜き、相談を受けていた。”禁色”のヒマリを秘密裏に連れ去ろうとしていたところをヒマリの父親に見られ、戦闘の末に殺害する。その後アオバやヨウとも戦闘になり、【黒の再来】の原因となった。「COLORS(カラーズ)が2色ある」、「太陽の日が落ちてもチカラがあまり落ちない」など、そのチカラに関して謎の部分が多い。また、ブラックアビスの本部に単独でいち早く攻撃を仕掛けるなど、確かな情報源を持っている様子。

COLORS(カラーズ):水色/白色。左腕に集まる。
OVER COLORS(オーバーカラーズ):イルカのノエル
勅令「ーー舞い踊れ」:水を操る
勅令「ーー舞い狂え」:氷や雪を操る
勅令放棄:水の塊を作る。短剣での攻撃。

○ガイ・ニジィール(37)所属:特色隊【隊長】

容姿や性格:大柄で、茶色の髪と、無造作に生やしたヒゲもつ。3隊長の中で「最も自分が優しい」と豪語する。その言葉通り、新人のヒマリやレンにも優しい口調で接している。

生い立ちや現状:家族関係などは不明。ブレイズのことを「ヒュー」と呼んだり、「入隊した頃は表情も豊かで、可愛かった」と発言するなど、付き合いが長いようである。

○ユンナ・チェリーナ(23)所属:暖色隊【隊長】

容姿や性格:足元まで伸びた、サラサラな赤い髪をもつ。見た目や所作が美しく、誰に対しても優しげな口調で話すため、周囲はその雰囲気に流され、背筋が伸びるような感覚を覚える。

生い立ちや現状:家族関係などは不明。ホワイトノーブル暖色隊隊長として「暖色系のチカラを極めた者」と評される。ホワイトノーブルに入隊したヒマリとレンの直属の上司となり、2人にチカラの使い方などを教える。

*+α*

◎黒の悪魔(伝承)

夜の森に巣食い、旅人と会話をした後、「恋人に、今すぐに会わせてやる。」と言って、世界の半分を更地に変えた。紅い目を輝かせ、真っ黒なモヤの中でチカラを使ったとされる。

◎黒の悪魔(【黒の誕生】)

伝承の”黒の悪魔”そっくりな「眩しいくらいに紅く輝く瞳」で、伝承のような真っ黒なモヤの中でチカラを使い【黒の誕生】で、リビ山を更地に変えた人物。人類の敵(かたき)。その姿をハッキリと見た者はおらず、【黒の誕生】の際、遠目から見た者の証言で、その背丈や体格から、成人男性だということのみ判明している。【黒の誕生】以降7年間、一切目撃情報がなかったため、【黒の誕生】の爆発で、自身も消し飛んだのではという意見もあった。しかし、ノヴァンのチカラで、「現在も生きている」ということが明かされた。

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